MLMとねずみ講や悪徳マルチの違いを流通形態から学ぶ

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「権利や証券など形の無いもの」を、ネットワークマーケティングを利用して広げ利益を得ることを「ネズミ講」といいます。

また、「サービス自体に価値の無いもの」を、ネットワークマーケティングを利用して広げ利益を得ることを「悪徳マルチ商法」と呼びます。

どちらも、商品の流通が目的ではなく、金銭のやり取りが目当てとなっています。そして、どちらも非常に怪しいものです。

その一方で、本来のネットワークマーケティングは、先ほどの2つのように怪しいものではありません。

そこで、ネズミ講や悪徳マルチ商法と、正式なネットワークマーケティングとの違いについて解説していきます。

ネズミ講とは

例えば、あるラーメン屋でAさんが注文をしたとします。「値段は千円だ」とラーメン屋の店長に請求され、Aさんはその店主にそれを支払いました。しかし、いつまでたってもラーメンが出てきません。

そこでAさんは「商品はまだでしょうか」とたずねると、店長は以下のように答えました。

「うちには商品はありません。そのかわり千円払える人を3人連れてきてください。その3人からもらった千円から、いくらかバックマージンをあげますので」

つまり「千円を店長とAさんで山分けしましょう」と提案してきたのです。さらに店長は「その3人の方にも、千円を払える人を3人連れて来てもらってください。3人を連れて来た人とAさんと私(店長)で山分けしましょう」と提案してきたのです。

このように、「3人が3人を連れて来て、さらにその3人が3人を連れてくる」といったことを続けていくと、いずれ日本の人口を超え、最後に残った末端の人たちは、単に千円を払って終わることになります。つまりこの仕組みでは、最終的に必ず「被害者」を生み出すことになるのです。

これは完全な「ネズミ講」になります。そして、ネズミ講は「無限連鎖講防止法」により禁止されている犯罪です

悪徳マルチとは

では、「商品が無いのはネズミ講で犯罪だから」ということで、商品をつけることにしました。今度は一杯3,000円のとてもまずいラーメンです。そしてそのやり口は、先ほどのネズミ講と同じです。

店長は、この店に食べにきたAさんに以下のように話しかけます。

「3人の3,000円を払える人を連れてきてください、そのお金を山分けしましょう」

これも先ほどと同じく、最終的には一杯3,000円のまずいラーメンを食べて終わる被害者の人たちが生まれることになります。これを「悪徳マルチ商法」と呼びます

正式なネットワークマーケティングとは

では、本当のネットワークマーケティングとは何かについて、例を用いて説明します。

例えば、Aさんはラーメン屋に食べに行きました。一杯600円で味がとってもおいしかったです。Aさんはこのラーメン屋さんを気に入り、友人のBさんに紹介することになりました。Bさんはこのラーメン屋さんに行って、同じ一杯600円でラーメンを食べ、満足しました。

このラーメン屋さんは、AさんとBさんのおかげで、本来かかるべき広告費がかからなかったので、Bさんに「食べに来てくれてありがとう」とポイントつけました。これを貯めると安くなるポイントです。

そして、紹介してくれたAさんにも「紹介してくれてありがとう」とポイントをつけました。

最終的に、このラーメン屋さんが日本の人口を超えたとき、最後の人たちは一杯600円のおいしいラーメンを食べ「食べに来てくれてありがとうのポイント」を受け取ることになります。

まとめますと、Bさんはラーメンを食べ「食べに来てくれてありがとう」とポイントをもらいます。Aさんは「紹介してくれてありがとう」とポイントをもらい、お店は広告費をかけないで食べに来てもらったことになります。この形であるならば、被害者は生まれません

むしろこの形は、どこにでもある流通の形です。

ネットワークマーケティングは流通形態の一つ

ネットワークマーケティングについて学ぶ際に、知っておきたい人物として、「健康ビジネスで成功を手にする方法」の著者で有名なポール・ゼイン・ピルツァー氏がいます。

彼は、22歳でMBAを取得し、当時世界一の銀行であるシティバンクの世界最年少役員となり、25歳で副社長に就任し、アメリカの政府経済顧問に二度も任命された高名な経済学者です。

ポール・ゼイン・ピルツァー氏は、著書の中でネットワークビジネスについて次にように述べています。「ネットワークマーケティングの業界は、まだまた成長のする余地がある。理由はアメリカのネットワークマーケティングの売り上げは、小売業360兆円売り上げにくらべて1%にも満たない」

ポール・ゼイン・ピルツァー氏は「ネットワークマーケティングは、一つの流通形態である。ネットワークマーケティングが浸透していない現状では、その売り上げが非常に少ない状況であり、本来ネットワークマーケティングの持つポテンシャルからすれば、もっと一般的になるべき流通形態である」と著書の中で記しているのです

