ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)を行う会社は、日本でも多くあります。有名な企業を挙げると、「日本アムウェイ」や「日本タッパーウェア」「シャルレ」などがあります。
このように、数々の企業が行うネットワークビジネスは、「21世紀型ビジネス」だといわれます。これは、ネットワークビジネスが今までのビジネスとは違うマーケティング手法と流通形態を用いたビジネスであるためです。
ネットワークビジネスを始める際、まずはこのような従来の販売方法との違いを知ることで、よりスムーズにビジネスを展開していくことができるようになります。
そこで今回は、従来の販売方法とネットワークビジネスの違いについて解説します。
従来の販売システム
従来の販売システムと呼ばれるものは、今でも多くの企業が行っている流通システムです。具体的には、店舗を構えて商品を並べ、消費者が店まで買いに行くというものです。
おそらく多くの人が、ビジネスを始めるというと、このような流通システムを思い浮かべるのではないかと思います。
しかしこのような従来の販売システムには、以下に記すようにいくつかの問題点があります。
・店舗が必要であるなど、ビジネスを始めるために一定以上の資金が必要
・販売員が販売している商品の価値を正確に伝えることができない
まずは、従来型の販売システムでは店舗や商品を用意しなければいけないため、開始するために一定額以上の資金が必要になります。しかもその額は、どのような形の商売であっても数百万円を下ることはありません。
もちろん、さまざまな金融機関からお金を借りて始めることはできます。しかし一般の人にとって、このようなビジネスを始めるための資金を準備したり借りたりすることは、簡単にできることではありません。従来型の販売システムでは、このような参入障壁があるという問題点があります。
また販売員は、売っている商品に関してある程度の説明はできます。しかし、店舗においてある全ての製品を利用しているわけではありません。そのため、消費者に対してその商品の特徴や機能、正しい使い方を正確に伝えることができません。その結果、製品がもつ本来の価値観が認識されないという問題が起こります。
従来の販売システムには、以上のような問題があります。
ネットワークビジネスにおける流通システム
一方でネットワークビジネスにおける流通システムでは、従来の販売システムで挙げられた問題点が起こりません。それはネットワークビジネスが持つ、「口コミ」という特徴が影響しています。
ネットワークビジネスにおける一番の特徴は、「口コミ」というアナログな情報伝達手段によって商品が流通するシステムであるということです。
ネットワークビジネスでは、まずはあなたが商品の愛用者になります。そして、その製品の良さを口コミで広げていくことで、利用者やビジネスのメンバーを増やしていくというシステムになります。
その中で、「実際に商品を購入したい」という人が出た場合に、登録している主宰会社によって製品が準備されます。つまり、あなた自身は店舗や商品を用意する必要がありません。
また、初めにあなたが消費者となることからスタートするため、商品の特徴や機能、正しい使い方を正確に伝えることができます。そのため、製品を買う人も、その商品が持つ本来の価値観を認識して納得した上で購入することができます。
そうなると、商品を愛用する人が増えるため、また口コミで商品の価値が自然と広がっていきます。
以上のようにネットワークビジネスは、従来型の販売システムとは違って、「直接販売」であり、消費者参加型の自主流通ネットワークによって展開していくビジネスになります。
SLMとMLMの違い
ネットワークビジネスは、アメリカではMLM(マルチレベルマーケティング)とも呼ばれます。つまり、ネットワークビジネスとは、マルチレベルマーケティングという手法を用いたビジネスのことをいいます。
一方でマルチレベルマーケティングに対する言葉として、SLM(シングルレベルマーケティング)というものがあります。
ネットワークビジネスを行っていく上で、このマルチレベルマーケティングとシングルレベルマーケティングの違いを認識しておくことは大切です。そうすることで、「なぜマルチレベルマーケティングを用いた方が効率的であるのか」ということを理解できます。
そこで以下に、シングルレベルマーケティングとマルチレベルマーケティングの違いについて解説します。
SML(シングルレベルマーケティング)とは
