ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)で成果を出すためには、行動し続けることが欠かせません。そのため、モチベーションを常に維持しておくことが大切です。
これは、あなた自身だけでなくチームメンバーにもいえます。あなたがチームメンバーのやる気を高めるような一言をかけるだけで、メンバーのモチベーションは高まり、チームで結果がどんどん出るようになるのです。
そうするためにも、あなたはチームメンバーのやる気を高める方法を理解しておくことが重要です。
そこで今回は、「MLMメンバーのやる気を上げる一言」についてタイプ別に分けて解説します。
もくじ
ネットワークビジネスにおけるやる気の重要性
ネットワークビジネスで成功するためには、新たなメンバーを勧誘(リクルート)することが大切です。チームメンバーが増えるほど、あなたが手にする報酬は大きくなります。
ただ、ネットワークビジネスで成果を出すために必要なことは、新たなメンバーのリクルートだけではありません。ネットワークビジネスで結果を出し続けるためには、新メンバーを増やすことと同じくらい、メンバーのモチベーションを維持することが重要です。
あなたがどれだけ新メンバーをリクルートして巨大な組織を作っても、活発に活動しているメンバーがほとんどいなければ、チームでの成果は上がりません。
ネットワークビジネスを行っている人には、登録した当初はモチベーション高く行動していたにも関わらず、3ヶ月、半年、1年と時間が過ぎていくにつれて、やる気が下がっていく人が多く存在するのです。いわゆる「幽霊部員」ばかりのチームを作っても、ネットワークビジネスで成功することはできません。
こうしたことからも、ネットワークビジネスで成果を出すためには、リクルートしたメンバーのモチベーションを維持することが大切だといえます。
60パーセント以上はやる気の低下を経験
ここまで述べたように、ネットワークビジネスで成果を出し続けるためには、リクルートだけでなく、メンバーのやる気を維持することが重要です。それでは、実際にネットワークビジネスを行っている人のうち、どれ位の人がネットワークビジネス中にやる気の低下を実感しているのでしょうか?
ネットワークビジネスを実践している人を対象に「ビジネスをしていてやる気を失くすことはありますか?」という問いのアンケートが実施されました。
その結果は、「よくある」と答えた人が27.3パーセント、「ときどきある」が36.4パーセント、「あまりない」が18.2パーセント、「まったくない」が18.1パーセントというものでした。つまり、ネットワークビジネスを行っている人の、約60パーセント以上がやる気の低下を経験しているのです。
このように、ネットワークビジネスを行っている中で、モチベーションが低下することは特別なことではありません。
やる気をなくす原因トップ5
ネットワークビジネスを実践している人の60パーセント以上が、ビジネス中にやる気の低下を感じています。それでは、ネットワークビジネス実践者のやる気を下げる要因には、どのようなものが挙げられるのでしょうか?
