ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)では、グループ内での活動を活発にすることが重要になります。グループ内で商品の流通が多くなるほど、あなたがもらえる報酬も上がることになります。
そのため、ネットワークビジネスで成功するためには、リーダーであるあなたはグループメンバーの活動を促すことが欠かせません。
そこで今回は、「MLMチーム生の活動を活発にする2つのポイント」について解説します。
もくじ
リーダーの役割
ネットワークビジネスでは、グループのリーダーが果たす役割が非常に重要になります。あなたがそのリーダーである場合、あなたはメンバーのモチベーションを維持したり、活動をサポートしたりしなければいけません。
そのため、あなたはリーダーとして果たすべき役割について理解しておく必要があります。
リーダーとしての役割を認識して、メンバーの育成環境を上手く整えることができれば、グループはより大きくなり、商品の流通も活性化します。その結果、ネットワークビジネスでの成功につながります。
そこで、チーム生の活動を活発にするためのポイントを述べる前に、「ネットワークビジネスにおけるリーダーの役割」について解説します。
メンバーのモチベーションを高める
ネットワークビジネスでは、グループのメンバー数が増えることは大切です。ただ、それだけではなく、商品の継続した購入やビジネス活動を活発に行うメンバーが多くいることが重要になります。
いくらメンバー数が多いグループであっても、組織内で商品の流通が起こらなければ、当然ながら報酬を得ることはできません。そのため、あなたはメンバーのモチベーションを高める工夫を行う必要があります。
そしてメンバーには、ビジネス目的で参加している人と、商品の愛用者として登録している人がいます。メンバーのモチベーションを高める際には、こうしたネットワークビジネスへ参加している目的別に分けて対応する必要があります。
・ビジネス目的の人に対して
ビジネス目的でネットワークビジネスに参加している人は、登録した当初はやる気に満ち溢れている人がほとんどです。ただ多くの人は、思うように結果が出なかったり、時間が経過したりするとモチベーションが低下します。
こうした場合には、セミナーやイベントなどに誘うことが有効です。そして、セミナーに参加するだけでなく、セミナー運営など、その人に役割を与えるとよりモチベーションを高めることにつながります。
人は、役割を与えられると、自分に自信を持ったり、他人に影響を与える経験をしたりして、やる気が自然と高まるようになっています。
例えば、セミナーに行って「ハロートーク」をしてもらいます。ハロートークとは、「なぜネットワークビジネスを始めたのかという経緯や、その人が感じた魅力」を話してもらうことをいいます。また「製品の体験談を話してもらう」というのもハロートークになります。
このように、同じような立場の人が感じた体験話を聞くことで、人はその人に大変共感するようになります。また、話した本人も人前で話すという能力が身に付いたり、役割を与えられ前向きになったりします。それがハロートークです。
さらに、セミナー会場の準備で一緒に机を並べたり、司会や受付をしてもらったりして、その人が活きるようにしてあげることも役割を与えることになります。
ただ、決して押し付けになってはいけません、今後におけるその人の成長考えて役割を与えます。またこうしたことは、主催者側に回ることによって感じる楽しさでもあります。
このように、ビジネス目的でやる気が下がっているような人には、「何か役割を与える」という方法が非常に有効だといえます。
・製品使用目的の人に対して
商品の愛用者として参加している人に対しても、ビジネスに興味を持ち、ビジネス活動を行ってもらえるようにすることがリーダーとしてのあなたの役割です。そうすることで、グループ内での活動がより活発になり、商品の流通も促されることになります。
そして、ビジネスに興味がない人に対しては、まずは「ビジネスを行うことで叶えることができる夢や生活」について話をして、興味を持ってもらうようにします。
また、何か小さな目標を立てて、その目標を達成した際にはランチ会などの小さなご褒美を用意することも有効です。その結果、チャレンジすることや目標を達成することの感動や楽しさを経験できるため、ビジネスという次のステップに移りやすくなります。
このように、製品の愛用者に対しては、少しずつビジネスへの興味を引き出すような工夫を行うことが大切です。
活動をサポートする
ネットワークビジネスでは、自分自身が話をして勧誘することもありますが、アップラインなどの経験豊富な人に伝えてもらうことも少なくありません。
こうした勧誘テクニックを、「ABCセッティング」といいます。ABCセッティングは、ネットワークビジネスの初心者で、商品やビジネスについて上手く説明することができない人にとって非常に有効なものです。
