ネットワークビジネスを長く続けている人に必要となる考え方があります。それは、「ネットワークビジネスを続けていく過程で、人によって「バランス」が崩れていく」というものです。
このときのバランスとは、ビジネスについて「細かく考える」か「大きく考える」かのバランスを指します。
そして、「細かく考える傾向にある人」を「現実的な目標タイプ」と呼び、「大きく考える傾向にある人」を「おおらか夢タイプ」と呼んでいます。
これらのタイプには、どちらも良い部分があります。しかし重要なのは、どちらか一方に偏るのではなく、両方の「良い部分」を取り入れて、「悪い部分」を削ることです。そうすることで、ネットワークビジネスで大きなグループをつくることが可能になります。
そこで今回は、「個性をネットワークビジネスに活かす方法」について解説します。
現実的な目標タイプ
ネットワークビジネスを実践する人の中で、物事を細かく考える人は少なくありません。ここでは、そうした性格の人を「現実的な目標タイプ」といいます。
以下に、「現実的な目標タイプの特徴と長所、注意点」について解説していきます。
自分のタイプを知り、弱点を克服する
まずは、自分がどちらのタイプなのかを考えてみるようにします。このとき、先ほど述べた2つのタイプについて、もう少し深く理解することが重要です。
1つ目の「現実的な目標タイプ」は、ネットワークビジネスを進めていく上で、仕事のように「短期間の細かい計画」を練るタイプです。そのほかの特徴として、メンバーに細かく指示を出す人なら「現実的な目標タイプ」です。
一方、2つ目の「おおらか夢タイプ」は、短期間の細かい計画を立てることが少ないです。計画自体も緻密ではなく少しルーズなところがあり、「可能性や夢を多く語る」ミーティングが多いタイプです。このように、「可能性や夢を語る」ことが好きな人は、「おおらか夢タイプ」です。
実際のところ、「どちらのタイプの方が結果を出しやすいのか」と考えるよりも、2つのタイプのバランスが大事です。ネットワークビジネスにおいて「大きな成果を出してない人」は、だいたいどちらかに偏っている場合が多いです。
現実的な目標タイプの特徴
「現実的な目標タイプ」の特徴として、「1ヶ月から3ヶ月」の短期のスケジュールや計画を練るのが好きなことがあげられます。さらにミーティングでは、主に行動計画を立てます。
また「現実的な目標タイプ」は、目標が小さい人が多いです。多くの場合、「大きな目標」や「夢、ロマン」を抱くことができません。
そして、左脳派タイプが多いのも「現実的な目標タイプ」の特徴です。左脳は「理屈、理論」をつかさどります。また、左脳は「リスクや現実を考える」機能をもち、「夢、ロマン」「メルヘンな夢」を想像できません。
現実的な計画ばかりでは、人は動かない
確かに、ビジネスにおいて計画を練ることは大切です。しかし、固定概念にハマっている人の立てた計画は、現実的な計画であり「夢やロマン」がありません。そのため、このタイプの人では、人に「夢やロマン」を与えることができません。
ネットワークビジネスにおいて「夢やロマン」を持つことは大切です。「夢やロマン」の無いものに対して、人はワクワクしませんし感動もしません。実際のところ、感動のないところに行動は生まれにくいです。また、「夢やロマン」が無いとモチベーションが落ちやすく、結果的に自分自身の行動量が減ることになります。
現実的な目標タイプの長所
「現実的な目標タイプ」の長所は、マメで緻密なことです。そのため、このタイプの人は短期間の目標に対して高い能力を発揮します。さらに、雑用や事務作業がしっかり出来る人であるため、人から信頼されます。
仮に、あなたがこの「現実的な目標タイプ」の長所を保ちながら「夢やロマン」を持ち、「夢」を人に与えることが出来たとします。この場合、あなたはとても「バランスの取れたタイプ」にあてはまります。
このように、何事も現実的に考えるのが「現実的な目標タイプ」です。そして、自分が現実的に考えることで、それに合わせて周りも現実的になっていきます。実際のところ、ネットワークビジネスにおいて「夢やロマン」がないのは行動量が減ることになります。
