ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)では、アポ取りの際に、いくつか押さえておくべきポイントがあります。その中でも、「選択肢を与える」「相手に求めるものを低くする」という2つは重要です。
これら2つのポイントを理解しておくことでアポ取りが非常にスムーズにいくようになります。
そこで今回は、「MLMのアポを取りで選択肢を増やして求めるものを低くすることの重要性」について解説します。
もくじ
コミュニケーションに対する考え方
ネットワークビジネスは登録した会社の「企業理念」に共感し、その達成を手助けすることにより、周りも豊かにして自分自身も変化していくものです。しかし、目標を持ち、チャレンジをしていく過程で、周りから批判されることも少なくありません。
これは、ネットワークビジネスだけにあることではなく、目標を持ち、チャレンジをしていくと必ず遭遇することです。そのため、起業家や目標を持ち行動する人は越えていく必要のあるものです。
そこで以下に、批判や周りの目を気にしない考え方について説明していきます。
コミュニケーションで批判を受けない
批判をする人は、何か新しいことをする人に対して認めたくない気持ちや妬みもあります。
それがわかっていると、批判や反論に対しては今までと違った対応ができます。
なかなか相手から認めてもらえない場合、認められたい内容を説明するのではなく(ネットワークビジネスの会社や内容の説明ではなく)、食事やお酒の席を共にしてコミュニケーションを取った方が、認められる場合があります。理由の一つとして認めたくないという気持ちが壁になっているからです。
日本人には接待ゴルフなどの、接待〇〇といった付き合いが存在するのもそのためです。実際、昔ほどは減ったとはいえ、接待〇〇には効果があるというデータもあります。確かに、同じ条件なら、懇意にしているところとお付き合いしていきたいものです。
このようにコミュニケーションを重視することで、批判や反論を消して、逆に認めてもらえることになります。どうしても理屈やデータだけで正しさを理解してもらおうとしがちですが、実はそれだけでは、人は動いてくれません。
理屈やデータを重視するMBAやビジネススクールでも、「相手から理解を得る方法」としてコミュニケーションの大切さを教えます。
なので、理屈やデータだけで押し切る必要はないのです。とくに賢い男性は、この傾向が強いですので注意が必要です。
「コミュニケーションを取ることにより、相手から認められること」が、理屈やデータを重視する「MBAやビジネススクールの教え」だと捉えると、「コミュニケーションを取ることに誇りを持てる」という人もいると思います。
真剣に目標に向かうと人の目が気にならなくなる
またアポイントを取る時、人は人の目を気にしてしまうものです。とくに理解してもらいたい人の目や評判は、気になります。しかし、その気になる人以上に、自分が目標に向かい努力すれば、その人からの評判は、気にならなくなります。
例えば、アポイントを取った人から否定をされても、もしその人が休日や仕事終了後に何の努力していない、目標も無い人だったとしたらいかがでしょう。
自分の方が圧倒的に目標に向かい正しく行動や努力をしていて、「君のやっていることは変なことだ」と努力をしていない人から否定されても、「努力していない人に言われたくない」となります。このように相手以上に目標に向かったら、それは大きな自信となります。
さらに、あなたが、ネットワークビジネスを始めた理由は、5年先、10年先、さらに未来を見据え、家族のこと、両親のこと、友人のこと、もしかしたら環境問題や貧困問題を考えたためかもしれません。
しかし、否定する人はあなたのその深い部分までを、ほんとうに理解して否定しているわけではなく、表面だけを知って否定しているのです。そんな表面だけをみた否定に、モチベーションをいちいち動揺させる必要はありません。
また、どうしても認められたいなら、認められるにはどうすれば良いかを必死に考え、実行すればよいのです。決して諦めることだけが道ではありません。諦めることはいつでも出来るからです。
他にも、1度目2度目では、人はなかなか認めないということを知ると、諦めずにチャレンジすることができます。1度目で認められなかったとしても、努力を続けて、2度目3度目と理解を得るように相手に当たっていけば、時間と共に認めてもらえるようになります。
