ネットワークビジネス（MLM：マルチレベルマーケティング）では、化粧品を販売している企業が多くあります。
化粧品は、女性の多くが日常的に使用して消耗し、継続購入につながるため、ビジネスとして扱いやすい商品だといえます。
また、ネットワークビジネス会社が販売している化粧品には、高品質の製品が多くあります。そして、会員登録することで、そうした良い商品を割引価格で購入することができるため、肌に良い化粧品を使い続けることができるようになります。
ただ、中には「化粧品を使用しない」という人もいます。特に健康を意識している人には、「肌に化粧品をつけない方が自然だから良い」と考えている人も少なくありません。
しかし実際には、肌は日常的に手入れを行った方が、良い状態を保つことができます。そのため、化粧品は継続して利用することをお勧めします。
また、化粧品の中でも基礎化粧品は、効果が出るまでに一定期間が必要であるため、すぐに買い換えないようにしなければいけません。
そこで今回は、「化粧品を定期的に使用すべき理由」と「基礎化粧品をすぐに買い換えるべきでない理由」について解説します。
もくじ
化粧品を定期的に使用すべき理由
女性の中には、化粧品を使っていなかったり、気が向いたときだけ使っていたりする人がいます。しかし実際には、化粧品は定期的に継続して使用する方が好ましいです。
肌には水分と油分が必要
女性の中には、洗顔だけ行って、その後のスキンケアを十分に行わない人がいます。いわゆる「肌断食」というもので、化粧品をつけないことで「肌を休ませる」という考えです。
確かに一見すると、肌にとって化粧品は不自然なものであり、使用しない方が自然で肌への負担も小さいように感じるかもしれません。また、化粧品を利用して肌にトラブルが生じた場合には、肌が落ち着くまでは化粧品を使用しない方が良いです。
しかし、特に肌トラブルもなく肌が良い状態にある人にとっては、化粧品によるスキンケアを怠ることはお勧めしません。
肌が良い状態を保つためには、適度な水分と油分が必要です。石ケンや洗顔料などによる洗顔だけでスキンケアを行わないと、肌の水分や油分を十分に保持することができません。
スキンケアコスメによる肌のケアを怠ると、肌が乾燥したり、ハリ感が失われたりして肌トラブルが起こりやすくなります。
そのため、特に肌トラブルが起こっておらず、肌の状態が良い場合は、あえて化粧品の使用を中止して肌断食を行う必要はないといえます。
スキンケアのポイントは水分と油分
スキンケアは、肌トラブルが起こっていない限り継続して行った方が、肌の良い状態を保てます。
そしてスキンケアを行う上でのポイントは、いかに「水分」と「油分」を肌に保持させるかになります。肌から水分と油分が不足してしまうと、乾燥肌やシミなどの肌トラブルの原因になります。
こうした理由から、スキンケアに必要な化粧品は2種類になります。それは、「機能性化粧水」と「乳液タイプの美容液」の2つです。
機能性化粧水は、透明で水のような質感の美容液や美容成分を多く含んだものであり、肌の水分保持をサポートします。一方で乳液タイプの美容液は、白濁したもので油分を多く含んでおり、肌の油分を補います。
洗顔後は、機能性化粧水によって水分を補い、乳液タイプの美容液によって与えた水分が逃げないようにします。
機能性化粧品は、顔全体に万遍なく塗ります。それに対して、乳液タイプの美容液は乾燥しやすい目元や口元には多めに、逆に油が多いTゾーンには少なめにつけることがポイントです。
このように、スキンケアに必要不可欠なアイテムは、水分を補う機能性化粧水と、油分を与える乳液タイプの美容液の2つのみです。
この2つを毎日しっかりと使用することで、肌トラブルを避けるだけでなく、肌を良い状態に維持することができるようになります。また、このように利用する化粧品を絞ることで、お金の節約にもつながります。
基礎化粧品は効果が出るまで4週間かかる
女性の中には、1～2週間化粧品を使用して効果がなかったら、すぐに他の化粧品に買い換える人もいます。ただ、化粧品の特徴を考えると、そうした早期の買い替えは避けるべきだといえます。
基礎化粧品は4週間は試す
ネットワークビジネスで化粧品を販売するときに、一度購入した人から「効果が実感できなかった」といわれることがあります。そしてその結果、継続購入につながらずに、その人との関係性が終わってしまいます。
ただ、化粧品の効果を実感できていない人の多くは、使用し始めて1週間程度で効果を判断します。
しかし実際には、基礎化粧品は1週間程度では効果を発揮することはありません。基礎化粧品であれば少なくても2週間、基本的には4週間は継続して使用して、はじめてあなたの肌に合っているかどうかがわかります。
ピーリングなどとといった、古い角質や肌についた汚れを落とすような化粧品であれば、くすみが取れるなどの効果がすぐに認められます。
一方で、肌の乾燥や吹き出物対策などは、効果を発揮するのに一定以上の時間が必要になります。そうした問題を解消するためには、肌の一番外側である角質が新しく生まれ変わらなければいけません。
そして、そうした角質の生まれ変わりは「ターンオーバー」と呼ばれ、新しい角質が出現するまで約2週間かかります。また、新しい角質はさらに2週間は肌の表面で役割を果たすことになります。
そのため、肌の乾燥や吹き出物対策では2週間、美白やエイジングケアでは4週間は化粧品を使用してみないと、目に見える効果は発揮されません。
また、こうした時期は肌の生まれ変わりを考慮した最低期間になります。個人によって効果が発揮される時間は違うため、化粧品の効果を判定するのは、最低4週間、4週経っても変化がない場合は6週間利用してから行うようにしてください。
このような理由から、1～2週間経って化粧品の効果が認められないからといって、化粧品を買い換えるのは非常にもったいないといえます。
交換する時期やタイミングを考える
基礎化粧品が効果を発揮するまでには、最低でも4週間は必要になります。そのため、ある程度は効果を実感できなくても継続して使用することが大切です。
また、化粧品には、効果を実感しにくかったり、肌に合っているかを判断しにくかったりする時期があります。
基本的には、生理中や梅雨時期、冬といったタイミングは、肌が安定していないため、化粧品の効果がわかりにくくなります。逆に、生理終了後や秋などは、肌の状態が安定しています。
そのため、化粧品を新しいものに買い換えるタイミングとしては、生理終了後や秋であることがベストです。
そうした肌が安定したタイミングに、じっくり4週間程度は継続して利用することで、その化粧品があなたの肌に合っているかを適切に判断できるようになります。
このように、化粧品は使用する時期やタイミングによって効果の現れ方が変化することを理解しておいてください。
今回述べたように、肌の性質を考えると、化粧品は定期的に継続して使用すべきだといえます。
また、化粧品が効果を発揮するまでには、約4週間という期間が必要になります。そして、生理や季節などによって、化粧品の効果は大きく変わります。
そのため、新しい化粧品を利用する場合には、期間や時期をしっかりと考慮した上で、あなたに合っているかを判断するようにしてください。そうすることで、無駄に化粧品を買い換えることなく、あなたに適した化粧品を見つけることができるようになります。
ただ、化粧品を変えて肌にトラブルが生じた場合には、すぐに使用を中止するようにしてください。
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