接し方と自己紹介を工夫するとネットワークビジネスで成功する

3pattern

ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)で成功するためには、多くの人にネットワークビジネスの良さを伝えて、一緒にネットワークビジネスを行ってもらうようにする必要があります。そのためには、相手を納得させることが欠かせません。

そしてそうした商談を成功させるためには、相手を3パターンに分けることが有効です。それぞれのタイプに合った話し方をすることで、スムーズに商談を進めることができます。

また、商談相手に対して、適切な自己紹介を行うと、相手からの信頼を得ることができ、アポ取りの成功率を高めることができます。そこで今回は、「MLMにおける3パターンの商談相手に対する接し方のポイント」「ネットワークビジネス(MLM)で自己紹介が重要な理由」について、それぞれ解説します。

MLMにおける商談相手の3パターン

ネットワークビジネスで成功するためには、多くの人を納得させて一緒にビジネスを行っていく人を増やすことが大切です。そして、ネットワークビジネスに誘う際には、誘う相手を3つのパターンに分けて考えると、商談が成功しやすくなります。

具体的には、「夢、目標あいまいタイプ」と「今を変化させたいタイプ」「現在MLMを行っているタイプ」の3つです。それぞれのタイプごとの特徴を理解して、誘い方を変えることで、商談の成功率は非常に高くなります。

そこで、以下にそれぞれのタイプにおける特徴と、対応法について解説します。

夢、目標あいまいタイプ

夢、あいまいタイプとは、「現状に満足しており、今の生活のままで良い」と考えている人です。具体的には、夢や目標を尋ねたときに、はっきりとした答えが返ってこないような人は、このタイプの人だといえます。

例えば、このタイプの人であれば、あなたが「将来の達成したい目標とかあるの?」「今後どのような生活をしていきたいと考えているの?」と尋ねたときに、「う~ん、あんまり考えていない」「特に将来のことは心配もしていないし、何も考えていない」という答えが返ってきます。

つまり、このタイプの人は、将来の夢や希望だけでなく、現状に対しての危機感も持っていません。

そのため、こうした人たちには、日本の現状などを伝えていくことで、「このままではダメだ」ということに気付かせてあげることが大切です。今のままの生活を続けていても将来は保障されていないということを話し、現状に危機感を覚えてもらうことが第一ステップになります。

例えば、「日本は給料も下がり続けている上に、税金は上がっていくよ。しかも、将来の年金は保証されていないから、今のまま会社で勤めていても、老後の生活は苦労することになる可能性が高いよ」というように、現状と、このまま生活することで訪れる未来について話をします。

このように、将来に対する不安などを伝えることで、相手に「今のままの生活ではダメだ」ということに気付いてもらうことができます。

また若い人であれば、「若くして大きな夢や目標を持っていないのはもったいない」というように話をすることも有効です。このタイプである人の多くは、「自分は普通の人間だから成功することはできない」「他の人と同じような人生を歩んでいくだろう」という考えを持っています。

そのため、このタイプの人には「将来どのようになるかは誰にもわからない」「あなたの行動次第で未来は変えられる」などと、相手の未来に希望を持たせるような話しをして、「夢や目標を持っていないことはもったいない」ということに気付かせると、自然とネットワークビジネスへの関心が強まります。

こうした夢・目標あいまいタイプの人は、現状を正しく把握しておらず、未来を楽観的に捉えすぎていたり、逆に自分の将来に希望を持っていなかったりする人がほとんどです。

こうしたことから、このタイプの人には、日本の現状や未来、またはその人の可能性について話をすることが大切です。

今を変化させたいタイプ

このタイプは、ネットワークビジネスを始める人の中で最も多いものです。私の経験上、70パーセント以上はこのタイプの人です。こうした人たちは、「とにかく現状を変えたい」「会社を辞めて独立したい」と考えています。

そして、このタイプの人たちには、「夢、目標タイプ」に有効である、日本の現状や未来に関する話題を話すことも効果的です。そうした話は、相手の「今を変えたい」という気持ちを、さらに強くすることにつながります。

また、このタイプの人には収入における「水路」の話をすると、さらに効果的です。

得られる収入には、同じ収入額であっても、収入源によって4つのタイプに分けられます。具体的には、「Eクワドラント」「Sクワドラント」「Bクワドラント」「Iクワドラント」の4つです。これらの4つを水路として、「自分が現在どの水路から収入を得ているか」ということを考えることができます。

以下に、それぞれの水路から得られる収入について簡単に解説します。

E(Employee)クワドラント:サラリーマンの収入のことを指し、雇われて得られる収入。

S(Self-employed)クワドラント:個人事業主の収入のことを指し、独立はしているけど労働することで得られる収入。

B(Business owner)クワドラント:会社を起こしてシステムを作ることで得られる収入。

I(Investor)クワドラント:株や不動産など、お金を使ってお金を増やすことで得られる収入。

このタイプの人の多くは、転職を行ったり、個人事業主として事業を起こしたりしようと考えています。つまり、Eクワドラントから別のEクワドラントへ移ろうとしたり、EクワドラントからSクワドラントへ移動しようとしたりします。

しかし実際には、EクワドラントやSクワドラントにいる限り、労働しなければ収入を得ることができないため、本当の富を得ることはできません。

そうした人たちには、こうした水路の話をして「ネットワークビジネスを行うことで、Bクワドラントへ移ることもできる」ということに気付かせてあげることが大切です。そして、さらに「実際にそうしたことを実践している人がいるよ」というように話を進めると、アポ取りにつながりやすくもなります。

