ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)で成功するためには、アポイントを多くとることが大切です。アポイントとは、「セミナーなどの商品やビジネスを紹介する場所に来ることを約束してもらうこと」をいいます。
ネットワークビジネスでは、あなたが商品やビジネスを紹介した後に、実際に製品が売れたりビジネスに参加する人が増えたりすると、その利益の一部があなたの収入になります。そのため、そのように商品やビジネスが流通するきっかけとなるアポイントは、ネットワークビジネスで成功するためには欠かせないものだといえます。
そしてアポ取りを成功させるためには、3つの原則と、6つの準備を守ることが重要になります。これらを押さえておくことでアポ取りが上手くいく可能性は飛躍的に上がります。
そこで今回は、「MLMのアポ取りで大切な3原則と6つの準備」について解説します。
アポ取りの3原則
アポイントを上手く取るためには、3つのポイントがあります。そのポイントを押さえることで、より多くアポイントを取ることができるようになります。
以下に、アポイントを取るために意識すべき3つのことについて記します。
話し過ぎない
ネットワークビジネスにおけるアポイントのときだけでなく、「相手が自分の話に対して興味を示してくれない」という人の共通点として、「話し過ぎ」ということが挙げられます。そのような人は、一生懸命説明しようとして話し過ぎることで、内容を全て明らかにしてしまう傾向にあります。
人は、何かわずかでも不明な点があった方が興味を持ちます。全てを理解されることも問題ですし、逆に全く何もわからないということもよくありません。
例えば、私があなたに対してある推理小説をお勧めすると仮定します。
そのような場合に、「この推理小説は〇〇と△△という人物が出てきて、ある殺人事件を解決していく話です。犯人は△△であり、××という特殊な方法で殺人を犯していたため警察から犯人として特定されませんでした。しかし、名探偵である〇〇が登場し、◇◇という手段を用いて△△が犯人であることを見つけるという話です」というように説明したとします。
この場合、あなたはこの本を読んでみようと思うでしょうか。きっと「内容がわかったから、わざわざ読む必要はない」と考えるはずです。
そこで、「この推理小説は、殺人事件の話です。警察は犯人をある程度推測できていたけれど、犯人がある特殊な方法で殺人を犯していたため決定的な証拠を掴むことができませんでした。そこで、主人公である〇〇が登場して、事件解決を図っていくという話です」と話した場合はどうでしょうか。
このケースのように、話の全容を明らかにしない説明の方が、「この本を読んでみようかな」という気持ちになるはずです。
アポイントを取るときも同じであり、ある程度の概要だけを話し、「もっと話の内容を知りたい」と思わせるような話し方をすることが大切です。
意識するポイントは、映画の予告編のように話すことです。商品やビジネスの可能性を予告のように話して、相手が興味を示したところで「具体的には、会って話をしましょう。おそらく興味を持ってもらえると思います」という風にアポイントを取ります。
そうすることで、相手から高い確率でアポイントを取ることができます。
お願いしない
アポイントを取る際に、多くの人は相手に「お願い」をして「来てもらう」という方法を取ります。確かに人は、依頼をされると行動を起こしやすくなるものです。
しかし、ネットワークビジネスにおいては、依頼によってアポイントを取ることは避けるべきことです。
それは、お願いをされてきた人は、「依頼されたから来てやった」と考えて話を聞きに来ます。そのため、話を真剣に聞くつもりがなく、商品やビジネスに関してのいくら話をしても上手く情報が伝わらない可能性が高くなります。
そのため、ネットワークビジネスにおいてアポイントを取る際は、あくまで相手に「興味を持って話を聞きたい」と思わせることがポイントです。
日時を明確に提示する
そして多くの人が忘れがちであることが、「アポイントの最後には明確に会う日時を提示した上で話を終る」ということです。会うということだけ約束しても、日時を決めていないと、そのまま話が流れてしまう可能性があります。
そのため、必ず会う日時を明確にして話を終るようにしましょう。その際のポイントは、「〇日の◇時からと、△日の☓時からだったら、どちらの方がよろしいでしょうか?」と、選択肢を出すことです。そうすることで、より効果的にアポイントを取り付けることができます。
アポ取りに必要な6つの準備
ネットワークビジネスに関してアポイントを取りにいく前の準備として、行うべきことがあります。この準備は、プレゼンテーションにいく前にも有効です。
まず相手クライアントに、こちらの「エゴ」を出すことはしてはいけません。ただでさえ相手クライアントは、「自分のメリットのために呼んだのだろう」とどこかで思っているものです。
