DHAとEPAの作用と安全性:ネットワークビジネスとサプリメント

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ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)では、主にサプリメントや健康食品を扱っている会社が多くあります。

サプリメントや健康食品は、ネットワークビジネスの中で最も売れている商品です。そのため、ネットワークビジネスに参加する上で、サプリメントや健康食品について学んでおくことは大切になります。

特にサプリメントに含まれる成分が体への与える影響や安全性について理解しておくことは重要です。

そこで今回は、「MLMで扱われるサプリメントに含まれる成分の作用と安全性」について解説します。

DHAとEPA

サプリメントに含まれている成分の中でも、「DHA」と「EPA」は多くの人が意識して摂取している栄養素です。

そこで以下に、DHAとEPAの作用と安全性について記します。

DHAの作用と安全性

DHAとは、「Docosahexaenoic Acid」の略であり、「オメガ3系不飽和脂肪酸」ともいわれます。DHAは脂肪の数ある種類の中でも、「必須脂肪酸」と呼ばれ、体内で合成できません。そのため、食事から摂取しなければ不足してしまいます。

その他にもDHAは、以下のような名前で呼ばれます。

ドコサヘキサエン酸、n-3系脂肪酸、オメガ3系脂肪酸、ω-3系脂肪酸、必須脂肪酸、多価不飽和脂肪酸

以上の名称であれば、DHAと同じような意味で使われている可能性が高いといえます。

そしてDHAは、私たちの体においてつひとつの細胞を覆っている「細胞膜」の形成や、血流の流れなどに関係しています。そのため、さまざまな体への作用がいわれていますが、実際に証明されている効き目は限られています

例えば、以下のようなものに対して、DHAは影響するといわれています。

・うつ病の予防

・認知症

・視力

・乳児の発育

・脳の発達

ただ、実際に証明されているDHAの効き目は「加齢黄斑変性症(AMD)の予防」「乾癬(かんせん)」に対する作用のみです。

DHAには、その他にもさまざまな作用が予測されています。しかし、あくまで明らかになっているのは、既に述べた5つに対してだけだということを理解しておいてください。

またサプリメントというと、効き目もそうですが成分の安全性も大切になります。

DHAに関しては、規定されている量を常識の範囲内で摂取すれば安全性には問題ありません。ただ、DHAには、血液を固まりにくくする作用などがあるため、以下のような症状には注意が必要です。

・悪心

・腹部膨満感

・打ち身の治癒や止血の遅延

・げっぷ

・鼻血

・軟便

・2型糖尿病

・注意欠陥多動性障害(ADHD)

こうした症状が認められる場合には、サプリメントによるDHAの摂取を避けるようにした方が安全だといえます。

EPAの作用と安全性

DHAに並んでサプリメントの成分として有名なものに、「EPA」があります。EPAとは「Eicosapentaenoic Acid」の略であり、DHAと同じオメガ3系脂肪酸に含まれ、必須脂肪酸になります。

EPAは他にも、以下のような名称で呼ばれることがあります。

エイコサペンタエン酸、イコサペンタエン酸(IPA)、n-3系脂肪酸、オメガ3系脂肪酸、必須脂肪酸、多価不飽和脂肪酸

そしてEPAの体への作用は、DHAと同じで細胞膜の形成と血流などに関係しています。

例えば、EPAには以下のような症状に対して効き目があるといわれています。

・がん

・月経障害

・統合失調症

・アルツハイマー病

・肺疾患

・全身性エリテマトーデス

・2型糖尿病

・高血圧

・喘息

ただ、以上のことに対するEPAの効き目は明らかにされておらず、科学的に証明されているとはいえません。EPAで効き目が検証されているものを、以下に挙げます。

・乾癬

・境界性パーソナリティ障害

・冠動脈疾患の死亡率低下

このように、一般的に体に良いと考えられているEPAも、実際に証明されている効き目は非常に限られています。

また、EPAの安全性に関しては、DHAと同じと考えて大丈夫です。基本的には問題になることはなく、大量に摂りすぎると出血しやすくなるなどの可能性があります。そのため、既にDHAで挙げたような症状が認められる場合には、サプリメントの摂取を避けるようにしてください。

ブルーベリーとプロポリス

サプリメントや健康食品を愛用している人の中には、ブルーベリーとプロポリスが配合されている商品を利用している人が多くいます。

そこで以下に、ブルーベリーとプロポリスの作用と安全性について記します。

ブルーベリーの作用と安全性

ブルーベリーが含まれているサプリメントは多くあります。ブルーベリーというと、「視力回復に効果がありそう」「疲労回復に効きそう」などといったように、体に良いイメージを持った人が少なくないと思います。

ブルーベリーが体に良いとされるのは、主にブルーベリーに「ビタミンA、C、E」や「アントシアニン」が豊富に含まれているためです。

ビタミンA、C、Eは、「抗酸化作用」があります。抗酸化作用とは、体の老化を速める「酸化反応」を抑える働きを指します。ビタミンA、C、Eは、多くの病気の原因とされている酸化反応を抑制するため、体にとって良い栄養素とされています。

そして、アントシアニンも抗酸化作用を持っています。また、アントシアニンには、視機能を改善する作用が認められています。そのため、アントシアニンが豊富に含まれるブルーベリーは目に良い食品といわれています。

ただ実際には、ブルーベリーの効果は科学的には証明されていません。

白内障予防や緑内障予防、潰瘍、尿路感染症、慢性疲労症候群(CFS)などへ効くとされているブルーベリーですが、研究によって作用が明らかになっているものはありません。

ブルーベリーの安全性に関しては、基本的には過剰に意識する必要はないようです。ただ、妊娠授乳期にある人は、サプリメントなどから摂取することは避けたほうが良いといえます。

