副業サラリーマン・主婦が確定申告時に認められる必要経費

keihi

サラリーマンや主婦が副業を行う際には、副収入に対してかかる税金を支払うために確定申告をする必要があります。

そして、副収入のうち確定申告時に税金の対象となるものは、「所得」になります。所得とは、副収入で得た全収入から副業にかかったお金(経費)を差し引いたものです。

そのため、確定申告時に経費が多く認められるほど、支払う税金が少なくなります。つまり、必要経費をしっかりと記録しておくことは重要な節税対策の1つです。

ただ、確定申告を行ったことがない人の多くは「何が経費として認められるのか?」ということを悩みます。今まで経費の計算をしたことがない人は、本来であれば経費として認められるようなものでも、遠慮して必要経費に含まないようにすることがたくさんあります。

そこで今回は、「副業サラリーマン・主婦が確定申告時に認められる必要経費」について解説します。

経費の勘定項目

副業によって副収入を得る場合、税金がかけられるのは、全収入から経費を引いた額になります。そのため、どのようなものが経費として認められるかを把握しておくことは大切です。

そこで以下に、経費として認められる項目について記します。

必要経費はどこまで認められるのか

副業を行うサラリーマンや主婦は、確定申告を行うことで副収入に対する税金を支払う義務があります。ただ、副業で得た副収入全てに税金がかかるわけではありません。

副収入の中でも税金の対象となるのは、所得になります。所得とは「全収入から副業を行うために必要となったものにかかった費用を差し引いた額」を指します。つまり、税金対象額は「副収入-必要経費」という式で算出されます

そのため、確定申告を行う副業サラリーマン・主婦にとっては、「必要経費がどれだけ認められるか?」ということが重要になります。

基本的に必要経費とは、「副業に必要な出費」になります。ただ、どのような出費が経費として認められるかということを明確に区別できる人は多くありません。

そこで、大切になることは「とにかく経費になりそうなものは、ダメ元で全て載せておく」ということです。その中で、否認された分は税金を支払うことになりますが、躊躇して初めから経費を少なくするよりは、とりあえず経費として提出する方が、経費として認められる額は大きくなる可能性が高いです。その結果、支払う税金も少なくなります。

このように、「何が必要経費として認められるか?」ということを明確に区別できる人はいません。そのため、ダメ元でも可能性のあるものは一度経費として提出することが大切です。

経費の分類「勘定科目」

確定申告時に、「何が経費として認められるか?」ということは誰にもわかりません。ただ、「勘定科目」といって、経費を分類する項目はある程度決められています。そうはいっても、必ず勘定科目ごとに分けなければいけないということはありません。

申告時に、勘定科目ごとに精確に分らなければいけないということではありませんが、分ける項目を知っておくと、より正しく分類することができるようになります。

勘定科目の例には以下のようなものが挙げられます。

一般的なもの 通信費:郵送料、電話料、インターネット回線料

交際費;贈答費用、冠婚葬祭費、接待時の飲食費

家賃:事務所の家賃、駐車場代

交通費:バス、電車、タクシー代、宿泊費

光熱費:ガス、電気、水道代

広告宣伝費:看板、チラシ

リース料:パソコン、自動車、コピー機などのリース料

諸会費:商工会議所の会費

雑費:消耗品などの細かな経費

特殊なもの 車両関係費:ガソリン、高速利用、駐車場代

材料費:製作に必要な材料代

外注費:仕事を外部に委託した際に発生する委託費

図書研究費:書籍、サンプル代

会議費:カフェなどでの打ち合わせ費用

支払い報酬:税理士などへの報酬

勘定科目には、以上のような例があります。

ただ、既に述べたように、必ずこのような勘定科目に従って経費を分類しておく必要はありません。そのため、経費を分ける際はあまり神経質にならなくても大丈夫です

しかし、ある科目だけ過剰に突出していたり、毎年勘定科目が変わったりすることは避けるようにしてください。あまりにある勘定科目だけが目立ったり、年ごと変わったりすると、経費に関して細かく突っ込まれることになります。

