ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)では、所属しているグループ内で定期的なミーティングがあることが少なくありません。そしてミーティングでは、毎回同じ内容を行うところもあります。
そのような場合、「同じ内容のミーティングに何回も出席する必要はあるのだろうか?」という疑問を持つ人も少なくないと思います。確かに、全く同じことを聞くために、貴重な時間を使ってミーティングに参加することは無駄に感じるかもしれません。
しかし、あなたが本気でネットワークビジネスを行っていこうと考えているのであれば、ミーティングには極力参加することをお勧めします。例え、ミーティングが毎回同じ内容であっても、あなたは出席することで多くのメリットを得ることができます。
また、ネットワークビジネスでは、メンバーが成長する法則として「伸びの法則」があります。このことを意識してメンバー教育を行うと、より効果的な育成が実施できるようになります。
そこで今回は、「MLMでミーティングに繰り返し参加すべき4つの理由と伸びの法則」について解説します。
もくじ
MLMでミーティングに繰り返し参加すべき4つの理由
ネットワークビジネスでは、同じ内容のミーティングであっても繰り返して出ることが重要になります。その理由は、主に4つあります。
モチベーションの維持
ネットワークビジネスに限った事ではありませんが、あなたが行っていることは、あなた自身のための行動です。特にネットワークビジネスでは、あなたが活動をしなくても誰も困る人はいません。
つまり、あなた自身のやる気が無くなったとしても、上司や同僚に文句を言われることなくサボることができます。ただ、そのような状態になってしまうと、ネットワークビジネスを始める際に描いたあなたの目的が達成されることはありません。
そして多くの人は、モチベーションが持続できないことが大きな原因となってネットワークビジネスで失敗します。
ミーティングに出席することは、他のビジネス仲間と会話をすることで、あなたのやる気を高めることにつながります。そのため、たとえ同じ内容であっても、定期的にミーティングへ参加することには意味があります。
繰り返し聞くことで知識が身に付く
ネットワークビジネスで成功するためには、そのためのノウハウも大切になります。相手にビジネスを紹介するときのプレゼンテーションに必要な知識や製品に関する特徴など、あなたがビジネスで成功するために覚えるべきことはたくさんあります。
そしてそのような知識は、何度も繰り返して聞くことでしか身に付けることができません。そのため、同じような内容であっても毎回ミーティングに参加する必要があります。
人と交流することで新たな情報が得られる
ミーティングには、同じグループの人達がたくさん参加します。そして、そのような人たちと交流することで、ビジネスに関する新しい情報を得ることができることが多くあります。また、新しい人との出会いもあります。
このようにミーティングに参加することで、人との交流が増えて多くの情報を得ることができるようになります。ミーティングの内容は同じでも出席する人は異なるため、出会う人も毎回違います。そのようなことからも、ミーティングに毎回出席することには意味があります。
グループ内の関係性が深くなる
何回もミーティングに出席して同じグループの人と交流することで、その人たちとより親しくなることができます。ネットワークビジネスは、仲間と助け合うことで成り立つビジネスです。そのため、特に同じグループの人たちと良好な関係を築いておくことは大切です。
そうすることで、あなたが困ったときには、グループ内の仲間へ気軽に相談することができるようになります。
伸びの法則を理解する
ネットワークビジネスにおいて、定期的に行われるミーティングは、メンバー個人やグループが成長していくため重要な作業になります。
また、ネットワークビジネスで成功を収めるために知っておきたい知識として、「伸びの法則」というものがあります。
ネットワーク(組織・グループ)というのは常に伸び続けるわけではありません。
組織と伸びには、一定の法則があります。それは「伸びて、止まって、伸びて、止まって、伸びて」を繰り返していく法則です。
止まっている間に、人は育成され「ネットワークビジネスのことを理解」し、「ビジネスの考えを学び」、「やり方を理解」し、人に伝わっていくのです。そして、これを繰り返していきます。
伸びの法則とは
まず自分からCさんという人を、紹介したとします(伸びて)。
そのCさんは、次にネットワークビジネスのことを理解したり、ビジネスの考え方や、やり方を理解してたりします。この育成期間中は、どうしてもアポイントが止まってしまいます(止まって)。
そして育成が終了すると、またCさんから次の紹介が出ます(伸びて)。
