MLMで失敗する2つのパターンと3つの要因

sippai

ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)を行う人の中には、「ネットワークビジネスを使ってビジネスで成功したい」と考えている人が多いです。そのような人は、最終的にはネットワークビジネスをメインの仕事として生活を営むことを望みます。

しかし、ネットワークビジネスを始めた人がみんなそのような生活ができるようになるかというと、そうではありません。中には、ネットワークビジネスで失敗して、途中で止めてしまう人もいます。

そうしたことを避けるためにも、ネットワークビジネスで失敗する人の特徴を理解しておくことが大切です。

そこで今回は、「MLMで失敗する2つのパターンと3つの要因」について解説します。

ネットワークビジネスで失敗する2つのパターン

ネットワークビジネスで失敗するケースには、大きく分けて2つのパターンに分類されます。ネットワークビジネスで成功するためには、失敗する人のパターンを理解した上で、そのような思考や行動を避けるようにすることが大切です。そうすることで、結果的にネットワークビジネスで成功することができます。

そこで以下に、「MLM(ネットワークビジネス)で失敗する2つのパターン」について述べます。

スタートで失敗する

ネットワークビジネスで失敗する人の90パーセント以上は、ネットワークビジネスを始めるときにつまずいた人です。つまり、「実際にやってみたけどダメだった」という人より、「ネットワークビジネスをやろうと思ったけど行動しなかった」という人がほとんどだといえます。

多くの人は、初めてネットワークビジネスに関する話を聞いたとき、「すごい」「自分にもできそうだ」といったようにネットワークビジネスに興味を持ちます。

そして、自分自身の心の中では「ネットワークビジネスをやろう」と決めます。ここでほとんどの人は、家族や友人、会社の同僚といったような身近な人にネットワークビジネスの話をします。

そのとき、あなたは「ネットワークビジネスで成功する」という夢を持って身近な人に相談しますが、ほとんどの場合は否定されることになります。

ある統計では、周りの人にネットワークビジネスを始めることを話したり、誘ったりすると90パーセント以上は否定的な答えが返ってくることが明らかになっています。多くは「友達を無くすぞ」「そんな詐偽みたいなことは止めておけ」という言葉で、ネットワークビジネスに反対します。

そして、ネットワークビジネスを始めようとした人の70パーセントの人が、この段階で諦めます。

人のやる気を奪い、夢を打ち砕くのには、否定する人が3人いれば十分だといわれています。あなたの周りにいるたった3人の人が、ネットワークビジネスに対して否定的な意見を述べるだけで、あなたはネットワークビジネスを諦めることになります。

このように、ネットワークビジネスで失敗する人の大半は、実際に行動する前に諦めた人だということを理解しておいてください。

やったけど失敗した

ネットワークビジネスで失敗する10パーセントは、「実際に行ったけど失敗した」という人です。そして、このような話をすると、「ネットワークビジネスを行ったけど失敗した人はやり方が悪かった」と考える人が大半です。しかし実際には、ネットワークビジネスで成功するためには「やり方」より「考え方」が大切です。

どのような世界でもそうですが、「成功するためには成功した人の行動を真似しなさい」とよくいわれます。確かに、成功者の行動を見習うことは大切です。行動から変えることで成功する人もいます。ただ、そのような人のほとんどは、成功者のやり方だけでなく考え方も真似しています。

そして、ネットワークビジネスでも、このように「同じことをやれば同じ結果がついてくる」ということはありません。ネットワークビジネスで成功するために大切なことは、成功者の「行動」を真似するのではなく、「思考」を盗むことです

「実際にネットワークビジネスを行ったけど失敗した」という人は、「成功者の思考を手に入れることができなかった」ということに失敗の原因があるということを知っておいてください。

ネットワークビジネスで失敗する3つの要因

ネットワークビジネスを事業として行うということは、独立した個人事業主になるということです。誰からも雇用されないということは、いつ、どこで、誰と事業をするのか、また収入をどれくらい稼ぎたいのかをすべてを自らの意思で決定します。

つまり、自分で自分の給料を決められるということです。これだけを聞けば、自由で素晴らしいように思えます。しかし、自由というのは「成功も失敗も全て自己責任」ということです。

絶対に儲かるビジネスは存在しない

そもそも、どんな事業でも、誰も失敗せずに成功する事業というものはありません。また、従業員であっても会社倒産、リストラなどで失敗と呼べるような状態になる方も大勢います。絶対に儲かる株がないのと同じように、絶対にうまくいくビジネスはありません。

