ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)に参加する人の中には、「ビジネスとして行いたい」と考えている人と、「商品を会員価格で購入したい」という気持ちで行っている人の2タイプの人がいます。
そして、ネットワークビジネスを行ってビジネスとして成功するためには、一緒にビジネスを実践するメンバーを増やすことが欠かせません。
ネットワークビジネスでは、あなたが作ったグループ内で、登録した主催会社が販売する商品の流通量が増えるほど、あなたが受け取る報酬額は大きくなります。このように商品の流通を増やすためには、「組織を大きくすること」と「メンバーの活動を促すこと」の2つが大切になります。
いくらメンバーが増えて組織が大きくなっても、メンバーのやる気が低い状態では、商品の流通は起こりません。
つまり、ネットワークビジネスで成功するためには、メンバーを増やして組織を大きくするだけでなく、メンバーのやる気を高めることも、非常に重要なことだといえます。
そこで今回は、「MLMメンバーのやる気を高めて維持する方法」について解説します。
もくじ
メンバーのモチベーションが低下する2つの理由
ネットワークビジネスを行ってく上で、メンバーのモチベーションが下がる理由は主に2つあります。以下に、チーム生のモチベーションが低下する2つの理由について記します。
知識が無い状態で行動して壁にぶつかる
ネットワークビジネスに参加する際には、知人から話を聞いたりセミナーに参加したりすることで、ビジネスについて知ることから始まります。そして、そこであなたがネットワークビジネスに魅力を感じた場合、主催会社に登録してビジネス活動を開始します。
主催会社への登録が済んだあなたは、友人からの話やセミナーにより、ネットワークビジネスの可能性を知ってやる気満々の状態です。そのため、すぐにでもビジネス活動をスタートしたいと考えています。
このように、ネットワークビジネスを始める人の多くは、「頑張って活動することで少しでも早く自分自身の目標を達成したい」とウズウズしています。
そして、実際に周囲の知人に声をかけてネットワークビジネスを広めようとします。
しかし、まだあなたはネットワークビジネスの初心者であり、ビジネスに関する知識をほとんど持っていない状態です。そのようなときに、周囲の人にネットワークビジネスの話をして、もし相手に何か質問された場合、あなたは相手の疑問に対して正しく答えることができません。
そうなると、どう対処していいかわからないようになり、自分自身を否定するようになります。その結果、「自分はネットワークビジネスに向いていないのだ」と考えて、ビジネスに対するモチベーションが低下します。
このように、ネットワークビジネスを始める人の中には、スタートから意気込みすぎる人がいます。そして、知識が無い状態で積極的に活動を行った結果として壁にぶつかり、やる気が下がる人は少なくありません。
周囲の意見に惑わされる
ネットワークビジネスと勘違いされるものに、「ネズミ講」や「悪徳マルチ商法」があります。ネズミ講や悪徳マルチ商法は、販売する商品が存在しなかったり、製品はあるものの粗悪品であったりするもので、法律で禁止されているものです。
ネズミ講や悪徳マルチ商法をネットワークビジネスと同じような意味で捉えている人は多いですが、ネズミ講や悪徳マルチ商法とネットワークビジネスはまったくの別物です。
このようなネズミ講や悪徳マルチ商法に騙される人は少なくありません。そして一度騙されると、なぜかまったくの別物であるネットワークビジネスに対しても懐疑的になります。
あなたの親族にそのような人がいる場合、ほとんどの人はあなたに対して「悪いことは言わないから、騙される前に止めた方が良いよ」「自分も以前同じような手口で騙された経験がある」などと忠告します。その結果、あなたの心はグラつき、ネットワークビジネスへの熱が冷めてしまいます。
このように、周囲の人から反対されることで、決心がグラつき、モチベーションが低下する人も多くいます。
2つのやる気
ネットワークビジネスで成功するためには、メンバーのビジネス活動に対するやる気を維持し続けることは非常に重要なことです。
ネットワークビジネスでは、あなたが作った組織の中で、商品の流通が多く起こるほど高い報酬を得ることができます。そして、メンバーが高いモチベーションを維持して活動し続けることで、グループ内での流通が活発になります。
そのため、ネットワークビジネスで成功するためには、あなたはメンバーのやる気を維持するための工夫を考えることが大切です。
ただ、メンバーがやる気を起こしている場合には、2つのやる気があることを知っておく必要があります。それは、「下向きのやる気」と「上向きのやる気」です。この2つを理解しておくことで、どのようにすればメンバーのやる気を維持できるのかがわかるようになります。
