ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)会社には、予防医学に関する商品を販売している企業が多くあります。特にサプリメントや健康食品といったものは、病気の予防効果が期待できるため、ネットワークビジネスで最も売れている製品です。
また、ネットワークビジネスに関係なく、サプリメントや健康食品の中でも人気がある商品に「ヒアルロン酸」と「グルコサミン」があります。
このヒアルロン酸とグルコサミンは、特に膝(ひざ)関節などに痛みがある人に人気が高く、疼痛の軽減や変形の進行予防を期待して飲んでいる人が多いです。ただ実際には、この2つのサプリメントの効果は曖昧であり、期待したような効果を得られている人は多くありません。
また同じように、ビタミンCとDが含まれているサプリメントを飲む人も少なくありません。抗酸化作用を持つことで知られるビタミンCと骨粗しょう症を予防する作用が期待されるビタミンDも、健康作用を期待してサプリメントで摂取している人が多いのです。
そこで今回は、「関節痛や骨粗しょう症、老化の予防作用が期待される栄養素」について解説します。
ヒアルロン酸とグルコサミンの作用
整形外科に通う人の中には、関節痛の軽減を目的にヒアルロン酸やグルコサミンといった成分のサプリメントを飲んでいる人も少なくありません。
それでは、実際にこれら2つの成分にはどのような作用があるのでしょうか?
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸とは、関節の動きを滑らかにする成分です。健康な人であれば、関節内にヒアルロン酸が十分に存在するため、関節がスムーズに動くことができます。
一方で、ヒアルロン酸は年を重ねるごとに体内に存在する量が少なくなることがわかっています。その結果、関節が滑らかに動かなくなります。そして、こうしたヒアルロン酸量の減少が、加齢によって起こる関節部の変形や痛みの原因だと考えられています。
そのため、関節に変形や痛みがある人は、病院にいくとヒアルロン酸の注射を打たれることが少なくありません。これは、不足しているヒアルロン酸を注射で補うために行うものです。
また、こうしたヒアルロン酸は、サプリメントとしても販売されています。これも、不足したヒアルロン酸をサプリメントとして飲むことで、体内のヒアルロン酸量を増やす目的があります。ただヒアルロン酸は、サプリメントという形で飲んでも効果を発揮しないことがほとんどです。
それは、ヒアルロン酸をサプリメントの形で口から摂取しても、体はヒアルロン酸のままでは吸収することができません。そのため、体に吸収される前に胃や腸で分解されます。
そして、そうして分解されたヒアルロン酸は「ブドウ糖」と「アミノ酸」という物質になって体内へ吸収されます。こうしたブドウ糖やアミノ酸は、肉やご飯などを食べてできる物質と同じものです。
つまり、ヒアルロン酸のサプリメントを摂取することとご飯を食べることは、吸収される栄養素に変わりはないといえます。
このように、ヒアルロン酸に限ったことではありませんが、口から摂取するサプリメントには、消化・吸収という問題があります。こうした体内へ吸収するまでの過程を考慮した上で、購入するサプリメントを選択することが大切です。
グルコサミン
ヒアルロン酸と同じように、ひざ関節の変形や痛みに効くサプリメントとして「グルコサミン」という成分を含む商品があります。グルコサミンとは、関節内にある軟骨組織のことをいいます。
関節は、軟骨に覆われた2つ以上の骨が、軟骨同士を滑らかに滑らせることで、スムーズに動くことができます。変形や関節痛は、こうした軟骨が擦り減ることで、関節が円滑に運動できなくなることが原因で起こるといわれています。
その軟骨を構成するグルコサミンも、ヒアルロン酸と同じように加齢によって体内での合成量が減っていくことがわかっています。
そのため、そうした体内でのグルコサミン量の減少を防ぐために、サプリメントとして摂取することが推奨されています。確かに、グルコサミンに含まれている成分は、消化吸収を受けた後に、体内のグルコサミン合成を促す可能性はあります。
ただ、一般に売られているグルコサミンのほとんどは、人間の体内に存在するものと成分が異なります。そのため、サプリメントとして飲んだグルコサミンが、どれほど人間の体内に存在するグルコサミンへ変換されるのかはわかりません。
つまり、一般的に売られているグルコサミンサプリメントは、効果が曖昧であるといえます。