このように、「今を変化させたいタイプ」の人には、こうした収入における水路の話をすることが大切です。

現在MLMを行っているタイプ

中には、他の会社ですでにネットワークビジネスを行っているような人もいます。そうした人たちには、「成功者の共通点」について話をすることが有効です。

ネットワークビジネスには、ビジネスが上手くいくような考え方や方法があります。ネットワークビジネスで成功している人は、実際にそうした思考やノウハウを実践しています。

そして、あなたが登録している会社には、実際にネットワークビジネスで成功している人がいるはずです。そこで、相手に対して「あなたが私と一緒にビジネスを行うことで、成功者に会うことができて、ビジネスで成功するための思考やノウハウを知ることができますよ」というように話をすることができます。

つまり、「今の会社ばかりを見るのではなく、外の世界を見ることも大切ではないのか?」ということに気付かせることが大切です。

また、相手が実際に興味を持てば、そこから「実際にネットワークビジネスで成功している人に会えるけど、一度会ってみない?」というようにアポ取りに発展させることもできます。

このように、現在ネットワークビジネスを行っている人に対しては、成功者の共通点について話をすることが大切です。

自己紹介に力を入れる

また、アポ取りを成功させるために重要になるのが「自己紹介」です。

自己紹介というと、「名前だけ言っておけばいいや……」と簡単に考えて、適当に済ませる人が多くいます。ただ実際には、自己紹介をしっかりと行うことは、相手からの信頼を得ることができ、アポ取りの成功率を高めることにつながります。

そのため、ネットワークビジネスで成功するためには、自己紹介に力を入れることが大切だといえます。

そこで以下に、「ネットワークビジネス(MLM)で自己紹介が重要な理由」について記します。

多くの人は自己紹介に力を入れない

ネットワークビジネスに限らず、自己紹介を行う場面は多くあります。小学生から高齢者まで、どのような年齢層の人でも必ずといっていいほど、自己紹介を行う機会はたくさんあります。

例えば、小学校でクラス替えがあった際には、最初にクラス内で自己紹介が行われます。また、介護が必要になってデイサービスなどに通うことになった場合には、介護職員や他の利用者さんに対して自己紹介を行います。

このように、誰でも自己紹介をする機会は多くあります。そして、ほとんどの人は自己紹介を適当に行います。

基本的に、自己紹介というと「○○(自分の名前)と申します。よろしくお願いします」といって終わる人が多いです。特に、大勢の前で自己紹介をする際には、恥ずかしがって最低限のことだけを述べるようにする人がほとんどです。

こうしたことは、自己紹介をする時間や内容が指定されていないにも関わらず起こります。

このように、多くの人は自己紹介に力を入れません。既に述べたように、「できるだけ短く」「最低限のことだけ」と考えて自己紹介を行います。ただ実際には、自己紹介をしっかり行うことは、どのような人にとっても高いメリットがあることを知っておく必要があります。

自己紹介は自分をティーアップする武器となる

自己紹介を行う際に、名前だけを伝えて終える人は多いです。これは、恥ずかしさや、自己紹介の重要性を理解していないことから起こる現象です。しかし、どのような場面においてもそうですが、自己紹介に力を入れることは非常に重要になります。

特にネットワークビジネスを行っている人は、自己紹介のやり方によって、「ビジネスで成功するかどうか」が大きく左右されます。

それは、自己紹介を使って自分を「ティーアップ」することができるためです。ティーアップとは、簡単にいうと「自分のことや自社製品の良い点を説明して、相手からの信頼を高める」ということです。

つまり、自己紹介で自分をティーアップすることで、相手からの信頼を得やすくなります。その結果、アポ取りはもちろんのこと、商品を買ってもらったり、一緒にビジネスに参加してもらったりできる可能性が高まります。

例えば、あなたが相手から自己紹介をされたときに、以下の2つの例では、どちらの人を信頼できると感じるでしょうか。

A:「こんにちは、○○(名前)と申します」

B:「こんにちは、□□大学を卒業して、現在は市役所で働いています○○(名前)と申します」

おそらく、ほとんどの人がBさんの方が、信頼できると感じるはずです。これは、あなたの中で無意識のうちに「大学を卒業している = ある程度の教養がある」「公務員として働いている = 真面目な人」というイメージができてしまうためです。

その結果、あなたは大学を卒業し、市役所で働いているBさんに対して、自然と良いイメージを持つようになります。

このように自己紹介は、少し工夫することで自分をティーアップする武器となります。そしてそうすることで、相手からの信頼を獲得することができるようになり、結果的にアポ取りや商談などを成功させることにつながります。

こうしたことから、ネットワークビジネスを行う際には、まず自己紹介に力を入れるように意識することが大切だといえます。

人のタイプを見極め、響く内容を伝える

今回述べたように、ネットワークビジネスで商談(ネットワークビジネスへの勧誘)を行う場合には、相手を「夢・目標あいまいタイプ」「今を変えたいタイプ」「現在MLMを行っているタイプ」の3つに分けて対応することが大切です。

そしてそれぞれのタイプごとに、その人へ響く内容の話しを行うことで、より商談が上手くいくようになります。

こうした工夫は、アポ取りやABCセッティングの前に行うT-upなど、さまざまな場面で応用できるものです。ぜひこうした3タイプと、それぞれに有効な対応方法を理解して、商談を成功させるようにしてください。

また、多くの人が手を抜きがちな自己紹介ですが、ちょっと工夫することであなたをティーアップする武器になります。こうしたことを意識した上であなたの自己紹介を考えると、ネットワークビジネスで成功する可能性が高くなります。

ただ、無駄にダラダラ自己紹介を行うことは、逆効果になることもあるため、相手に合わせた自己紹介を行うことが大切です。

なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか

自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。

アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。

所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。

そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。