仕事だけではなく、これはスポーツや芸術も同じです。大学合格のために予備校に通っても受験に失敗することもあります。もっと身近なことでは、レストランに入ってランチをAにするかBにするかで迷い、Bを選んだら美味しくなかったが、隣でAを選んだ人は美味しいと喜んでいることはよくあります。

つまり、私たちが何かアクションを起こせば、成功もあれば失敗もあるということです。

むしろネットワークビジネスの場合、失敗したとしても大きな借金を背負ったり、夜逃げ当然で今の生活を全て捨てないといけなかったりするようなことはありません。

失敗しても今の生活が変わることがないため、最も失敗した人に会いやすいビジネスとも言われています。そういう意味では、非常にチャレンジしやすいビジネスです

失敗の原因を突き止めることが大事

もちろん、失敗するつもりではじめる方はいません。そのため、失敗してしまったら、ショックでネットワークビジネスのことを悪く言いたくなる気持ちも分かります。

しかし、失敗するのには必ず原因があります。その原因を見極めれば、成果を出すことも可能なのです

ネットワークビジネスの失敗で非常に多いのが、深くリサーチせずに参入するケースです。

ネットワークビジネスは失敗にリスクが低いと言いましたが、だからこそ失敗について深く考えずにやってしまう場合が多いです。例えば、以下のような理由で始めようとする人がいます。

「信頼している人から誘われたから」

「会社が大きいから」

「製品がとても良かったから」

しかし、これが参入に数百万から数千万かかるビジネスならどうでしょうか。総合的に考えて、より深くリサーチするでしょう。想定される失敗や障害を予想して、それに対して対処法や予防策を準備して参入する人が大半だと思います。

ネットワークビジネスにおいて、失敗する3つの要因

・会社選び

数あるネットワークビジネスの主催企業の中で、どこの会社を選ぶのかはとても重要です。ここを間違えると、どれだけ努力しても成功はしません。そもそも、スタートから沈没することが決まった船では、行き先は失敗しかありません。

また、残念ながらネットワークビジネスと称する悪徳企業も存在しますので、第三者機関などから認められている企業を選びましょう。

・やり方

ネットワークビジネスを行う上で遵守すべき法律を知っているでしょうか。やり方を間違えると、うまくいかないだけではなく、自分の信用を下げてしまうことになります。

誰と組むのかというのも非常に大事です。「儲かれば何をしてもいい」という考えの人と組んでしまうと、成功どころではなくなってしまいます。

・考え方(メンタル)

従業員として成功する考え方と、自分のビジネスで成功する考え方は大きく違います。

その世界で成功するには、「その世界の考え方=パスポート」が必要です。

また、ネットワークビジネスは人と人とをつないでいく仕事です。コミュニケーションのあり方から、人としてのマナーやモラルも大事です。

失敗の原因を突き詰めると、成功する上で注視するべきポイントが分かってきます。失敗(リスク)が明確になれば、それを回避することができます。

つまり、失敗の原因を突き詰めることで失敗のリスクヘッジができて、成功かなり近くなるのです

油断大敵

ネットワークビジネスに限らず、仕事や生活に関わるもの全てにおいて、「油断」「怠り」「侮り(あなどり)」は失敗の元と言えます。

油断してしまうと、せっかくのチャンスを失います。そして油断とは、たかをくくることや、注意を怠ることを指します。

ネットワークビジネスでは、商品や情報を伝えた人に対して、念入りにサポートやフォローを行う必要があります。このとき、伝えた人のモチベーションが一度でも上がれば、「あの人はもう大丈夫」「この人は辞めないだろう」と安心してしまう人は多いです。しかし、実はこのときの安心こそが、一番の油断なのです。

油断しないことがチャンスをつくる

そもそも「モチベーション」というのは、行動を起こすエネルギー源です。そして、車のガソリンと同じように、モチベーションが枯渇すると身動きができなくなってしまいます。

また、モチベーションの燃費は人それぞれ異なります。つまり、ものすごく燃費の良い人(「モチベーション」が下がりにくい人)もいれば、燃費が著しく悪い人(「モチベーション」が下がりやすい人)もいます。

例えば、自分が「ものすごく燃費の良いタイプ」だった場合、「自分が商品や情報を伝えた人はモチベーションが維持できている」と思ってしまうことがあります。

しかしこのとき、相手が「燃費がいちじるしく悪い人」であった場合、すぐにモチベーションは下がっていきます。そのため、油断しないように気をつけた上で、サポートやフォローを行い、相手のモチベーションの補給をしてあげるのが望ましいです。

