ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)を行う際には、はじめにネットワークビジネスを行なっている主催会社に登録する必要があります。
主催会社に登録してメンバーになった後、会社が販売している商品やビジネスを口コミで広げていきます。そして、あなたの口コミで製品が売れたり、メンバーが増えたりすることで、そのことに対する報酬が発生します。
そのため、ネットワークビジネスで成功するためには、登録する主催会社選びは非常に重要だといえます。
そして主催会社を選択する際には、多くの場合は知人などから紹介された企業から選ぶことになります。つまり、知り合いからの口コミ、もしくは知人のアップライン(上司的存在の人)からの勧誘で登録する会社を決めることになります。
ただ、こうした口コミや勧誘時には十分注意しなければいけません。
こうした勧誘を行う人の中には、あたかもネットワークビジネスが「努力なしでも成功できるビジネス」のように話をして、誘ってくる人もいます。ただ、こうした甘いセリフには十分注意しなければいけません。
ネットワークビジネスを始めようと考えている人は、主催会社を選ぶ際には、こうした甘いセリフに騙されないようにする必要があります。
そこで今回は、「ネットワークビジネスで注意すべき4つの誘い文句」について解説します。
もくじ
努力なしで成功できる
ネットワークビジネスで使われる誘い文句の一つに「努力なしで成功できる」というものがあります。ただ、これは事実ではなく、登録させるために使われるセリフです。
甘い誘い文句
ネットワークビジネスを行なっている人には、「主催会社が扱っている商品やビジネスモデルの良さを世の中に広めたい」と考えて活動している人も多くいます。ただ、中には自分の利益のために「とにかくメンバーを増やしたい」と考えている人もいます。
そうした人たちは、知人をメンバーに誘う際に、「甘い誘い文句」を使って勧誘します。
そのような甘い誘い文句の代表的なものが「努力することなく成功できるビジネス」というセリフです。例えば、「あなたは登録するだけで、私たちがあなたの組織を構築します」や「登録するだけで権利収入が入るようになります」といったセリフを使って勧誘されます。
そして、実際に成功している人の話を聞かされたり、実績を見せられたりします。そうなると、どうしても「自分でも簡単に成功できそうだな」と思ってしまうこともあります。
しかし実際には、ネットワークビジネスにおいて努力なしで大成功することは不可能です。
このような甘い誘い文句を使ってネットワークビジネスに誘ってくる人には、十分注意する必要があります。そうしたセリフを信じて主催会社を選択すると、後から後悔することになりかねません。
努力なしでは成功しない理由
ネットワークビジネスでは、知人などの紹介によって登録する主催会社を選ぶ人が多いです。そして、勧誘されるときに「努力しなくても成功できる」というようなことを言われる場合もあります。しかし、ネットワークビジネスは「努力することなく成功できるビジネス」ではありません。
例えば、あなたが「努力せずに成功できるビジネス」と考えてネットワークビジネスを始めたとします。ネットワークビジネスは模倣のビジネスであるため、あなたは同じように「簡単に成功できるビジネス」という言葉で知人を誘います。そして、その知人も同じようなセリフを使ってメンバーを増やしていきます。
そうすると、どんどん「努力なく成功できるビジネス」と考えているメンバーが増えていきます。つまり、何もしない大きな組織ができ上がることになります。
ネットワークビジネスでは、主催会社が販売している商品が売れてはじめて報酬を得ることができます。あなたの組織が大きくなると収入が増えるのは、組織内での流通が多くなるためです。
つまり、メンバーが商品を販売しないと報酬が生まれることはありません。そのため、何もしない人ばかりの組織ができてしまっては、いくらメンバーが多くなっても商品の流通が促されないため報酬は発生しません。
このように、ネットワークビジネスで重要なことは、組織の人数ではありません。大切なことは、「積極的に活動したり、商品を購入したりしているメンバーが何人いるか」ということです。
以上のような理由から、「努力なしで成功する」というセリフで勧誘してくる組織には、十分注意する必要があるといえます。
ノルマがない
ネットワークビジネスに誘われる際に「ノルマがない」というセリフはよく使われています。確かに、商品の愛用者としてメンバーになる場合にはノルマはないといえます。しかし、ビジネス目的でネットワークビジネスに参加し、報酬を得ていくには、報酬プランに合わせた流通が必要です。
ノルマとは、強制的にやらされる事をさします。そのためネットワークビジネスに強制は、存在しないため「ノルマ」はありません。ただ、「ノルマがない」というセリフで勧誘してしまうと、誤った認識を持ってネットワークビジネスに参加してしまう可能性があることが問題です。
そこで以下に、「ノルマがない」という誘い文句に注意すべき理由について解説します。