同調査において、ネットワークビジネス中にやる気を低下させる原因トップ5が明らかになっています。それらを以下に記します。
1位:収入が得られないことへの不満
2位:人間関係のこじれ
3位:他社ビジネスへ関心が移る
4位:製品に対する不満
5位:家族の反対
ネットワークビジネスでやる気を下げる要因には、以上のような理由が挙げられています。またこれら以外にも、「なぜだかわからない」「断られ続けることに耐え切れない」「アップラインの不正を見た」という原因でモチベーションが低下した人もいるようです。
タイプ別のやる気アップ法
ネットワークビジネスにおいて、やる気が低下している人は、いくつかのタイプに分類することができます。そして、それぞれのタイプによって、モチベーションを高める方法はことなります。
そこで以下に、タイプ別におけるやる気アップ法について記します。
やる気がなくなる4タイプ
ネットワークビジネス中にやる気がなくなってしまう人には、主に「安定満足タイプ」「燃え尽き症候群タイプ」「ぼんやりスタートタイプ」「自暴自棄タイプ」の4つに分類されます。
・安定満足タイプ
安定満足タイプは、ネットワークビジネスを始めて、ある程度の収入を得ている人に当てはまります。つまり、安定満足タイプとは、「ある程度の収入に満足している人」ということです。
例えば、ネットワークビジネスを始めてから、毎月10万円の収入を得るようになった人がいます。その人は、ネットワークビジネスは副業であるため、月に10万円程度の収入があれば十分に満足していたのです。
その結果、「今の安定した収入を維持できればいいや……」という思考に陥り、ネットワークビジネスに対するやる気が低下してしまいます。
・燃え尽き症候群タイプ
燃え尽き症候群タイプは、ネットワークビジネスを開始した直後に頑張り過ぎる人に当てはまります。つまり、最初にハイペースで活動しすぎて、モチベーションが長続きしないような人です。
例えば、副業で始めた人が、毎日睡眠時間を2時間にして活動していたとします。そうした無理な生活を続けても、ネットワークビジネスでは結果が出るまでに数ヶ月は必要です。そのため、結果が出る前にスタミナが切れてしまい、一気にやる気が下がってしまいます。
このように、最初に飛ばしすぎてやる気がだんだん下がっていく人も少なくありません。
・ぼんやりスタートタイプ
ぼんやりスタートタイプとは、そもそも「何となくビジネスを始めた」という人の多くが当てはまります。つまり、ぼんやりした目的でビジネスを開始したため、モチベーションが上がらないような人です。
例えば、「仲の良い友達に誘われたから断りきれずに登録した……」「家族にどうしてもといわれたから登録した……」といった人でモチベーションが上がらない人は、ぼんやりスタートタイプになります。
このように、夢や目標を明確にせずにビジネスを始めた人には、なかなかやる気が上がりにくい人が多いです。
・自暴自棄タイプ
自暴自棄タイプとは、ビジネスが上手くいかないことを、ネガティブに考える人に当てはまります。つまり、失敗したことに対して「私はダメだ」「上手くいきっこない」と考えるような人です。
例えば、最初に挙げたリスト全員にアポ取りをして、一人もアポが取れなかったとします。そうした場合に、「こんなに頑張って声をかけたのに一人もアポイントが取れないなんて……」「自分は向いていないんだろう」「いくら頑張っても無駄だ」という思考を持つ人は、自暴自棄タイプです。
このように、自分が上手くいかなかったことに対して自暴自棄となって、やる気が下がる人も少なくありません。
タイプ別のやる気を上げる一言
それでは、それぞれの4タイプの人に対して、モチベーションを上げるために必要な声掛けとはどのような一言でしょうか?
以下に、それぞれのタイプ別に、やる気を上げる一言について記します。
・安定満足タイプ → 「稼がないならやっている意味ない」
安定満足タイプの人には、「そもそもネットワークビジネスを始めたきっかけ」を思い出させることが重要です。そして多くの場合、ネットワークビジネスを始めた目的は、お金に関することのはずです。
例えば、「高い収入を得て自由に海外旅行に行きたい」「権利収入を得ることで家族との時間を作りたい」といったことです。
確かに、ある程度の収入を得ることができれば、ネットワークビジネスを始める前よりも生活には余裕が出ます。ただ、ネットワークビジネスを開始した当初の気持ちを忘れてはいけません。
そのため、安定満足タイプの人には、「稼がないならやっている意味ない」というように、初心を思い出させる強い一言が有効になります。また収入以外のモチベーションを作ってあげる事も重要です。
例えば、イベントで表彰されることを目標にしてもらうことや、収入ではなくタイトルや数値を目標にしてすることも有効です。
