ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)に限らず、何かを行うときは必ず事前の準備が必要です。どのようなビジネスにおいても同様ですが、事前にいるものを揃えておくことで、ビジネスを開始した後で心おきなく仕事に集中できるようになります。
事前の準備を怠る人の多くは、行動し始めて焦ることになります。ビジネスをし始めると想像していた以上に忙しくなるため、何かとバタバタします。そうなると、「後から用意しようと思っていたものを忘れてしまう」ということも少なくありません。その結果、ビジネスでの大きな失敗につながることになります。
そのような事態を避けるためにも、ビジネスを始める前に準備できるものは用意しておくことが大切です。
そこで今回は、「ネットワークビジネスで失敗しないために準備しておくべきこと」について解説します。
もくじ
ネットワークビジネスに必須の6つ
ネットワークビジネスを始めるとき、あなたは独立自営業者となります。そのため、主宰会社に登録はしますが、基本的には必要な物品はあなたが用意することになります。その中でも以下の6点は必ず必要なものになります。
名刺
ネットワークビジネスを行う際には、主宰会社には登録しますが、あなたは「独立自営業者」になります。つまり、ビジネスのオーナーはあなた自身です。そのため、名刺を持っていることは必須になります。
特にネットワークビジネスでは、ビジネスを始めると人脈が広がり、名刺交換を行う機会が多くなります。そのようなときに、「ビジネスを真剣に取り組んでいる」という姿勢を見せるためにも名刺を作っておくことは大切です。
資料ファイル
ネットワークビジネスでは、商品の良さを周囲に広めていくことになります。その際に、製品に関する小冊子やパンフレットなどは、商品を説明する際に必ず必要なものです。また、商品が掲載された雑誌や新聞なども、あなたが紹介する上では非常に大切なものになります。
そのため、そのような大切な資料をまとめたファイルを作っておくようにして下さい。
登録用紙
登録用紙とは、あなたが商品やビジネスを紹介して、その人が実際に製品を購入したりビジネスに参加したりするときに会員登録するためのものです。この登録用紙がなければ会員に登録することができないため、ネットワークビジネスは成り立ちません。
学習教材
各主宰会社やグループごとに、初心者が学ぶためのDVDや手引書(ビジネススタートアップシート)が用意されています。ネットワークビジネスでは、商品やビジネスに関する知識を学ぶ必要があります。そのため、このような学習教材は必ず入手するようにしてください。
このような学習教材は、自分のためだけではなく新しくビジネスを始める人に渡すためにも必要になります。
セミナースケジュール表
ネットワークビジネスを行うほとんどの会社では、ネットやセミナー会場で今後のセミナースケジュール表を手に入れることができます。
ネットワークビジネスでは、主宰会社への登録を促す前に、まずはセミナーへの出席を勧めます。そのときに、このセミナースケジュール表が必要になります。また人のためだけでなく、自分がセミナーに出るためにもスケジュール表を持っておくようにしましょう。
デモ用商品
デモ用商品とは、お試し商品のことです。商品を販売する際は、いきなり製品の購入を促すのではなく、実際に使ってもらって納得した上で買ってもらうことが大切です。そのために、すぐに試すことができるデモ用商品を持っておくと便利です。
ネットワークビジネスを始める前の心構え
仕事を進める上で、事前の準備がいかに重要かを表した言葉として「段取り八分」というものがありあます。
この言葉の意味は「仕事の段取りをしっかりとしておけば、その仕事は8割完了したのも同然である」というものです。
ネットワークマーケティングにおいても、準備や段取りが重要です。どんなに努力をしても準備や段取りができていないと、せっかくの努力が無駄になってしまいます。
そこで、次にネットワークマーケティングをスタートする前に、どのような準備や段取りをしておけば、成功への段取りがうまくいくのかについて説明していきます。
ゴールをきめることから全てがはじまる
まず、ネットワークマーケティングを始める際に準備しなければならないのは、「何のためにネットワークマーケティングをはじめたのか」「最終的にどうなりたいのか」といったゴールを決めることです。