口コミの問題点
ネットワークビジネスを開始する際には、最初に主催会社へ登録することが欠かせません。そして、ネットワークビジネスで成功するかも選択する会社によって大きく変わります。
また、そうした主催会社は、知り合いからの紹介で選ぶことが多いです。知人から会社の商品やビジネスモデルの説明を受けて、興味を持ったらメンバーになります。このような口コミによる流通は、ネットワークビジネスの特徴であり、優れている点でもあります。
ただ、口コミで注意しなければいけないことは、「口コミをする人の解釈の仕方によって情報が変わってしまう可能性がある」ということです。また、「口コミによる情報は容易に操作できる」という点にも気をつける必要があります。
そのため、あなたが口コミで得たものが「100パーセント正しい情報である」とは限りません。仲介している人が誤って解釈した情報を伝えているかもしれませんし、もしかしたら、あなたを登録させるために内容を意図的に操作している可能性もあります。
そうした中でも、「ネットワークビジネスはノルマがない」という口コミには注意する必要があります。
このように「ノルマがない」という情報は、かなり曖昧であり、正しく言葉の意味を理解しておかないと、ビジネスを始めた後に後悔することになります。
信じれば成功できる
ネットワークビジネスを行う人の中には、「信じれば成功できる」という人がいます。確かに、ネットワークビジネスを行う上で、「可能性や自分自身を信じる」ということは大切なマインドになります。
ただネットワークビジネスでは、成功すると信じていていても、必ず成果が出るわけではありません。そうしたマインドを持つことは大切ではありますが、成功するための十分条件ではありません。
ネットワークビジネスへの勧誘時やメンバーになった後にも、こうしたセリフはよく使われます。その際に、この言葉の真の意味を理解しておくことが大切です。
そこで以下に、「信じれば成功できる」という言葉の意味について解説します。
成功できると信じる必要性
ネットワークビジネスでは、「信じれば成功する」という言葉がよく使われます。これは、ネットワークビジネスへの勧誘時やメンバーになった後、成績に伸び悩んでいるときなどに利用されるセリフです。
確かに、ネットワークビジネスに限らず、何か物事を達成する際には自分の行動を信じることは大切です。
例えば、今日中に仕上げなければいけない仕事があったときに、「こんな大量の仕事を今日中に終わらせるのは無理だ」と考えてしまうと、途中で諦めてしまう可能性が高くなります。一方で、「自分は今日中に仕事を終わらせることができる」と信じている人は、諦めずに仕事をし続けます。
このように、「達成できる」と信じることは、諦めずに行動し続けることにつながります。
何事にもいえることですが、どんなことでも途中で諦めてしまっては物事を達成することはできません。一方で、どんなに困難なことでも諦めずに行動し続けると、100パーセントではありませんが、成功できる可能性が大きくなります。
以上のように、「必ず成功できる」と信じることは、成功するためには必要なことです。ただ、十分条件ではないため、「信じるだけで成功できる」という意味ではないことを理解しておく必要があります。
「信じれば成功できる」の意味
ネットワークビジネスでは、「成功できる」という信念を持ってビジネスを行うことは大切です。そうしたマインドは、あなたの行動力となるため、ネットワークビジネスで成功するためには必要なことだといえます。
ただ、「信じれば成功できる」という言葉は、「信じるだけで成功する」という意味ではないことを理解する必要があります。
というのも、ネットワークビジネスは信念だけで成功できるビジネスではありません。
このような「信じれば成功できる」という言葉には、「正しい方法によって試行錯誤を繰り返しながら、諦めずに行動し続ければ報われる」という意味があると捉えることが大切です。これは、何事においても同じことがいえます。
例えば、ゴルフが上手になりたいと考えたときに、毎日素振りを繰り返すとします。そして、「素振りをすれば上手くなる」と信じて練習を行います。こうした場合に、いくら素振りを行っても、間違ったフォームで素振りを繰り返していては、どれだけ頑張ってもゴルフの腕は上達しません。
それと同様に、ネットワークビジネスでも、間違った方法でビジネスを行っていれば、どれだけ活動し続けても成功しません。
このように、成功するためには「諦めずに行動し続けること」と「正しい方法で行うこと」という2つの考え方が重要です。「必ず成功する」という信念のもと、正しい方法で諦めずに行動すれば、いつかは成果がついてきます。
誰にでもできる
ビジネスというと、多くの資金やビジネスに関する知識や経験がなければ、始めることも成功することも難しいと考えるのが一般的です。一方でネットワークビジネスは、このような障壁もなく、誰もが行えるビジネスとして知られています。
ネットワークビジネスは、始めるための資金もほとんど必要なく、ビジネスに関する能力がなくても問題ありません。