ネットワーク(組織・グループ)の伸びというのは、「伸びて、止まって、伸びて」これを繰り返しています。
育成期間、止まって
育成期間中には、ネットワークビジネスを実践するために必要な知識や技術を習得してもらいます。具体的には、以下の3点について学習していきます。
・「ネットワークビジネスのことを理解」
「ネットワークビジネスに対する」自信であったり、「製品であったり、会社、報酬プラン、チームに対する」自信をつけることです。
・「ビジネスの考えを学び」
主に2つで、「アポイントの取り方やアポイントに対する抵抗をとること」、「うまくいかなかったとき、失敗したときにでも、プラスに解釈できる考え方」です。
・「やり方を理解」
「ABCでのBのやり方、その後のサポートの仕方」になります。
これらについてある程度理解できるようになってからはじめて、次の紹介につながります。そのため、どうしても育成の期間は、アポイントが止まっている状態になります。
「伸びて、止まって、伸びて、止まって」を、くり返すことを考えると、「大きく伸びていかないのではないか?」と思うかもしれません。
しかし、これは人数が増えてくると解決します。止まっている人と、伸びている人がグループの中に存在するので、常に誰かが活動している状態になるからです。
具体的に言うとグループ人数が20人いたとします。そのうち10人が止まっていて、残りの10人が伸びて、そこから15人に伝わった場合、20 +15 = 35人になり、75%の伸びです。
この法則を知ることが、なぜ重要なのかというと、止まっているときに焦る人が多いためです。止まる事は育成されているので必要な状態です。
もしここで無理して育成をせず、焦って伸ばしても、組織は潰れるだけです。ここで伸ばすことよりも、しっかりと育成に力を注ぐことが大切なのです。
育成期間の時間の使い方
育成をしている期間は、アップラインは時間が余ってしまいます。その時間を利用して、自分自身の新しい系列を生み出すようにします。また以前に育成されていた人の育成期間が終了していたら、その人に力を注ぐようにしていきましょう。
ただし、育成期間とはいえど、ネットワークビジネスの現場は、常に本番であります。そのため実力がつきます。
具体的には、はじめに組織マップを描いて、誰が育成期間で、誰が育成が終了し今後伸びていくのかを分けます。そして育成期間の人には、どんな育成が必要なのかを書き出します。育成が終了している人には、アポイントが入るようなサポートをしてあげましょう。
縦を掘っていく「温度の法則」(縦に掘れていくほど、組織のモチベーションが上がる)と合わせながら組織図作りを進めていってください。
複数の伸び
「伸びて」は、一人でると毎回、止まるわけではありません。一気に複数(2から4人)ででて止まるパターンもあります。
「伸び続ける」という状態は、複数出た人たちがネットワークビジネスのことを理解していなかったりビジネスの考えややり方を理解していなかったりしても、アップラインがこれらをカバーできる状態です。
もし、カバーできるのならば、止まらなくても(また、わざわざ止めて育成しなくても)伸びていくのです。
そのかわりエネルギーは、必要です。例えば、「ネットワークビジネスのことを理解していない」メンバーは、反対や失敗に対して打たれ弱いです。そのため、モチベーションの浮き沈みが激しく、そのメンバーとの密なコミュニケーションとフォローが必要となります。
「ビジネスの考えがない」メンバーも、反対や失敗に対してモチベーションが低下してしまいやすいです。この場合、組織図を書いて常にメンバーに意識を向けておく必要があります。
「やり方を理解していない」メンバーは、アポイントの取り方やABCのBのやり方を理解していないということです。そのため、やり方を理解していないメンバーにBを任せていると紹介が出にくいため、アップラインが代わりにB役をこなす工夫が必要です。
または、例外として新規さんが、過去にネットワークビジネスをやっていた経験者の場合は、止めることなく伸びることが可能です。ただ、その場合もアップラインから確認をとることをすすめます。
この場合も5人10人、100人と増えてくるとアップラインが育成していかないと、手が回らなくなります。そのため、一旦、育成されていない人達への育成に力を入れて行きます。
今回述べたように、たとえ毎回同じ内容のミーティングであっても、出席することで多くのメリットを得ることができます。もし、あなたが同じような内容のミーティングへの参加をためらっている場合は、このことを考慮した上で、ミーティングへ出席する意義を再考することが大切です。
また、ネットワークにおける伸びの法則を理解しておくと、メンバーの育成はさらにスムーズにいくようになります。
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