・燃え尽き症候群タイプ → 「狂うのトビラを開け!」
燃え尽き症候群タイプの人は、一定期間がむしゃらに頑張って、その反動でモチベーションが低下してしまっています。そして、一回やる気が下がってしまうと「もう自分はモチベーションが続かないからダメだ……」と考えてしまうのです。
確かに、ネットワークビジネスで成功するためには継続が大切です。ただ、成果を出すためには、ずっと頑張り続ける必要はありません。
特に、ネットワークビジネス成功者に共通していることとして、「過去に狂ったように活動していた時期がある」ということが挙げられます。例えば、「ネットワークビジネスを始めた頃は寝る間をおしんでアポ取りをしていた」「仕事の合間を見つけて、少しでも時間があればアポ取りをしていた」といった行動です。
そして、いくら成功者であっても、ずっとこのような狂った行動を続けているわけではありません。
そのため、燃え尽き症候群タイプの人にも「成功者と同じように、一定期間でも良いから狂ったように行動してみれば?」という声掛けをすることで、またモチベーションを取り戻すことができるようになります。
他にも「組む人を変える」や「今までとは違った上手くいく計画を提案する」という方法も有効です。
燃え尽きている人は、未来に希望が見えなかったり、マンネリ化していたり、エネルギーが不足していたります。そのため、一緒にビジネスする人、つまり組む人を変えることで、新たな刺激が生まれてエネルギーが湧いてきます。もちろん、新たに組む人は、燃え尽きた人にとって相性が良かったり、未来に可能性を感じたりできる人が理想です。
またこれから行動するにあたり、今までとは違った行動計画を提案してあげることも大切です。
・ぼんやりスタートタイプ → 「未来は自分で作っていける」
ぼんやりスタートタイプの人は、自分自身の夢を自覚していないためにモチベーションが低下しています。
例えば、「将来的にあまりやりたいことがない」「今の生活でも十分に満足している」といった人は、ぼんやりスタートタイプに多いです。
ただ、夢ややりたいことを持っていない人なんて、ほとんどいません。このように「夢ややりたいことがない」という人の多くは、自分自身で「できない」と決め付けているのです。
そのため、「未来は自分で作っていける」という一言をかけ、自分自身で作った限界を超えるように背中を押すことが大切です。
・自暴自棄タイプ → 「私は私を大事にします」
自暴自棄タイプの人は、やる気を失っているというよりも「落ち込んでいる状態である」といえます。いわゆるネガティブ思考となり、自己否定をしている状態になっているのです。
そうした際には、自分自身を肯定するような言葉を唱えてもらうことが大切です。
例えば、「私はできる」「私は自分を愛している」といったような肯定的な言葉を繰り返すことで、自己肯定感が生まれることになります。
こうしたことから、自暴自棄タイプの人には、自己肯定感を高めるような「私は、私を大事にします」という一言を唱えてもらうことが有効です。
やる気に影響する一言
ネットワークビジネスを行っている人に対して、「やる気をもらった一言」と「やる気を失った一言」についてアンケートした調査が実施されています。以下にそれぞれのセリフの例を挙げます。
やる気をもらった一言 | やる気を失った一言 |
・足を引っ張る人が多い世の中で、手を取ってくれる仲間がいるっていいよね
・焦らなくていい ・あきらめなければたどり着ける ・成功する鳥は群れをなして飛ぶ。上手くいかないときこそ、上手くいっている人から離れない |
・仕方ないよね(トップリーダーから)
・誰のおかげで収入取ってると思っているの?(トップリーダーから) ・ネズミ講、マルチ(友達から) |
このように、何気ない言葉かけが良くも悪くも相手のやる気と行動に大きく影響します。
今回述べたように、ネットワークビジネスで成果を出すためには、継続して行動することが重要です。そして、行動し続けるためには、モチベーションを維持することが欠かせません。
特に、自分自身だけでなく、チームのメンバーのやる気を保つことは非常に大切です。そのため、あなたはメンバーのタイプごとにモチベーションを高める方法を理解しておくことが重要になります。
そうすることで、チームメンバーのモチベーションを維持して、ネットワークビジネスで成果が出せるようになります。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。
所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。
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