なので、グルコサミンのサプリメントを購入する際には、人間の体内で作られるグルコサミンと同じ成分である「N-アセチルグルコサミン」で作られた商品を選択するようにしてください。
このようにグルコサミンには、サプリメントに含まれている成分が体内のグルコサミンと違う可能性があるということを知っておいてください。
ビタミンC、Dの作用
ビタミンの中でも、ビタミンCは抗酸化作用による老化防止、ビタミンDはカルシウムの取り込み促進による骨粗しょう症予防を目的にサプリメントで摂取している人は多いです。
それでは以下に、ビタミンCとDの具体的な作用について記します。
ビタミンCが人体に必要な理由
ビタミンCは、一般的に「健康に良い」として認識されている栄養素です。例えば、「抗酸化作用」は、多くの人が知っているビタミンCの健康作用です。
老化や多くの病気には、細胞の「酸化」が関係しています。酸化とは、細胞に酸素が結びつく反応のことを指し、こうした酸化反応が起こると細胞の働きは悪くなります。そして、そうした酸化反応を抑える作用を「抗酸化作用」といいます。
ビタミンCは、こうした抗酸化作用によって体の健康を維持したり、病気を防いだりするサポートをします。
具体的には、ストレスや喫煙などは、体内における酸化作用を促進させるため、病気の発症を促す大きな要因になります。そのため、仕事などで過剰なストレスを感じている人やタバコを吸っている人は、体内での酸化を抑えるために、大量のビタミンCが必要になります。
また、常に使っている脳や目などの器官が正常に働くためにも、ビタミンCが欠かせません。
ただ、ビタミンCは、ほとんどの動物は体内で合成することができますが、人間はビタミンCを自ら作ることができません。そのため、食事などから摂取する必要があります。
定期的に適量のビタミンCを補給することで、体内における酸化反応を防ぐことができるようになります。その結果、細胞が活発に活動するようになり、精力的になるだけではなく、病気にかかりにくくなります。
このようにビタミンCは、病気を予防するためだけではなく、体が正常に働くために欠かせない栄養素になります。ビタミンCが不足しないように、日ごろから意識してビタミンCを多く含む食品を食べるようにしましょう。
ビタミンDの健康作用
ビタミンDは、骨を強くするために欠かせない栄養素として有名です。骨が丈夫になるためには、骨にカルシウムが結合する必要があります。ビタミンDには、骨へカルシウムが沈着するのをサポートする役割があります。
そして、骨のカルシウムが少なくなって生じる病気の代表的なものに、「骨粗しょう症」があります。骨粗しょう症は、加齢の影響で骨がスカスカになってしまう病気です。
骨粗しょう症はビタミンD不足によって起こると考えられているため、病院で骨粗しょう症の診断を受けると、ビタミンDを配合した薬が処方されます。
ビタミンDは、ビタミンCと違って体内で合成することができます。ただ、ビタミンDを作るためには、皮膚に十分量の「紫外線」を当てる必要があります。つまり、太陽の光に皮膚をさらさないとビタミンDは産生されません。
そのため、1日中室内で過ごす人や、昼夜が逆転した生活をしている人は、ビタミンDが不足しがちです。
また、骨の健康に欠かせない栄養素として知られているビタミンDですが、他にも以下のような健康作用があります。
・免疫機能の向上
・がん発症リスクの軽減
・アルツハイマーの予防
・高血圧の予防
・アレルギー反応の抑制
このようにビタミンDは、骨以外にも、さまざまな健康作用があります。特に日本人の女性は、ビタミンDが不足しがちだといわれています。そうしたことを避けるためにも、ビタミンDを多く含む食品を食べるだけではなく、日光にも適度にさらされることが大切です。
今回述べたように、ヒアルロン酸やグルコサミンといったサプリメントは、関節の変形や痛みを予防・軽減させるとして人気が高い商品です。ただ実際には、どちらのサプリメントも効果ははっきりしていないというのが現状です。
その一方でビタミンCとビタミンDは、体の健康にとって欠かせない栄養素です。この2つの栄養素は、特に不足しがちなものであるため、普段からできるだけ意識して摂取するようにしてください。
こうした事実を踏まえた上で、サプリメントの選択や使用を考えることが大切です。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。
所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。
そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。