このように無駄な詮索を避けるためにも、基本的にはバランス良く、上手く調整して勘定科目を調整することが大切です。

必要経費として認められるもの:領収書、レシート

こうした経費の証拠として必要になるのが、経費として使った領収証になります。基本的には、確定申告時に必要となる申告書の作成には、領収書を管理することが重要になります。そのため、主婦が副業を行う際には、領収書の大切さを理解しておく必要があります。

そこで以下に、副業する主婦が領収書を大事にすべき理由について解説します。

領収書の価値

主婦が副業を行う場合には、確定申告を行わなければいけなくなるケースがあります。そして確定申告時には、副業によって得た副収入や、副業を行うために購入した品物などに関する記録を記帳したものが必要になります。

そして、経費の記録として大切なものが領収証になります。領収証は、お金を経費として使った証拠になるため、確定申告時の記帳に欠かせないものだといえます。

前述したように、副収入の中でも、必要経費として使ったお金には税金がかかりません。つまり、経費として使った領収証を集めれば集めるだけ節税できることになります。

例えば、副収入による所得が190万円である人の場合、1万円を経費として追加できるとなると、かかる税金は所得税と住民税を合わせると15パーセントになるため、1,500円も支払う税金が安くなります。

このように、経費に使った領収証は、「最低でも額面の15パーセントが還元される重要なもの」と考えることができます。

レシートの扱い

副業を行う主婦は、確定申告時に節税対策のために、必要経費に関する領収証を管理しておくことが大切です。

そして、領収証の管理で多くの人が疑問に感じることは「領収証ではなくレシートではいけないのか?」ということです。基本的に、専業主婦で確定申告を行う必要がない人で、買い物をした際に領収証を発行してもらう人はいません。そのため、どうしても領収証をもらい忘れてしまうこともあります。

ただ実際には、確定申告時に必要な経費計算は、領収証ではなくレシートでも問題ありません。むしろレシートの方が、領収書と比較して細かい品目までチェックできるため望ましい場合もあります。

しかし、レシートは感熱紙に印刷されているため、月日が経つと消えてしまう可能性があります。また、宛名書きの無いレシートだと、「本当にあなたが購入した」という証拠にならないため、特に高額商品では認められない場合があります。

そのため、細かい消耗品などはレシートで問題ありませんが、高額な物に関しては領収証を発行しておく方が無難です。

そうはいっても、基本的にはレシートでも経費として認められるということを知っておいてください。

領収証が無い場合

必要経費に関して、領収証やレシートなど、何も証明するものが無い場合もあります。そうした場合には、伝票処理を行わなければいけません。

伝票処理とは、「いつ、どこで、いくら使って何を購入しました」ということを出金伝票に書くことです。出金伝票表は、コンビニや100円ショップなどにあるため誰でも購入できます。

ただ、領収証やレシートの管理が基本となりますので、出金伝票表の利用は、例外的処理と考えておくようにしてください。

今回述べたように、副業を行うサラリーマンや主婦が確定申告を行う際には、必要経費を提出することで支払う税金の額が少なくなります。ただ、「どこまでが必要経費に認められるか?」ということは、明確に区別することができません。

そのため、確定申告時に提出する必要経費には、勘定科目を参考にしながら、認められる可能性があるものは全て載せるようにしておきましょう。

そして、確定申告における必要経費の計算には、経費として利用した際に生じた領収証やレシートが必要になります。

確定申告を行わない人にとっては、領収書やレシートは、あまり必要ないものです。しかし、副業を行う主婦にとっては、領収証やレシートによって節税を行うことができるためとても重要なものになります。そのため、主婦で副業を行う際には、こうした領収証やレシートの必要性をしっかりと理解するようにしてください。

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