初心者がネットワークビジネスでスムーズにABCセッティングを行うコツ

dani

ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)では、アポイント取りが非常に重要です。ただ、アポ取りに関して学ぶべきことや注意すべきことは、その人の経験値によってそれぞれ異なります。

そして、このようにレベルごとに分けてアポ取りを考えると、よりスムーズにABCを取れるようになります。特に、ネットワークビジネスを始めたばかりの初心者の人には、最初に目指すべきレベルがあります。

そこで今回は、「初心者がMLMでスムーズにABCセッティングを行うためのコツ」について解説します。

アポ取りは段位制度である

ネットワークビジネスを行っていく上で、アポイントを取ること(アポ取り)は重要です。その中で、アポ取りを上手く行うコツやポイントは、その人におけるアポ取りの能力レベルごとに違います。

例えば、柔道で黒帯と茶色帯の人では、当然ながら学ぶべき技術が違います。これと同じように、ネットワークビジネスのアポ取りに関しても「段位制度」のようにして考えると、アポ取りが上手くいくようになります。

具体的には、「1級から初段、二段、三段…」というように、レベル分けを行います。そして、そのレベルごとに合った注意点や意識すべきこと、アポイントを取るコツなどがあります。

そのため、あなた自身のアポ取りのレベルを知ることで、よりスムーズにABCにつなげることができるようになります。特に初心者の人は、まずは二段レベルまでを目指すことが1つのポイントになります。

レベルごとのアポイントを取るコツ

ネットワークビジネスでアポ取りを上手く行うためには、自分自身のレベルに合った注意点を意識することが重要です。そこで以下に、1級から2段までの各段階に応じたアポイントを取るコツについて記します。

1級

1級の人は、ネットワークビジネスとは違う内容の話しを使ってアポバイザーであるAに会わせるようなレベルの人を指します。

ABCセッティングとは、ネットワークビジネスに新しいメンバーを勧誘する際の方法です。具体的には、仲介役であるB(ブリッジ)が、勧誘される人であるC(クライアント)をベテランであるA(アポバイザー)に紹介します。

そのため、仲介役であるメンバー(B)が、勧誘されるCに対してビジネスについて上手く話ができなくても、ベテランであるAが代わりに説明してくれるのです。

例えば、B(ブリッジ)の中でも1級レベルの人は「人に会ってみない」「イベントあるから来てみないか?」「経済の勉強会があるから来てみなよ」というようなセリフによって相手を誘います。つまり、ネットワークビジネスの一歩手前の段階の話をして、相手を連れてくるレベルの人です。

ネットワークビジネスではなく、「成功者と会う」「日本経済に関する話」というような内容の話であれば、多くの人は抵抗無く話を聞いてくれます。

そして、Aが相手からニーズを聞きだしたり、自分自身の話をしたりして相手に興味付けを行ってくれて、アポイントにつなげてくれます。そのため、1級レベルの人は、「アポ代行サービス」ということができます。

その他にも、1級の人の中には以下のようなセリフを使って相手を誘う人もいます。

・人生勉強になるから来てみないか

・情報収集になるから話を聞いてみないか

・人生相談を受けてみないか

このように、イベントやAの人柄などといった抵抗を感じにくい話題で興味を持たせて、Aに会わせることができるレベルの人は、アポ取り1級レベルだといえます。

1級の人が注意すべきことは、「どのような話をして誘ったのかをAさんに伝えておく」ということです。Aは、その内容とネットワークビジネスを継げるアポバイザーの役割を行ってくれます。そのため、1級レベルの人は、Aと事前の打ち合わせをしっかりと行っておくことが大切です。

初段

ネットワークビジネスにおいて、「とにかくアポイントを取ってABCに連れてこれる」というような状態の人は、初段レベルだといえます。

例えば、「とにかく良い話があるから」「何でも良いから一回聞いてくれ」といったように、ABCの内容は説明していないような場合でも、とりあえずABCセッティングに相手を連れてくることができれば初段です。

つまり、「勢いでアポを入れることができる人」はこのレベルです。

そうしたときに、スムーズにABCを行うためのポイントは、1級の人と同じように、AとBで事前の打合せをしておくことです。B役であるあなたが、「どのような誘い方をしてCを連れてきたのか?」ということを、Aに伝えておきます。

例えば、「凄い人がいるからとにかく会ってみて」という誘い方をした場合と、相手が具体的に「もっと時間に余裕を持って働けるような方法を知りたい」と言って連れてきたケースでは、対応方法が大きく異なります。

前者であれば、雑談から入ってAが相手のニーズを把握しながら話を進めるようになるでしょう。また後者であれば、初めからAの体験談や具体的なアドバイスを行うかもしれません。

他にも、メンタルトレーナー的な存在としてAを紹介してアポイントを取るようなケースもあります。そうした際に、Aに対して何も告げずに「アポ取れました」といってABCを行うと、Aはビジネスに関する説明をし始めます。

そうなると、話を聞いてもらいたいCは、「こんな話を聞くつもりではなかった……」と感じ、双方の考えに相違が生じてしまいます。その結果、AにとってもCにとっても無駄な時間を過ごすことになります。