下向きのやる気
下向きのやる気とは、「熱しやすく冷めやすいようなやる気」のことを指します。
例えば、あなたが新しいパソコンを買ったとします。すると、買った当初はパソコンを丁寧に扱い、毎日のようにメンテナンスを行います。しかし、数週間も経つと、熱していたパソコンへの気持ちも冷めてきて、ほとんどメンテナンスを行わないようになっています。
このようなやる気は、ネットワークビジネスの世界でも起こりやすいものです。
ネットワークビジネスを始めた当初は、「絶対成功するぞ」「組織を大きくするぞ」というように、強い気持ちを持っている人がほとんどです。
また、一度やる気が落ちてしまった人でも、セミナーなどに参加した帰りにはモチベーションが上がっていることも少なくありません。
ただ、こうしたやる気は、長く続かず1週間もすると冷めてしまいます。
そうした人たちの多くは、熱が高まると、何一つ準備していない状態で行動します。そして、さまざまな人を勧誘する中で、学習不足であるため、どう対処してよいのかがわからないような場面が必ず出てきます。その結果、即座に自己否定に陥って、やる気が低下してしまいます。
全ての人が当てはまるわけではありませんが、下向きのやる気によって行動した多くの人は、このように壁にぶつかることで、すぐに熱が冷めることになります。
上向きのやる気
上向きのやる気とは、「一定で変わらないやる気」のことを指します。
ネットワークビジネスでは、このような上向きのやる気が起こることで、あなたやメンバーのモチベーションが維持されます。そのため、こうした上向きのやる気について理解しておく必要があります。
例えば、あなたがAさんを誘ってグループに入れた場合、あなたはメンバーが増えたことでやる気が高くなります。そして、Aさんが知人のBさんを紹介してメンバーに加わると、Aさんのモチベーションが上がることはもちろんですが、あなたへも活気が与えられることになります。
そして、AさんがBさんだけではなく、CさんDさんというように、他の人を紹介するごとに、あなたのやる気は高まります。
このように、ネットワークのメンバーからアップラインであるあなたに与えられるやる気のことを「上向きのやる気」といいます。また、こうした上向きのやる気は、ネットワークが深くなればなるだけ、あなたやメンバーのモチベーションをより高めることにつながります。
メンバーのやる気を高める方法
グループ内での活動を活発にするための有効な方法として、「競争心を刺激する」という方法があります。具体的には、ゲーム形式で成績を競わせることで、メンバー同士が刺激し合うようになり、チーム内の活動が活発になります。
このように、チームメンバーの活動を促すためには、競争心を刺激することが有効になります。
そこで次に、「チームメンバーの競争心を刺激する効果」について解説します。
人には競争心がある
誰であっても人には、「他人より優位にありたい」という欲求があります。中には、「他人と比較することなんてない」と考えている人もいると思います。しかし、ほとんどの人は無意識のうちに、他人と自分を比べています。
例えば、あなたが「フルマラソンを走りきりたい」という目標を立てたとします。そうした場合に、マラソン大会に出て他の人と走ることと、1人で42.195キロを走るのであれば、どちらがフルマラソンを完走できる可能性が高いでしょうか。
この場合、当然ながらマラソン大会に出て他人と走った方が完走できる可能性が高いです。
他にも、大学を受験するときには、1人で家にこもって黙々と勉強するよりも、予備校などで同じ受験生と一緒に勉強したほうが、希望の大学に受かる可能性が高くなります。
こうしたことは、人は、「他人と比較して、他人より優位にありたい」という欲求があるために起こる現象です。つまり、ライバルがいることで競争心が刺激されて負けん気が起き、1人で行動するときより努力するようになるということです。
このように人は、自分と比較する人がいると、自然と「その人には負けたくない」という競争心が沸くことを知っておいてください。
競争心を使って組織を動かす
人は、ライバルがいると競争心が刺激されて、相手に対して対抗意識を持つようになります。そのため、何か成し遂げたいことがあるときには、ライバルとなる人を見つけることで、より目標が達成しやすくなります。
こうした競争心は、組織を動かす際にも応用できます。
例えば、あなたが塾の講師をしていたとします。当然ながら、あなたは塾生みんなの成績を上げたいと考えています。ただ、あるクラスは他のクラスと比較して成績に伸び悩んでいます。
そうした際に、テストがあるごとにクラスの平均点を貼り出して塾生みんなが確認できるようにします。そうすると、成績が伸び悩んでいるクラスの塾生は、他のクラスと自分たちの成績の違いを見ることになります。