タイトルアップも油断しない

ネットワークマーケティングにおいて、油断しないようにすべきこととして「タイトルを上げる」ことがあげられます。ネットワークマーケティングで成功する過程において、「タイトルアップ」はとても重要です。

それぞれの会社ごとに、タイトルやランクといった目安が存在します。これは、売り上げやグループの構築状況で上がっていきます。そしてネットワークビジネスでは、「タイトルを上げる」ことで、自分の収入を増やしていくことができます。

ネットワークビジネスでは多くの場合、所属するグループのイベントなどで、目標のタイトルアップを決めて挑むと結果につながりやすいです。そのためネットワークビジネスでは、「目標のタイトル」を決めることが重要です。そしてこのとき、目標を達成出来ない原因となるのが油断です。

つまり、「このペースでやれば達成できるだろう」「もう余裕だから大丈夫だろう」という感情が、チャンスを失わせます

油断で歴史が変わった

例えは悪いですが、歴史上の大きな戦いにおける敗因の多くは「油断」です。

このケースにあてはまる主な例として、以下のものがあげられます。

・中国の三国志の時代での、「曹操軍100万人」対「劉備・孫権連合軍10万人」の「赤壁の戦い」

・日本の戦国時代での「今川軍4万」対「織田軍5千」の「桶狭間の戦い」

これら全ての戦いにおいて、大勢力が「圧倒的兵力差だから簡単に勝てる」と油断した結果、その圧倒的兵力差を覆されています。

また油断とは、「注意を怠る」ことだといわれています。その逆に、物事に対して「注意を払う」ことは、面倒なことだと感じてしまいがちです。

油断すると負ける理由

なぜ人は、油断してしまうと負けてしまうのでしょうか。その理由は、「面倒くさい」と感じることにあります。

「油断」は、大丈夫と「たかをくくる」ことを意味します。なぜ人は「たかをくくる」のかといいますと、人にとって危機感をもつことは、居心地が悪いからです。

もし、危機を感知してしまったとき、人は不安になります。そしてこの場合、さまざまな「面倒な作業」をして、「危機」を乗り越えなければなりません。

このとき人は、危機を見ないようにして、面倒くさい作業を回避しようとする傾向にあります。さまざまな言い訳をつくり、「面倒な作業」を回避します。この瞬間こそが、たかをくくったときです

そして、「面倒な作業」を回避したことで「危機」が広がり、いずれ敗れていくのです。これが「油断」すると負ける理由になります。

面倒くさいと感じることが、成果が出ない全ての原因

私たち人間は、危機が訪れても「大丈夫だ」と思い込みたくなる生き物です。つまり、目の前まで来ている危機を、極力見たくないのが人なのです。

中小企業が成功して、そのあと倒産する理由の1位は、「怠慢経営」です。つまり、うまくいって油断して、面倒な作業ができなくなることで倒産するのです。そのため、成功するのと同時に、「怠慢」というものがつくられます。

例えば戦争の場合、敵のことをよく調べて、万全の対策をして挑まなければいけません。しかし、何度も何度も戦いがあると、万全の対策を練ることが面倒な作業になります。

つまり、「ここまでやらなくてもうまくいくだろう」「弱い相手だから勝てる」と侮り(あなどり)、「面倒な作業」を回避します。そして、「今まで勝てたのだから大丈夫」という侮りが油断をつくります。その油断が災いし、自分よりも弱い相手に敗れていくのです。この結果は、もともと「面倒な作業」を怠ったことからきています。

負けは、すべて面倒なことを嫌がったことから始まっています。つまり、どんなに勝っていたとしても、面倒なことを嫌がり、油断して準備を怠り、相手を侮った結果として負けてしまうわけです

また、黒澤明監督の言葉で「悪魔のように細心に、天使のように大胆に」というものがあります。これは、「行動は大胆かつ、思い切って迅速に動くが、細心に気を使って作品を仕上げていく」といった、黒澤明監督のモットーにしていた言葉です。ネットワークビジネスは、まさにこの考え方が必要なビジネスです。

今回述べたように、ネットワークビジネスで失敗する人の特徴には「スタートで失敗する」と「やったけど失敗する」の2パターンがあります。また、「会社選び」と「やり方」「考え方」の3つは、ネットワークビジネスで失敗する主な要因です。

こうしたネットワークビジネスで失敗するパターンや要因を理解しておけば、あなたが失敗する可能性は低くなります。

また、油断することもネットワークビジネスで失敗する原因となるため注意してください。

なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか

自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。

アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。

所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。

そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。