この事態を避けるため、「現実的な目標タイプ」に当てはまる場合には、「夢やロマン」を抱くことを考えるようにしてみてください。これによってモチベーションが高まり、より多くの作業量をこなせるようになります。
現実的な目標タイプの注意点
前述したように、「現実的な目標タイプ」は、ときに目標が小さくなる場合があります。そのため相手に固定観念を植え付けてしまい、小さな目標を持たせてしまうことがあります。「夢やロマン」が無いと、人はワクワクと心が感動しにくいのです。そして、感動のないところに行動は生まれにくいのです。
現実的に考えるチームは人の夢を消すときがある
仮に、夢を持った「おおらか夢タイプ」の人が、現実的な目標タイプのチームに入ってきたとします。そうすると、時間の経過とともに夢を持った人も、現実的に考えるようになります。
固定概念ができて現実的に考えるため、「おおらか夢タイプ」はビジネスを面白く感じなくなります。その結果、グループやチームから離れていくようになります。または、自信を失くして、さみしくビジネス活動をするようになります。
「現実的な目標タイプ」には2種類ある
また「現実的な目標タイプ」の中にも、2つのタイプがあります。それは、「ネットワークビジネスをスタートしてから、徐々に現実的に考えるようになったタイプ」と「スタートの最初から現実的に考えるタイプ」です。
ここからは、2つのタイプの中で特に「ネットワークビジネスを経験してから、徐々に現実的に考えるようになったタイプ」の気をつけるポイントについて説明していきます。
系列をそろえるだけのアポ取りはうまくいかない
自分のフロント(直接のメンバー)をリクルートしていくことを「系列を増やす」「レッグを増やす」、または「フロントを増やす」と呼びます。
「ネットワークビジネスを経験してから、徐々に現実的に考えるようになったタイプ」は、このリクルート時に気をつけるべきことがあります。
具体的に言うと、「系列を増やさないといけない」「成果を出さないといけない」という気持ちを持ったときに、気をつけるべきポイントです。
アポを取る場合、本来であれば「相手にメリットを感じてもらうこと」に徹すること、または共に「ロマンのあるメルヘンな夢」を共有したいと考えて口コミをするのが基本です。
ところが「系列を増やさないといけない」「成果を出さないといけない」という気持ちが強くなると、「相手にメリットを伝えること」や「ロマンのあるメルヘンな夢」を共有することをどんどん忘れていってしまいます。
そしていつの間にか、系列をそろえるためのアポ取りになってしまいます。
成果を出すためのアポではなく、本来の目的を忘れないこと
ネットワークビジネスのアポ取りにおいて、「相手に利益を提供し、良くなってもらう」または「ロマン、メルヘンな夢を共有したい」といった思いで口コミをすると、共感を得られます。
しかし、徐々に「系列をそろえるためのアポ」「成果を出すためのアポ」になった場合、口コミが楽しくなくなります。楽しくなくなると行動量も減り、相手からの反応も悪くなります。
楽しくなくなった理由は、口コミすることを心のどこかで義務だと感じているからです。これでは、成果が伴わなくなります。
逆に、現在口コミや系列をそろえることが楽しい方であれば大丈夫です。そういった人は、義務ではなく「メルヘンな夢」や「自らの目標」をもってネットワークビジネスを取り組めている人です。
「ロマン、メルヘンな夢」を叶えるネットワークビジネス
ネットワークビジネスをスタートした理由をたずねたときに、「『ロマン、メルヘンな夢』を周りの人と叶えるためにスタートした」という人は多いです。
しかし、予定通りの目標に近付かなくなるとすぐに目標を下げてしまい。そしていつからか、当初の目標を大幅に下げた「現実的な計画」を立てるようになってしまう人もいます。
もし、このような状態になっているなら、もう一度原点に戻り、「夢やロマン」を思い出してください。つまり、スタートしたときのような夢やメルヘンな部分を思い出すのです。
「系列を増やさないといけない」という感情は、行動を起こすキッカケだけにしましょう。