ABCセッティングでは、ビジネス初心者のメンバーが商品やビジネスを紹介したい人と、製品やビジネスモデルについて話をしてくれるアップラインであるあなたとの仲介役となります。つまり、メンバーの役割はあなたが話しをする機会を準備することです。
ただ一言で準備といっても、行わなければいけないことはたくさんあります。
例えば、紹介者であるメンバーは、待ち合わせや話をする場所の設定、必要な道具の準備などを行わなければいけません。
そして、はじめて仲介役をする際には、こうした準備の仕方もわからない人がほとんどです。そうした場合、リーダーであるあなたが、メンバーが仲介役という役割を十分に果たせるようにサポートをしなければいけません。
あなたがサポートすることで、勧誘活動が上手くいくようになるだけでなく、メンバーの自信やモチベーションの向上にもつながります。
このように、あなたはリーダーとして、メンバーの活動をサポートするという役割があります。
期待をかける
ネットワークビジネスにおけるリーダーは、チーム生がビジネスを始めた目的ごとに、異なったサポートを行わなければいけません。
ただ、チームのメンバーを行動させることは容易ではありません。中には、登録だけして全く活動していないようなメンバーもいます。そうした場合、多くのリーダーは、メンバーに対して叱咤します。
しかし実際には、メンバーの行動を促すためには、叱咤ではなく「期待をかける」ということが重要です。人は、他人から期待をかけられると、自然と「その期待に答えよう」と活動するようになります。その結果、実際に期待通りの行動をします。
組織のリーダーとして、部下やメンバーを活動させるためには、こうした「期待をかける」ということがポイントになります。
そこで以下に、期待をかけることの重要性について記します。
リーダーに起こりやすい悩み
組織のリーダーとなったとき、多くの人はチームのメンバーが積極的に活動しないことに対して一度は不満を持ちます。
例えば、あなたがネットワークビジネスでリーダーをしていたとします。ネットワークビジネスでは、組織内での流通が活発になるほど報酬が得られるため、あなたはチームのメンバーに積極的に活動を行って欲しいと考えています。
しかしチームメンバーの中には、ほとんど活動していないようなメンバーも少なからずいます。
そうした場合、あなたは「活動してくれない人たちがもう少し積極的に行動してくれたら商品の流通も活発になるのに……」「なぜあの人たちは活動しないのだろう……」というような不満や悩みを持ちます。
そして多くのリーダーは、悩んだ末に、その状況を放置しておくか、もしくは活動していないメンバーを叱咤することになります。
当然ながら、そうした状況を放置することは問題です。ただ一方で、メンバーを叱咤することも、現状を変化させるための有効な手段だとはいえません。それどころか、叱咤することはメンバーとの信頼関係を壊すことにつながりかねません。
多くの人は、他人から指示をされると、「自尊心」を傷つけられたと感じるようになります。その結果として生じることは、「落ち込んで行動しない」もしくは「指示されたことに反発する」ということです。
つまり、行動しない人たちを叱咤することは、最終的に双方にとって良い結果を生み出しません。
リーダーになると、「部下やメンバーが積極的に行動しない」という悩みを持つことが少なくありません。ただそうした際には、叱咤することは有効な手段ではないということを理解しておいてください。
期待をかけることの重要性
組織のリーダーとして、部下やメンバーが積極的に活動しないことに悩む人は少なくありません。そして多くの人は、部下やメンバーを叱咤しますが、そうした行動は良い結果へつながることはありません。
実際に人を行動させるためには、「指示する」ということではなく、「相手に期待をかける」ということが非常に有効な手段になります。
例えば、子供の教育を考えてみてください。自分の子供が勉強しない場合、あなたがいくら「勉強しなさい」と指示をしても、子供が自発的に勉強するようになることはありません。また、もしそうした叱咤によって子供が勉強するようになっても、一時的なものでしかありません。
その一方で、「○○は小さい頃によく本を読んでいたんだよ。だから勉強することは得意なはずなんだけど、最近はあまり教科書を開いていないようだね」「せっかく本を読む才能があるんだからもったいないよ」というように、相手に期待をかけるような声掛けを行います。
このように、子供に対して「期待している」ということをほのめかすような言葉をかけることで、子供は「期待に沿いたい」と考えるようになります。その結果、子供は自然と勉強するようになります。
このときのポイントは、「勉強をしなさい」という指示を一切しないことです。一般的に相手を行動させようとするときには、相手に対して命令したり指示をしたりしようとします。しかし実際には、そうした行動は逆に相手の自主性を抑えることになります。
そうではなくて、相手を行動させたい場合には、期待をかけることが非常に効果的な手段になります。