こうした事態を防ぐためにも、初段レベルの人で「とにかく連れてきた」という人は、Aと事前に打ち合わせをしておくことが大切です。

二段のポイント①:話さない

初段の人は、「とにかく相手をABCまで連れてきた」というレベルの人です。それに対して二段レベルの人は、「相手のニーズを聞いた上でアポイントを取ってきた」という人であり、「話さない」「お願いしない」「興味付ける(ニーズを聞く)」という3大原則を活用できている人になります。

このレベルになるためには、特に三大原則における「話さない」には注意しなければいけません。そして、このような話し過ぎる人には、「良い気分で話しすぎる」という状態と、「言わざるをえない」というケースがあります。

アポイントを取る際に、相手が興味心身で話を聞いてくれるため、嬉しくなって過剰に話しすぎてしまうことは多々あります。そして、たくさん話をした結果、最終的に「話しすぎが原因でアポイントを取ることができなかった」ということになります。

こうしたケースは、調子に乗って話し過ぎないように意識するしかありません。

また、「具体的な内容を話さないとABCセッティングに来てくれない」というようなパターンもあります。例えば、相手が「何かよくわからないから行きたくない」「もっと詳しい話を聞かせてくれれば行ってもいい」というような反応を示すケースです。

このように色々突っ込んで聞いてこられる人に対して、「話したらABCに来てくれるのか……」と考えて話し過ぎてしまい、その結果、失敗することになります。

こうした場合には、「詳しく話をしてしまうとチャンスがなくなり、話をしなければチャンスは残る」と考えて、断固として話さないようにしてください。

あなたが細かい話をしなければ、相手に「怪しい」と思われるかもしれません。ただ、そう思われたとしても、相手は話すら聞いていない状態であるため、もしかしたらABCで納得することになるかもしれません。つまり、疑われている間はまだチャンスがあります。

それに対して、あなたが話をした上で断られてしまったら、相手は話を聞いて内容を理解した上で判断している状態です。この先にいくら話をしても、相手がABCに来てくれることはありません。

そのため、こうした人に対しては、絶対に詳しく話さないようにしましょう。具体的には、「今は資料もないし、中途半端に伝えることはできない」「下手に話をして誤解を招いてしまうと、あなたに申し訳ないから話せない」というように伝えましょう。

また特に、このレベルの人は、「ネットワーク」という言葉は使わないようにしましょう。

ネットワークに関連するワードは、「ネズミ講」や「悪徳マルチ商法」を連想させてしまうことになります。そのため、こうした言葉は発さないようにしなければいけません。

さらに、会社名に関しても言わないようにしてください。これも同じように、相手に悪いイメージを連想させることにつながります。また会社名を伝えてしまうと、それを調べて、インターネット上に書かれているネガティブな情報を見てしまい、マイナスなイメージを持ってしまうことにつながります。

こうしたことから、ネットワークや会社名は、二段の人にとってはNGワードだといえます。

二段のポイント②:興味付ける(ニーズを聞く)

二段の人は、アポイント取りの三大原則である「話しすぎない」ということを意識することが重要です。ただ、それだけではアポ取りを成功させることはできません。

そこで、アポ取りをスムーズに行うためには、相手に興味付けをすることが大切になります。

そして、相手に興味を持ってもらうためには、まずは「相手のことを知る」ということが重要です。ネットワークビジネスは、相手の人生をより良いものにするためのコンサルタント業のようなものです。当然ながら、相手をコンサルする場合には、まずは相手のことを知らないといけません。

例えば、あなたが保険の相談所に、アドバイスをもらいに行ったとします。そのとき、アドバイザーがあなたの現状を聞かないままで、一方的に話をしてきたら、どのように感じるでしょうか?

おそらく多くの人は、「私のことを何も知らないくせに……」と感じるはずです。

アポイントを取るときも同じです。最初は、あなた自身が相手に興味を示して、相手の状況を把握するようにします。具体的には、「現状の不満」や「将来に対する不安」「理想」などについて相手に尋ねます。

そして、相手から話をどんどん引き出していき、相手が興味あることを聞きだしていきます。

また、あなた自身の経験や現状から話をすることも有効です。例えば、「私は3年後○○のようなことをしたいと考えているんだ」や「将来は△△のような不安があるから××しようと思っている」と自分の話をしたあとに、相手に対して「あなたはどのように考えている?」と問います。

そうすることで、スムーズに相手のニーズを聞きだすことができるようになります。

そして、こうした相手の状況を聞いて、その人自身に現状を認識させた上で、アポイントを取るようにすると、ABCに上手くつなげることができるようになります。

このように、スムーズにアポイントを取るためには、まずは相手のことを知ることが大切です。あなた自身が相手について理解した後に、興味付けを行うと、アポ取りを成功させる確率を格段に高くすることができるようになります。

今回述べたように、ネットワークビジネスでのアポ取りを、段位制度のようにレベルごとに分けて考えると、ABCへスムーズにつなげることができるようになります。その中でも、最初は二段のレベルを目指すことが大切です。

まずは、二段レベルの意識すべきことや注意点について理解して行動すると、レベルがどんどん上がり、アポ取りの成功率を高めることができます。

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