選択肢を増やす重要性
ネットワークビジネスではアポイントを増やすことで、多くの人が参加する機会が増え、流通が活発になります。そのためアポイントをこなすことがビジネス成功へは不可欠です。
そして、アポイントを取る際に、障害となるもの(抵抗感)を無くすコツを実践することが、アポイントを多く取るためには重要なポイントとなります。
抵抗感を感じる原因の一つとして、伝えたい相手に自分が「ビジネスをやらせようとしている」「製品を買わせようとしている」と勘違いしてしまうことが挙げられます。
むしろ相手に強要させるようなやり方をしている人は決して上手くはいきません。ネットワークビジネスの本質は「情報を提供して、選んでもらう」仕事です。
選んでもらうとは
つまり新しい情報を提案して、実際に「のるか、反るか」は相手に委ねるということです。情報を提供することに徹して、相手に「色んな選択肢を与える」という意識を持てば、アポイントに対する抵抗が減っていきます。
ネットワークビジネスは無理矢理やらせるものではありません。相手に選んでもらうという「提案スタイル」だという認識しましょう。ネットワークビジネスは相手に「ビジネスチャンスを提案すること」または「いい製品を使う方法を提案する」という仕事だということを常に意識しておきましょう。
あくまでも提案だけを行い(相手に選択肢を提供して)、最後は本人に決めてもらいます。よって相手に強制したり、強引に伝えたりするわけではありません。
例えば、相手が喉が乾いている状況で、お水、ジュース、コーヒーを選べた場合、お水しか選べない場合に比べて嫌な気分にはなりません。
具体的に説明をしますと、ネットワークビジネスを知ることで、相手は、選択肢が増えます。「今の会社に勤めながら、ネットワークビジネスを副業として捉える」、「今の会社に勤めながら、将来はネットワークビジネスのみで生活する」、「今のまま」という3つの選択肢ができます。
その3つの中から、選んでもらうことになります。無論、スタートするにあたり、何もしないで収入が入る話ではないことを伝える必要はあります。
最終的に判断するのは相手
こちら側は、「今までと違った生き方」を提案するだけで、結局のところ最終判断は、相手に委ねないといけません。提案する事に徹すると、その時の相手の状況によっては、非常に喜ばれるケースもあります。むしろ、嫌がられる事はあまりありません。
例えば居酒屋の店員が、お客様のグラスが空いていれば「お代わりはいかがですか?」と尋ねるのと同じです。
お客様が、まだ飲みたいのであれば喜ばれるし、もう飲まないのであれば断るだけです。怒られはしないでしょう。
断られる事は否定ではありません。今の状況では必要ないだけということです。
状況が変わる
相手の状況が変わったりしてスタートする人もいます。例えば、「勤めている仕事を変えたくなった」「さらにステップアップしたい」など、仕事に関しては状況が変わったりもします。また、将来を改めて考えて、「不安や不満」がでてくる場合もあります。
他にも、主催会社から「その人が好む新製品やサービス」が出てスタートする人もいます。そのため、今が「必要ない」という状態であっても、未来は状況が変わる可能性があります。
また事前に声をかけておくことで、相手は「ネットワークビジネスのこと」や「将来のこと」を考え、意識するようになり、「考え方」が変わったりします。そのため、自分のやっていることに自信をもち、相手の選択肢を増やしていくことをオススメします。
相手に求めるものを低くする重要性
アポイントをとる時に、「いい人材に伝えよう」と思い過ぎると、アポイントが難しくなります。また、「最初から前向きにスタートしてもらおう」「本気でスタートしてもらおう」と期待を大きく持ち過ぎることも、アポイントで失敗する原因の一つです。
求めるものを低くする
そのためアポイントは、「育成されると、誰でもいい人材になる」と考えて、「最初の2~3回は内容を確認してもらったら合格」と思って、アポイントを取るようにしましょう。このように相手に求めるものを、低くすることで、伝える人も増えて、気分も楽になりアポイントが取れるようになります。
続けていると出てくる感情
アポイントを取る時に出てくる感情には、様々なものがあります。
その中で、ある程度ビジネスを続けてくると(1年程度)、出てくる感情があります。それは、「いい人材に伝えたい」という感情です。