そのため、ネットワークビジネスの誘い文句1つに「誰にでもできるから」というものがあります。確かに、ネットワークビジネスは、老若男女関係なく誰にでも行えるビジネスです。しかし、勘違いしてはいけないことは、ネットワークビジネスを行えば、誰でも苦労せずに成功することができるわけではないということです。
こうした勘違いから、実際にネットワークビジネスを行って上手くいかず、ネットワークビジネスに対してネガティブなイメージを持ってしまう人も少なくありません。
そこで今回は、こうした「誰にでもできる」という言葉の意味について解説します。
「簡単に始められる」と「成功する」は違う
ネットワークビジネスは、老若男女関係なく誰にでも始めることができるビジネスだといえます。このようにいうと、中には「誰にでも簡単に成功できるビジネス」と捉えてしまう人がいます。しかし実際には、「簡単に始められる」と「成功する」は全く意味が異なります。
確かにネットワークビジネスは、始めるために資金もビジネスの専門的な知識も必要ありません。そのため、主婦でも高齢者でも手軽に始めることができます。
一方で、ネットワークビジネスを始めた全ての人が成功するかというと、そうではありません。ネットワークビジネスは、その商品やシステムを使うと簡単に成功できそうなイメージを持っている人も少なくありませんが、現実は違います。
ネットワークビジネスは誰でも簡単に始めることはできますが、本当に希望していた通りの収入が得られるようになる人は一握りです。
実際にネットワークビジネスで成功している人の中には、短期間で成功している人もいます。そして、そうした人たちは、一見すると「簡単に成功した」かのように見えます。ただ、ネットワークビジネスを行なって短期間で成功した人たちには、ある特徴があります。
そのことを知らずに「誰でも簡単に成功できる」と考えてネットワークビジネスを始めると、失敗してネットワークビジネスに失望することになります。
短期間で成功する人とは
ネットワークビジネスは、誰でも簡単に始めることができるビジネスです。しかし、簡単に成功できるものではありません。ただ、ネットワークビジネスを行なっている人の中には、短期間で成功者となっている人がいることも事実です。
ネットワークビジネスは、学歴や性別、宗教、年齢などに関係なく、誰もが同じスタートラインから始まります。そのため、誰にとっても公平なビジネスであるものといえます。
例えどんなにビジネス経験が豊富な人であっても、スタートは主婦などのビジネス無経験の人と同じです。
ただ、スタートラインは同じであっても、「それまでに積み上げてきたもの」の違いによって、ビジネスの進展具合は大きく変わります。
例えば、Aさんは、長年ある会社の営業を行い、会社の経営幹部としてのポストに就いていました。そして、営業を行って実績を積み重ねることで、社内で高評価を受けているのはもちろんのこと、社外にも多くの人脈を築いています。
一方でBさんは、数年間事務職として働いた後は、仕事は行わず主婦として子育てと家事を頑張っていました。
そして、このAさんとBさんが同時期にネットワークビジネスを始めます。2人のビジネス経験度は全く異なりますが、ネットワークビジネスのスタートラインは同じです。この時点では、2人は同じ立場にいます。
しかし、実際にネットワークビジネスを開始してみると、Bさんと比べてAさんは短期間で成功することになります。
すでに気づいている通り、2人は「積み上げてきたもの」が全く違います。今までの実績によって多くの人から高い信頼を受けているAさんが、周りの人をネットワークビジネスに誘うのと、ビジネスに関わったことがない主婦のBさんとでは雲泥の差があります。
Aさんから誘われた場合は、「Aさんがいうのであれば…」となる人が多いはずです。一方でBさんから誘われても「主婦のBさんがなぜいきなりビジネスの話をするの?」と疑われる可能性が高いです。その結果、Aさんはどんどんネットワーク広がりますが、Bさんは全く上手くいきません。
ネットワークビジネスにおいて短期間で成功する人は、Aさんの例で挙げた「人脈」といったように、何かしら成功する要素を持っています。
このようにネットワークビジネスは、誰でもスタートラインは同じですが、その後のビジネス展開はその人が持っている要素によって大きく変わることを理解しておいてください。
今回述べたように、ネットワークビジネスに誘ってくる人の中には、甘い誘い文句で勧誘してくる人もいます。しかし、そうした甘いセリフには十分注意しなければいけません。
登録する主催会社を選択する際には、こうした事実を理解した上で選ぶことが大切です。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。
所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。
そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。