例えば、どんなに高性能のナビを持っていたとしても、目的地を入力しなければ、その機能は宝の持ち腐れになってしまいます。また、どんなに素晴らしい製品や、正しいやり方をサポートしてくれる人がいても、「自分自身がどうなりたいのか」というゴールを決めていなければ何も始められません。
ビジネスに取り組む人の中には、ゴールを決めずにビジネスをスタートされる方がいます。そういった人たちの多くは、数ヶ月以内にうまくいかなくなり、最悪の場合、せっかくはじめたビジネスをストップさせてしまうケースがあります。
また、ビジネスでつまずいている人の多くが、ゴールを決めずにただ何となくビジネスをしてしまっていることで、進むべき方向を見失ってうまくいかなくなってしまっています。
ゴールを決めずにビジネスを始めることを例えると、「広い太平洋の上でゴールも目的もなく、ただ漂流しているだけの状態」といえます。そして、このような人は要救助者の遭難者あつかいになります。ビジネスに成功するどころか、遭難してしまっては元も子もありません。
ネットワークマーケティングを始める際に、まず真っ先にやらなければいけないことは、ゴールを決めて自分が何のためにネットワークマーケティングをはじめたのかを明確にしておくことです。そして、そのために重要となるのが「自分の目標や理想の状態をリスト化し、目標、夢リストを作成すること」なのです
自分の核を作るためにも目標、夢リストを作る
目標、夢リストとは、叶えたい夢や実現したい目標をリスト化したものです。このリストを作るメリットとしては。
・ 頭の中が整理されて、やりたいことが見つかる。
・ 同じ夢を持つ仲間がみつかる。
・ モチベーションが維持される。
など、たくさんのメリットがあります。これらのうち、特に「頭の中が整理されて、やりたいことがみつかる」という点は大きなポイントです。
「あなたが本当にやりたいことは何ですか」と聞かれてパッと答えられる人というのは、そんなに多くありません。日々の生活や多忙な仕事で、ついつい忘れてしまっていたり、本当は興味があるのに、今の環境ではできないものとして、自分の心にふたをしてしまっていたりするものです。
そこで、できる・できないをいったん忘れて、とにかく思いつくままにリストを書き出してみましょう。とくに初めは、書き方にとらわれずに、とにかくたくさんの夢や目標を書き出してみて下さい。
すると、自分のやりたいことや興味のあるものがリストから浮かび上がってきます。それをまとめていくと、自分の思いもしなかった興味ある分野や傾向、忘れていた夢が見つけられます。
まずは、100個のリストを作ることからはじめてみて下さい。そうすることで、自分がネットワークビジネスをやるうえでの核ができていきます。
ポイントはワクワクしながら
目標や夢とは、自分を走らせてくれるガソリンのようなものです。また、世の中のどんな成功者であっても、やることすべてがうまくいっていたわけではありません。
辛いときや苦しいとき、うまくいかないときに、「いかにして自分で自分に勇気や希望を与えられるか」「ゴールを見失わずに軌道修正をして、またゴールに向かってすすんでいけるか」といったことを考えたとき、目標、夢リストは、そんな成功への道を明るく照らす役目を、果たしてくれます。
このように、目標、夢リストは、ゴールであると同時に、これからはじまるビジネスを、うまく進めるための必須アイテムです。ぜひ、明るい未来のために、目標、夢リストをワクワクしながら作ってみて下さい。
相手を喜ばせるために準備しておくべきネームリスト
ネットワークビジネスにおいて、「目標、夢リスト(自分が達成したい目標や夢をリスト化したもの)」と同じく大切なものに「ネームリストの準備」があります。
それでは、ネームリストについて説明していきます。ネームリストとは、「これからネットワークビジネスを伝えていく上で、誰に伝えていくかをリストアップしたもの」です。
リストに書いたからといって、必ず伝えなければいけないというわけではありません。まずは、思いつくまま友人や知人をリストアップして、新しく出会った人もリストアップに追加していきましょう。
それではここから、ネームリストの作り方について、より詳しく解説していきます。
ネームリストに対する大いなる誤解
ネットワークビジネスの準備で、このネームリストに対して悪い印象を持っている人が少なからずいます。実は私自身、夢リストはすんなり受け入れられたのですが、ネームリストに関しては引っかかった覚えがあります。