「いい人材」とは次のような特徴を持った人をいいます。
・何事にも前向きだったり、ビジネスのセンスが良かったりする。
・見た目もしっかりしていて、やり手そうに見える。
・コミュニケーション能力も高く、人脈も豊富である。
・育成が必要なく、能力がある程度高い。
こういった「いい人材」に伝えたいという気持ちは誰しもが持ちます。(無論、その「いい人材」にとってもビジネスチャンスかもしれませんし、伝えることは自由です。)
しかし、このような「いい人材」というのは数が少ないため、伝える人数が減ってしまいます。
よくあるパターンとして、「いい人材がなかなかいないんです」という人がいます。また「せっかく、いい人材と思って伝えたら、既にビジネスで成功していたり、ネットワークビジネスをやっていたりする」という場合もあります。
見る目が肥えてくる
ネットワークビジネスを、続けていくと、自分自身もレベルアップします。さらに目標を持った前向きな人を見る機会が増えるため、自分の「見る目」が肥えてきます。そのため、「いい人材」と思って伝えると、「既にビジネスで成功していたり、ネットワークビジネスをやっていたりする」となるのです。
そんな人は、ネットワークビジネスをスタートした当初の気持ちを思い出すことが大切です。スタート当初は、人材のレベルに関係無く、「登録してもらうだけ」「製品一品を気に入ってもらうだけ」でも嬉しかったはずです。
しかし、段々と自分自身も成長し、「目が肥えて来た」ため、伝える人のレベルも上がってしまうのです。もしくは「相手に求めるものが大きく」なっていくのです。
求めるものが大きい
求めるものが大きいとは、例えば、「本気でビジネスに取り組む人材」「いきなりタイトルを取得する人材」「一気に組織を作りそうな人材」「1を聞いて10を理解する人材」「月7桁を取りそうな人材」を望んでしまうということです。
一方、求めるものが小さいとは、「まずは2~3回内容を確認に来てもらえたらいい」「製品一つでも気にいってもらえたらいい」など期待することが小さいことをいいます。
もし「求めるものを大きく」してしまうと、アポイントの数は減ります。最初からそのような最初から期待に応えられる人材は、そもそも数が少ないからです。また相手からしても、「要求が大きいため」返事を躊躇します。
求めるバーを下げる
もしあなたが、どちらかの質問に返事するなら、どちらが返事しやすいでしょうか。
ネットワークビジネスの話を聞いたあとに、「人生をかけて、本気でビジネスに取り組んでもらいたい」といわれた場合と、「やる、やらない別にして、何回かだけ残りの内容を確認してもらいたい」と声をかけられたケースでは、どちらの方が「YES」と答えやすいでしょうか。
多くの人が、「やる、やらない別にして、何回かだけ内容を確認してもらいたい」の方が、気軽に「YES」と返事しやすいと思います。もちろん理由は、こちらの方が「求められているものが小さい」ためです。
相手に「月100万円を取ってもらえる話を提供する」と意気込むより、「2~3回内容の確認に来てもらうこと」と思いアポイントに向かうと、こちらも気持ちが楽になり、抵抗が減るはずです。つまり、求めるバーを下げてアポイントに向かうということです。
今回述べたように、アポイントの抵抗を減らす考え方として、決して強引にやらせよう、買わせようとするのではなく、こちらは提案するという姿勢に徹することが大切です。つまり、伝えた相手にネットワークビジネスという手段を提案して選択肢を広げているだけなのです
また、ネットワークビジネスを続けていると見る目が肥えてくるため、「いい人材とする」基準も上がってしまいます。そのため、伝える人が減ってしまいます。
そのような場合、誰でもネットワークビジネスを知り、育成システムを受けることにより「いい人材」に変化するということを思い出してください。
さらに、相手に「求めるものが大きくなる」と、伝える抵抗が大きくなります。求めるものを低くしてアポイントに向かうと、気持ちがラクになり、抵抗が減ります。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。
所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。
そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。