シングルレベルマーケティングとは、簡単にいうと「自分の口コミだけで情報を広げるマーケティング手法」です。
例えば、あなたが飲食店を経営していたとします。そして、あなたの友人であるAさんがあなたの店をBさんに紹介し、実際にBさんが来店した場合に、あなたはAさんに対して紹介料を渡します。
具体的には、Bさんが来店して食事をする度に、食事代の10パーセントを渡すとします。そうすると、Aさんは何もしなくてもBさんが来店して食事をするだけで紹介料を得ることができます。
そしてAさんは、他にもたくさん紹介して紹介料を多くもらおうと考えます。その結果、10年後にはAさんが紹介した人達は何百人にも達し、Aさんは毎月働くことなく多くの報酬を得ることになります。
このように、Aさんという「1人の仲介者だけの口コミによって情報を広げていく方法」をシングルレベルマーケティングといいます。この手段では、報酬を得られるのは、あなたと直接つながっている人(この話でいうAさん)だけになります。つまり、もしAさんが紹介したBさんが別のCさんを店に連れてきても、BさんにもAさんにもお金は発生しません。
このような方法では、Aさんのような紹介者が無限に増える可能性があります。そしてそのようになると、このシステムは破たんしてしまいます。そこで、得られる収入のレベルを多層化することで、システムが壊れないように考えられたのがマルチレベルマーケティングです。
マルチレベルマーケティング(MLM)とは
シングルレベルマーケティングでは、紹介者である人すべてが、全く同じような条件で同じ報酬を得ることができていました。しかしそのようなシステムでは、無限に続くことでシステム自体が破たんしてしまいます。そのような問題を解消するために考えて作られたのがマルチレベルマーケティングです。
マルチレベルマーケティングでも、「口コミで拡散すること」と「紹介することで紹介料が得られる」ということは、シングルレベルマーケティングと共通しています。
しかしシングルレベルマーケティングと違って、紹介者のレベルを多層化することで、紹介料を得られる範囲が指定されていたり、階層によってパーセンテージが変わったりします。
先ほどの例でいうと、Aさんの噂を聞いて知人のDさんも「口コミであなたの店を紹介することで、紹介料をもらいたい」と言っていたとします。あなたはそのことを了承して、Dさんが誰かを紹介したら報酬を渡すことにしました。
そして、Dさんが紹介した場合もAさんと同じように紹介された人が使った食事代の10パーセントが報酬になります。シングルレベルマーケティングだと、このようにあなたと直接つながっているAさんやDさんのような人の口コミだけで情報が広がります。つまり、口コミをする階層が1つしかありません。
一方でマルチレベルマーケティングの場合では、口コミで情報を広げる階層が無限に広がります。
例えば、Aさんが紹介したBさんが口コミで情報を広げて、Eさんが来店しました。このときシングルレベルマーケティングでは、あなたと直接つながっているAさんではないBさんの紹介であるので、誰にも報酬は発生しません。これがマルチレベルマーケティングになると、Bさんにも紹介料が発生します。
この場合、Bさんにも紹介料としてEさんが使った食事代の10パーセントが支払いわれますが、その報酬のうちの10パーセントはBさんを紹介したAさんに入るようになります。
そのため、マルチレベルマーケティングでは、あなたと直接つながっていない人(例でいうBさんやEさん)にも報酬が入るようになります。
その結果、AさんやDさんのような直接関係のある人だけの口コミではなく、BさんやEさんといったような間接的なつながりしかない人たちによる口コミによっても情報が広がることになります。
このように、あなたと直接関係がある人たちの口コミだけで情報が広がるものがシングルレベルマーケティングであり、間接的なつながりしかない人たちによる口コミも起こるのがマルチレベルマーケティングです。
今回述べたように、従来型の販売システムにはいくつかの問題点がありました。そして、そのような問題を解消した流通システムが、ネットワークビジネスになります。ネットワークビジネスを始める際には、まずは既存の流通システムとの違いを理解しておくことが大切です。
また、SLMとMLMの違いについても把握しておくようにしましょう。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
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