悪い印象を持たれる理由としては、「友人・知人をリストアップするのに抵抗がある」「友人を金づるのように、見ているようで嫌だ」「もっと、一人一人大切にしていきたい」「本来、口コミするのにリストアップなんて必要ない」など理由はさまざまなものがあげられます。
そして実際に多い意見として、「営業の顧客リストのように手当り次第に声をかけていくのが嫌で、そのために大切な友人や知人をリストアップするのに抵抗がある」というものがあります。
しかし、実際のネームリストは、真逆の目的で作成するものです。つまり、「手当り次第に声をかける必要がないように、大切な友人や知人に喜んでもらえるようにするために必要となる準備」が、ネームリストなのです。
手紙を書くような気持ちでネームリストを作る
それでは、「手当り次第に声をかけずに、大切な友人や知人に喜んでもらえるようなネームリスト」とは、どのように作れば良いのでしょうか。
まず、ネームリストを作るときには、その人との関係を思い出しながらリストアップしてみます。「あのときは楽しかったな」「あのときはお世話になったな」「最近会えていないけれど元気かな」「仕事の悩みは解決したのかな」など、たくさんの感情が沸いてくると思います。
このときに意識することを例えるなら、「大好きなあの人にラブレターを書くような気持ち」や、「お世話になった方に感謝の手紙を書くような気持ち」などです。
ネットワークビジネスでは、扱う製品にしても取り組むビジネスにしても、相手の役に立つ手段をお伝えするのが大切なポイントです。つまり、「どれだけ相手のことを想えるか」がこちらの意志を伝える上で非常に重要なのです。
イメージしながらリストアップすることの利点
想いをこめてリストアップすることのメリットは、「実際に伝える上でのシミュレーションができるということ」です。
例えば、「あのときは楽しかったな」「あのときはお世話になったな」「最近会えていないけれど元気かな」「仕事の悩みは解決したのかな」などのイメージをしていくと、何がその相手のニーズやメリットで、何がその相手の不満なのかが分かってきます。
逆に、相手のニーズやメリット、不満などの「伝える上での決定打」が見えてこない場合、それは、「もう少し相手と話をしたり近況を聞いたりした方がいい」という合図なのです。
つまり、ネームリストをイメージしながら書くことで、実際に本人に伝える前のシミュレーションを行うことができるので、その人が伝えて良い相手か、伝えるにはまだ早い相手かの判断ができるのです。
また、ニーズやメリットが見えてこない人であっても、その人のネームリストを書いておくことで「この人には、ネットワークビジネスのどんな点が役に立つのかな」と意識することが大切です。
そうすると、思いがけないところで似たような境遇の人の話を聞くなどして、目的の相手に伝えるときに、役に立つイメージが浮かんできたりします。
実際に私自身、仲の良い友人に、「何と言って声をかけたらいいのだろう」と悩んでいた頃がありました。そんなときに、たまたま参加したセミナーで、友人と同じ業種の方が前で話されていました。
そこで、自分の知り得なかった「その業界の不満」を聞くことができました。後日、その話を友人にすると、同じような不満をもっていることが分かりました。このような形で、セミナーで聞いた「友人がいる業界の悩み」は、友人に声をかけるきっかけになりました。
このように、ネームリストを書くことで、目的の相手にネットワークビジネスのことを伝える場合に、事前にシミュレーションができます。また、名前を書いておくことで、それがその人にあった伝え方を探すきっかけになることがあるのです。
つまり、ネームリストに想いを込めて書くことで、一人一人を大切に思う気持ちが増していき、相手のことをきちんと考えて「相手にとって良き提案になるように」という意識を持てるようになります。それが結果的に、「手当り次第に声をかけずに、大切な友人や知人に喜んでもらうための準備」となるのです。
今回述べたように、ネットワークビジネスで成功するためには、さまざまな準備が重要になります。特に、以上に挙げた項目は基本的にお金がかからないものであるため、早めに用意するようにしてください。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。
所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。
そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。