またアメリカの大学には、正しいネットワークマーケティング(ネットワークビジネス)の普及と教育のための教科書まで存在します。

さらに一部の大企業は、ネットワークマーケティングを取り入れて、自社商品を流通させています。

流通の無駄を省く仕組み

ネットワークマーケティングでは、本来かかるはずの経費を省き、消費者にキャシュバックする形にすることで良質の製品を買いやすい価格で提供することができます

つまり、中間マージンや余分なCM広告費を省略することで、良いものを低価格で提供することがネットワークビジネスでは可能なのです。

例えば、ある洋服のメーカーが、洋服をデザインして1着あたり原価200円かかったとします。その洋服を400円で問屋さんにおろし、問屋さんは小売店に600円でおろしたと仮定します。その後、小売店は販売価格を1,000円にして消費者に売ったとします。これは、どこにでもある流通の形です。

・洋服のデザイン会社:原価200円の服を400円で販売

・問屋:400円の服を仕入れ、600円で販売

・小売店:600円で服を仕入れ、1,000円で販売

しかし、ネットワークマーケティングの会社の場合、メーカーが直接消費者に販売します。それにより、経費が大幅に削除されます。さらに、余分な広告費をかけないで口コミのみで認知度を高めます。

例えば、生地を高級なものに変え、有名なデザイナーがデザインをして服の原価に500円をかけたとします。この場合であっても、ネットワークマーケティングでは消費者に1,000円で販売することが可能です。「問屋」という無駄な仲介者(中間マージン)を省くことができるからです。

原価200円のものを1,000円で購入するのと、原価500円のものを1,000円で購入するのではどちらが良いでしょうか。

消費者にキャッシュバックする仕組み

さらに中間コストがかからないため、残った500円(販売価格1,000円-原価500円)をキャッシュバックすることが可能です。

ちなみに、このときのキャッシュバックの種類には2つあります。「使ってくれた方(消費者)」へのキャッシュバックと「口コミしてくれた方(商品を紹介した人)」へのキャッシュバックになります。

「口コミしてくれた方」へのキャッシュバックであれば、その人にとってみれば多くの人に口コミをするほど報酬が増えていきます。そして、多くの人へ商品を紹介してその製品を使い続けるかぎり、ほぼ永久にキャッシュバックが行われて報酬が支払われます。

キャッシュバック(紹介料の支払い)は一般的なビジネス

製品やサービスを紹介することによるキャッシュバックについては、どの一般企業も行っている普通のビジネスです。そのため、後でキャッシュバックが入ることについて別に後ろめたさをもつ必要はありません。

さて、ネットワークビジネスであれば、消費者はメーカー(ネットワークマーケティング会社)から直接商品を購入します。通常のビジネスであれば、お金のやり取りは自分で管理しなければいけません。ただ、ネットワークビジネス会社を通す場合は金銭のやり取りや配送を含め、全てネットワークビジネスのメーカー側が代行してくれます。

さらに商品の購入は、インターネットや電話、FAXで可能です。商品の注文や配送、納入まで含めてすべて自動で行ってくれます。そのため口コミする人は、在庫や在庫をおくスペースを持つ必要がありません。さらに事務所や店舗も必要ないため、電話機1台でビジネスをスタートできます。

消耗品の可能性

ネットワークマーケティングの商品は、日用品や食品、スキンケアなど消耗品が多いです。消耗品を扱う事業のメリットとしては、商品が消費されるとリピートがおこるため、定期的に安定した収入につながりやすいことがあります。

例えば私はネットワークビジネスの他にも不動産経営をしています。不動産経営では、毎月家賃が振り込まれてきます。それは、部屋を貸す(サービスを提供した)代わりに毎月料金を支払ってもらっています。

これと同じように、良い商品サービスを伝えることで、相手に喜んでもらいつつ、商品が売れた分だけのキャッシュバックを毎月ネットワークマビジネスの会社からいただくのです

このようにネットワークマーケティングは、店舗を構えなくても無在庫でビジネスを実践できます。さらに、従業員を雇ったり、広告費をかけたりする必要もありません。こうした「口コミ」という流通形態に商品をのせることにより、日用品やスキンケア製品などを売っていくのです。

「自分の口コミ(紹介)」という流通によってネットワークビジネス会社が扱っている商品を売り、その報酬を得るのがネットワークビジネスだと考えてください。この過程で一緒に商品を売っていく仲間を見つけたり、商品を紹介によってさらに売っていったりして、自分の収益を増やしていくのです。

ネットワークビジネスで多くの人に高品質の製品を使ってもらうようになるほど、安定した継続収入を得ることが可能になります。無在庫でビジネスを開始でき、リスクがないという意味では理想に近いビジネスだといえます。

このように、本来のネットワークマーケティングでは、損をする人が生まれません。一方、ネズミ講や悪徳マルチ商法は、必ず誰かが涙を飲むことになります。ネットワークマーケティングに取り組む場合には、この決定的な違いを理解した上で行うようにしてください。

なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか

自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。

アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。

所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。

そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。