そして、自分たちのクラスが他のクラスより成績が劣っていることに気づくと、他のクラスに対して対抗意識を持つようになります。その結果、成績に伸び悩んでいるクラスの塾生は努力をするようになり、自然と成績が上がってきます。
またそうなると、他のクラスの塾生も、成績が悪かったクラスの頑張りや成績の伸びをみて競争心が高まります。つまり、比較する相手を作ることで、お互いが競争心を持ち、双方の成績を継続的に上げることができます。
このように、組織を動かす上でも、競争心を使うことは非常に有効な手段になります。
メンバーのやる気を維持する方法
ダウンラインであるメンバーの人たち全てが、高いモチベーションで継続してビジネスを行うとは限りません。「報酬につながるまでに諦めてしまった」という人や、「最初は頑張っていたけど途中からやる気がなくなって売上が減少してくる」ということは少なくありません。
またダウンラインだけでなく、あなた自身のモチベーションが下がってしまうこともあります。
そのような事態を防ぐためにも、まずはあなた自身とダウンラインのモチベーションを高く維持する方法を知っておく必要があります。
そこで以下に、ダウンライン(チーム生)のやる気を維持する方法について記します。
あなた自身のやる気を高める
ダウンラインのモチベーションが下がっている場合、まずはあなた自身のやる気が低下していないかどうかを確認してください。チームのリーダーとなるあなたの気持ちが高く維持されていないと、チーム全体のモチベーションが高まらないのは当然です。
そして、あなたのモチベーションが低下している場合は、その原因の多くは「ビジネスが的確に進められていない」ということにあります。
あなたがネットワークビジネスを始める際、あなた自身の目標収入とゴールを決めたはずです。モチベーションが低下しているときは、おそらくビジネスが上手くいかずに、立てた目標に自信がなくなってきているときだと思います。
ネットワークビジネスでは、正しい方法で取り組めば必ず結果は見えてきます。ただある程度の時間は必要であり、継続して行うことが大切です。
そのため、あなた自身のモチベーションが低下したときは、もう一度ネットワークビジネスを始めたときに決めた目標収入とゴールを思い出してください。そうして、目標収入やゴールに向かって進むことが、やる気を向上させることにつながります。
そしてビジネスが上手く進んで目標の一部でも達成すると、あなたのモチベーションはさらに高まるため、行動もついてくるようになります。
このように、ダウンラインのやる気が下がっているときは、あなた自身のモチベーションが低下している可能性があります。そのような場合には、もう一度初心に返り、あなたが立てた目標収入とゴールを見直すようにしてください。
ダウンラインのやる気を高め、維持する方法
あなたのモチベーションが高い状態でも、ダウンラインのやる気が低下してしまっていることはあります。そしてそのような状況では、あなたのビジネスも的確に進まないため、あなたの気持ちも下げることにつながります。
そのような悪循環を防ぐためにも、あなたがダウンラインのモチベーションを高め、教育することはとても重要です。
ダウンラインのやる気を高め、維持する方法には、主に以下の3つがあります。
・適切なトレーニング教材と情報を提供する
・セミナー、成功している先輩のミーティングに一緒に参加する
・あなた自身がミーティングやセミナーを開催する
ダウンラインのモチベーションを高め、維持するためには、成功へのイメージ付けが最も大切です。そのためには、成功者の話を聞いたり、ミーティングに参加して先輩に相談したりすることが効果的です。
そして何よりも、あなた自身がダウンラインと定期的にコミュニケーションを取ることが重要です。電話でも一緒にセミナーに参加することでもかまいません。とにかく、あなた自身がダウンラインと話をする機会を多く作るようにしてください。そして、あなたがチーム生の成功を心から願っていることを伝えるようにしましょう。
それだけで、チーム生のモチベーションを維持することができるようになります。
今回述べたように、ネットワークビジネスで成功するためには、メンバーのやる気を高めて維持し続けることが欠かせません。そして、メンバーの行動力につながるやる気には、「下向きのやる気」と「上向きのやる気」の2つがあります。
こうしたやる気の違いを知っておくことで、チーム生のやる気の高め方や維持する方法につなげることができるようになります。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。
所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。
そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。