このように、最初から現実的に考えてしまう人は、自ら「夢やロマン」を持ち、人に「夢やロマン」を与えられるようにしていきましょう。
また、元々「夢やロマン」を持っていたのに現実的になってしまった人は、ネットワークビジネスをスタートしたときのような「夢やロマン」を思い出しましょう。
このような気持ちの切り替えは、たとえ成果が伴っていない状況であってもやるべきです。成功した人は、成果のなかったときから夢やロマンを持ち続けています。それは、たとえ計画通りに進まないときであっても同じです。
おおらか夢タイプの特徴
ここまで述べたように、「現実的な目標をもつタイプ」であれば、過去の結果から目標を作らないで、「ロマンある目標」を持つことが重要です。一方、「おおらか夢タイプ」に必要なことは、「細かい計画を練ること」「面倒な事務作業をこなすこと」「雑用をこなすこと」です。その理由について、ここから説明していきます。
石油プラント建設と文房具屋の話
ある有名コンサルタントの話に、「石油プラント建設の仕事を任されていた人と、文房具屋さんで細かい金額を扱っていた人」というのがあります。
石油プラント設置の場合、数百億円単位の大きな金額でビジネスが進んでいきます。一方、文房具屋はエンピツ一本数百円ほどであり、おつりを十円単位で支払います。
この2つは、扱っている金額があまりにも違いすぎます。このとき、もしあなたが中小企業の経営者であれば、どちらの人を雇うべきでしょうか。
細かい計画や細かい金額にこだわる重要性
ある有名コンサルタントがいうには、「一本数百円ほどのお金を扱ってきた人を雇うべき」だそうです。その理由は、細かい計画や細かい事務作業が出来るからだそうです。文房具屋の場合、たった十円の利益をあげるために働いています。このように、少しの利益を上げるために計画を練って行動することが、とても重要になります。
一方、石油プラント設置では、億単位でお金が動きます。そのため、もしこのような人が十円単位で利益をあげる仕事を任されたら、仕事内容をバカバカしく感じることでしょう。
しかし、まだ小さな会社にとって、日々の細かい金額の利益を上げていくことは重要です。こういった理由から、細かいことが出来る人は重宝されます。
ネットワークビジネス用に手帳を持つ
ネットワークビジネスにおいても、細かい計画を練り行動に移すことが出来たら、結果は出やすくなります。
そして、そのためのツールとして、ネットワークビジネス用に手帳を持つことをオススメします。この場合、手帳に書き込む情報としては、イベントやセミナーの日程、具体的な自分の夢や3ヶ月から半年後の短期目標、長期目標、リストアップがあげられます。
何事もバランスが大切
「現実タイプ」の人の場合、夢やロマンを持ち、物事を大きく考える方がいい結果もついてきます。
その一方で「おおらか夢タイプ」の人は、ロマンやメルヘンな夢をもっているため、行動量があります。そのため、ミーティングで会社の仕事のように計画を練り、その上で行動することでタイプのバランスがとれ、大きな成果を手にすることができます。
このように自分の特徴を考えて、傾いているタイプの方からバランスを取るようにすることをおすすめします。これにより、良い結果を出せるようになっていきます。
そして、「おおらか夢タイプ」は行動量があります。ただ、それだけではビジネスは上手く進まないため、「細かい計画を練ること」「面倒な事務作業をこなすこと」「雑用をこなすこと」にも注力していきましょう。そうすることで、大きな成果を手にできます。
今回述べたように、ネットワークビジネスで成功するためには、性格別の特徴や注意点を理解しておくことが大切です。
あなたの性格に合わせて行動することで、ネットワークビジネスで成功する可能性は高くなります。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。
所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。
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