またブルーベリーは、血糖値を下げる可能性があるため、血糖値を低下させる薬を服用している場合には注意が必要です。

プロポリスの作用と安全性

プロポリスとは、ハチの巣から採取されるものです。樹液にミツバチの分泌物を混ぜ合わせることで作られる樹脂のような液体で、ミツバチが巣を作るときに使われます。

そして、プロポリスには、さまざまな成分が含まれており、それらが体にとって良いとされています。

プロポリスに入っている成分の例を以下に記します。

・アルテピリンC

・アミノ酸

・各種ミネラル

・各種ビタミン

・フラボノイド

このようにプロポリスには多くの栄養素が含まれています。そして、こうした豊富な栄養素から、プロポリスには免疫機能を高め、さまざまな病気を予防する働きがあるといわれています。

ただ、実際に科学的に証明されているプロポリスの効き目は、「口の炎症や痛み」「性器ヘルペス」に対するものだけです。

他にも、「結核」や「感染」「鼻がん」「かぜ」など、さまざまな体の不調に関係しているといわれていますが、どれも科学的には証明されていません。

またプロポリスは、安全性に関しても情報が不十分であるのが現状です。特に、ハチに対してアレルギーのある人や妊娠授乳期、喘息持ちの人は、プロポリスの摂取を避けたほうが良いといえます。

薬との併用に関しては、相互作用が明らかになっているものはありません。ただ、薬を飲んでいる場合には、必ず医師に相談した上でプロポリスを飲むようにしてください。

カルシウムとマグネシウム

また、カルシウムやマグネシウムといった「ミネラル」は、多くの人がサプリメントで摂取している栄養素になります。

そこで以下に、カルシウムとマグネシウムの作用と安全性について記します。

カルシウムの作用と安全性

カルシウムというと、一般的には「骨を強くする」というイメージが強い栄養素だと思います。実際にカルシウムは、99パーセントが骨に蓄積されています。そして、骨に付着することで骨を硬くする役割があります。

また、残りの1パーセントは、体のさまざまな機能を調整するために使われています。

このように、カルシウムのほとんどは骨に貯蔵されているため、ほとんどの人はカルシウムの骨に対する作用しか認識していません。しかし実際には、骨以外に存在する1パーセントのカルシウムが、体にとっては重要な働きをしています。

例えば、カルシウムには精神を安定させたり、筋肉を付きやすくしたりする作用があります。またその他にも、高血圧を予防する効果があることもわかっています。

こうしたさまざまな作用があるとされているカルシウムですが、実際に証明されているのは以下の症状や病態に対しての作用になります。

・カルシウム不足

・骨量の減少

・制酸剤

・骨粗しょう症

・月経前症候群(PMS)の症状緩和

・胎児の骨密度増加

・ポリープから結腸がんへの進行を予防

・血圧低下

・高齢者の歯の喪失

・妊娠中毒症

・高コレステロール血症

・妊娠中の足のけいれん

・脳卒中の予防

・減量

このように、カルシウムには、研究で証明されている体への効き目がたくさんあります。そして安全性に関しては、摂りすぎ(2300ミリグラム以上)さえ注意していれば、特に問題ないといえます。

ただ、以下のような人がカルシウムのサプリメントを検討する場合には、医師や薬剤師に相談した上で摂取するようにしてください。

・血中のリン酸濃度が高い

・腎臓疾患を持っている

・サルコイドーシス

また、以下の薬剤と併用するにも注意が必要です。

・抗生物質

・骨吸収抑制薬

・エストロゲンを含む薬剤

・降圧剤

・利尿薬

以上のように、カルシウムにはさまざまな体への作用があります。ただ、いくつか注意しなければいけない状態や、薬も存在するため、そうしたことを理解した上でサプリメントとして摂取することが大切です。

マグネシウムの作用と安全性

マグネシウムは、カルシウムと同様で体に欠かせないミネラルであり、カルシウムとバランスを取って骨の健康を維持することに関わります。また、便秘薬の多くにはマグネシウムが含まれており、下剤としても使われています。

その他にもマグネシウムは、カルシウムと同じように、さまざまな体の機能を調整する役割を持っています。そして実際に、さまざまな体への作用が証明されています。

マグネシウムの作用として認められているものを以下に記します。

・妊娠高血圧腎症

・心室頻拍

・群発頭痛、片頭痛

・月経前症候群(PMS)

・骨粗しょう症

・妊娠中のこむら返り

・心臓の異常、僧帽弁逸脱

・高血圧

・高コレステロール

・動脈疾患

・腎臓結石

・難聴

・メタボリックシンドローム

・がん性の神経痛

・子宮摘出後の痛み

・脳卒中予防

・慢性閉塞性肺疾患

このように、マグネシウムは体へのさまざまな作用が証明されています。そして、安全性に関しても、基本的には適切な摂取量を守っていれば問題ありません。

ただ、過剰に摂取した場合には、下痢や悪心、嘔吐、血圧低下などの症状が出現する可能性があるため注意してください。

また、以下の症状がある人は、サプリメントでの摂取は避けたほうが良いです。

・心ブロック

・腎臓病

・胃腸障害

さらに、以下の薬剤との併用は、注意しなければいけません。

・抗生物質

・骨吸収抑制剤

・降圧剤

・筋弛緩剤

・利尿剤

今回述べたように、サプリメントには、多くの人が健康のために欠かせないと考えている成分が豊富に含まれています。しかし、そうした栄養素において、実際に証明されている効き目は非常に限られています。

サプリメントは、こうした事実を考慮した上で摂取することが大切です。

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