相手の顔を立てる
メンバーのやる気を高めさせようとするときに、相手が活発に活動していないからといって、怒鳴りつけても無駄です。特に、相手との関係を良好に保ちながら行動を促したいときには、そのような態度を取ることは裏目に出ることになります。
そうした際に大切になることが、「相手の顔を立てる」ということです。そうすることで、相手との関係性を維持しながら、積極的に活動させることができるようになります。
そこで以下に、相手の顔をつぶさない重要性について記します。
顔をつぶすことは相手の自尊心を傷つける
あなたは、部下や後輩が失敗したときに、相手を怒ったことはあるでしょうか。そのときに、相手の立場に立って考えた上で、相手にあなたの考えを伝えたでしょうか。
多くの人は、部下や後輩が仕事でミスをすると、その場で指摘します。そして、他の職員やお客さんなどの前で、失敗したことに対して怒鳴りつけます。
ただ、もしあなたが怒られる立場であったら、このときどのような気持ちになるでしょうか。おそらくほとんどの人は、「また失敗した。自分はダメな人間だ」「周りの人からもダメなやつだと思われているだろう」といったように、自分の評価を下げます。
つまり、このように人前で失敗したことを怒鳴りつけることは、相手の「自尊心」を傷つけることになります。
そして、自尊心を傷つけられた人は、気持ちが落ち込み仕事に身が入らないようになります。その結果、また失敗を繰り返したり、積極的に仕事を行わないようになったりします。
また、そのような状況になったときに「なぜ人前でこんなに怒るんだ」「そこまで言わなくていいだろう」というように「反発心」を持つ人も少なくありません。
ただどちらにしても、反発心を持った人のほとんどは、仕事を頑張ろうとは思いません。それどころか、そのことがきっかけで職場を辞めてしまう可能性もあります。
このように、失敗した人を人前で怒ることは、相手の顔をつぶすことになります。そして顔をつぶされた相手は、自尊心が傷つくか、もしくは反発心を抱くことになります。その結果、仕事の効率が下がったり、職場を去ったりすることになり、誰にとってもマイナスの結果を生み出すことになります。
顔を立てることで相手のやる気を引き出す
過ちを犯した人を、人前で怒ることは、相手の顔をつぶして自尊心を傷つけます。そうした行動は、双方にとってプラスになりません。
ただ、逆に相手の顔を立てることは、お互いの人間関係を良好に保つだけでなく、相手のやる気を引き出すことになります。
例えば、あなたがあるプロジェクトの責任者を任せられたとします。ただ、一生懸命やった結果、プロジェクトは失敗に終わりました。そのことを、会社の幹部が集まる会議で報告しなければいけません。
そのときあなたは、社長などの経営陣からみんなの前で叱咤されることを覚悟して会議に臨みます。そして、ドキドキしながら失敗した報告を行いました。
しかし、社長はあなたの予測に反して、「今回の失敗が次のプロジェクトに活きてくる」「いい働きをした」とあなたを褒めてくれました。そのように言われると、ほとんどの人は、自分自身の自尊心が傷つけられないだけでなく、「この社長のために次は頑張ろう」と思うはずです。
つまり、このように失敗した社員の顔を立てることで、結果的に社員のやる気を引き出すことになります。
もし社長が、逆に失敗したあなたを会議の場面で怒鳴りつけていたら、あなたはどのように感じたでしょうか。おそらく自尊心が傷つけられて、一時の間は仕事に力が入らないような状態になっていたはずです。
このように、顔を立てることは、相手との人間関係を壊さないようにするだけでなく、相手のやる気を引き出すことにもつながります。
今回述べたように、失敗した人を人前で怒ったりすることは、相手の自尊心を傷つけることになります。そしてその結果、相手との人間関係が崩れるだけでなく、相手のやる気も奪うことになります。
一方で相手の顔を立てることを意識すると、その人との人間関係がさらに良好になるだけでなく、相手のやる気を高めることにつながります。
また、メンバーを叱咤するのではなく、「期待をかける」こともメンバーの活動を活発にするポイントです。
相手に対して「信頼している」「期待している」という気持ちを込めた声掛けをすることで、相手は自然に行動することになります。また、そうした声掛けを頻繁に行うことで、あなたと相手との信頼関係をより深めることにもつながります。
こうしたコミュニケーションは、わずかなことですが、組織のリーダーとして成功するためには欠かせないポイントになります。そのため、リーダーである人は、ぜひ意識して行動してみてください。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。
所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。
そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。