そのため、プレゼンの場で「自分が収入を増やしたいから」などと言ってしまえば、「やはり、自分のことしか考えていない」と思われてしまいます。
ただし例外はあります。相手からみてレベルの高い「エゴ」の話なら大丈夫です。例えば、「このビジネスをして社会に役立つという思いでやっている」というケースは問題ありません。
他にも「一流企業に勤めていて生活の心配はなかったが、このままでは普通の人生に終わってしまうと思い決意した」などに関しても、さらに上を目指している印象を与えるため大丈夫です。
だだし、あまりも嫌味にならないようにしましょう。
アポ取り前に準備すべき6つのこと
例えば、ネットワークビジネスを始めた理由が「仕事がなく、どうせ仕事をしても続かないし、給料も安いからネットワークマーケティングをはじめた」と相手クライアントに伝えたとします。
このとき、相手クライアントはおそらく「いまの自分から逃げたいからネットワークマーケティングを選んだのか。それの手伝いをするのは嫌だ」と考えて、メリットを感じないです。
また一生懸命相手のことを想っていても、程度が低いビジネスと思われてしまいます。
これは、非常にもったいないことです。そこで相手クライアントに話すときは、「相手クライアントのメリット」または「レベルの高いエゴの話」にしましょう。
相手クライアントからみて程度が低いビジネスと思われることを回避するために、また価値ある情報と認識してもらうため、面倒がらずに下記の質問を準備して伝えるようにしましょう。
・相手のメリットを5つ書く
「相手クライアントがネットワークマーケティングを、スタートさせるメリット」を書き出すことで、ネットワークマーケティングを開始することによる利益をわかりやすく伝えることができます。
また伝えたときに勢いが出ます。ただし「あなたにはお金が必要でしょう」とストレートに表現すると失礼になったり、嫌な気分にさせたりする場合があります。そこで、そういった状況では自分のことに置き換えて話すようにしましょう。
・自分の中で「相手クライアントが目標に達成したところ」を勝手にイメージする
目標が達成したところをイメージすることを「成果の視覚化」といいます。スポーツのイメージトレーニングと同じです。
「相手クライアントが目標に到達するイメージ」を自分がしてみると、伝える側のこちらはとても勢いがつき、伝える勇気も湧いてきます。
・自分の中で「相手クライアントのグループ・チームができているところ」をイメージする
これも同様の理由になります。やはり、相手に利益をもたらせると自信があれば、勢いも勇気もでます。ネットワークマーケティングでは、チームができることが利益になります。
・相手クライアントが「ビジネスの開始時に障害と考える部分」の対策を練っておく
ビジネスを開始するにあたり、相手クライアントが障害となる部分を想像でもいいのでリサーチしておきましょう。多くは、人脈、時間、資金が障壁となります。これを三大障害とよんでいます。
ビジネスを開始するのに障害となるものは人によって異なります。サラリーマンであれば「ネットワークビジネスにつかえる時間があるのか」を考えるでしょう。
年配の方なら「自分で説明など出来ない」から難しそうと心配するかもしれません。こうした障害をみつけておくことで、質問があった時に、冷静に返すことができ安心させてあげれます。
・「人を動かす」カーネギーを、チェックしておく
世界的なベストセラー本として、「人を動かす」があります。この本に書かれていることを実践することで、ネットワークマーケティングを勧めた相手に心地よく動いてもらうことが必要です。
そのため、本の内容をチェックして実践すると、相手はその方向に行きやすいです。
・自分のやっている理由や理念を伝える
これまで述べてきた通り、相手からみて程度の低い「やっている理由」は、伝えないようにしましょう。そうではなく、あなた自身の高度な理念を伝える必要があります。
ここまで準備した上で相手クライアントと対面すると、相手のネットワークマーケティングに対する反応は随分違うはずです。
ネットワークビジネスを人に伝えるとき、必ずアポイント前に準備をするようにしてください。
今回述べたように、ネットワークビジネスにおいてアポイントを取る際には「話し過ぎない」「お願いしない」「日時を明確に提示する」という3つのポイントを抑えることが大切です。また、事前にしっかりと準備をしておくことで、より多くアポイントを取ることができ、結果的にビジネスで成功することになります。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。
所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。
そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。