アメリカでは1960年代後半、生活習慣病の増大により国民の医療費が膨れあがっている時期でした。その当時は、心臓病の死亡率は1位であり、2位がガンでした。
この頃のアメリカでは、医療に関するさまざまな出来事が起こりました。そして、アメリカではサプリメントが重要視され、ネットワークビジネスによって広く流通するようになりました。
そこで、アメリカでサプリメントが広がった背景と、サプリメントの必要性について解説します。
もくじ
サプリメントが広がった背景
アメリカでは、サプリメントの摂取が一般的に行われています。ただ、昔からサプリメントが流行っていたわけではありません。サプリメントが広がったのには、いくつかのきっかけがありました。
アポロ計画と同じ予算
1960年代後半、心臓病やガン(生活習慣病)の増大から、莫大な医療費が必要でした。そのことを受けたアメリカは、アポロ計画に投じていた巨額の予算を、医療費削減のために使いました。当時、米ソは冷戦下であり、宇宙開発競争が起こっていました。
しかしアポロ計画の費用は、主に「ガンの死亡率半減」を目指した事業に投入することになりました。そのうちの多くは、「治療技術の改善」に投入されました。しかし、ガンの患者は減るどころか、年々増え続ける結果となってしまいました。
そこで、治療ではなく予防を重視した対策へ方向転換が図られます。
食事で病気を予防するようになった背景
アメリカでは、当時副大統領候補でもあったマクガバン上院議員を委員長とする栄養問題特別委員会が設置されました。そして、1977年に「マクガバン・レポート」というレポートが発表されました。
このレポートでは、「諸々の慢性病は肉食中心の誤った食生活がもたらした食原病であり、薬では治らない」とされました。そして、「大量の脂肪、砂糖、食塩が心臓病、ガン、脳卒中など命を奪う病気に直結していていること」「病気が、食事や栄養の摂り方の歪みによって起きること」が、公の場で明らかにされました。
これ以降、アメリカでは食事を通じて病気を予防する研究や取り組みが盛んになっていきます。
しかし、ここで問題が発生します。それは、「そもそも食事から摂れる栄養素が落ちている」ということです。
その例として、身体を作るのに欠かせないビタミンやミネラルを多く含む野菜が挙げられます。
具体的な例を挙げると、トマトの栄養を1950年時と2010年で比べると、ビタミンCは60年前の1/2であり、鉄分に至っては実に1/25というデータがあります。
栄養価が落ちた理由
野菜の栄養価が下がった理由としては、次のようなものがあげられます。
畑の土壌が変化し、土地がやせた
安価で野菜の育成のしやすい「化学肥料」によって土壌が変化し、「栄養価の高い野菜を生みにくい」状態になっています。
栽培技術の発達で、旬以外の野菜が増えた
現在では、旬に関係なく野菜が作れるようになりました。これにより、そのときに必要な栄養素を作るための条件が不十分になるため、「従来の野菜よりも栄養素が落ちる」という結果になります。
流通や保存方法が発達して、食べるまでに時間がかかる
流通が発達したおかげで、全国で収穫される野菜を簡単に購入することができるようになりました。しかし、輸送には時間がかかるため、安定性の悪いビタミン・ミネラルが途中で失われる機会が増えてしまったのです。
野菜の栄養価が落ちた理由には、その他にも「品質改良や調理方法によって栄養素が落ちている」などがあげられます。
こういった背景があるために、「病気の予防には栄養素の摂取が必要」と分かっていても、食事だけでは補うことが難しいという現状があるのです。
その為に食事+栄養補助食品(サプリメント)を摂ることが今の疾病予防の主流になってきているのです。
ビタミンやミネラルが必要な理由
ビタミンやミネラルが健康にとって欠かせない栄養素であり、普段の食事からは摂取できなくなってきているため、サプリメントで摂ることが重要になります。
そこで、さらにビタミンとミネラルについて深く解説していきます。
ビタミンとミネラルの役割
人の体を構成する血液、骨、毛髪、臓器、皮膚の生成のために必要な原料として、ビタミンとミネラルがあります。私たちの体では、毎日2000万個の赤血球がつくられて、4カ月ごとにすべての血液が入れ替わります。その一方で、皮膚は30日から60日で入れ替わります。
またビタミンとミネラルは、食物をエネルギーに変える役割があります。そのため、「ビタミン、ミネラル」を毎日摂り入れなければ、カラダに不調が出ます。具体的に言うと、疲労、情緒不安定、筋肉低下などの症状が表れます。また、ビタミンとミネラルが長期的に不足すると、ガンや三大生活病を引き起こす可能性があります。
このように、ビタミンとミネラルは生きていく上で必要な栄養です。しかし現代人の多くは、ビタミンとミネラルをほとんど摂らない食生活を送っています。
経済の流れの中から生まれた
その理由として、現代人は昔の人に比べて脂肪分が多く、長期保存できる食事をするようになったからです。そのことにより、カロリーは高いものの、体に必要なビタミンとミネラルがほとんど含まれていない食事をしています。このような食事を、「エンプティーカロリー(栄養が空っぽのカロリー)」と呼びます。
その背景には、経済の合理化というものがあります。現代では農業の技術が進化し、大量に農産物が作れるようになりました。しかし、大量に作れることで、農産物の価格は下がっていきました。こうして、農作物の利益が下がっていくことで、農業は利益を生む分野に進出していきました。
その利益を生む分野とは、「長期保存が可能な食品」です。例えば冷凍食品、缶詰め、スナック菓子、ジャンクフードなどの加工食品や、マヨネーズやケチャップなどの調味料です。とくに、スナック菓子やジャンクフードの利益は大きくなり、これらの食品を扱う大企業が生まれました。
「長期保存が可能な食品」を作る際には、微生物の汚染から守るために加熱処理をします。このときの加熱は、ビタミンやミネラルのほとんどを壊します。
さらに、ライバル企業よりも味を良くするために脂肪を加えていきました。例えば昔、人間が猟で獲ってきた肉には体重の5パーセントしか脂肪が含まれていませんでした。それに対して商業目的の家畜は、体重の30パーセントが脂肪になります(ちなみに牛乳はコップ一杯約200gでベーコン5枚切れと同じ脂肪を含んでいます)。
例えば、カロリーの高いハンバーガーとポテトは、合計で1000キロカロリーほどになります。そのうちの50パーセントは脂肪分であり、ビタミンやミネラルはほとんど含まれません。
人間が1日必要なカロリーは、2000キロカロリーから2500キロカロリーです。しかし、このような「加熱された上に脂肪分の多い食事」を2000カロリーから2500カロリーを摂っても、ビタミンとミネラルはほとんど補えません。
そうはいっても、これらの「長期保存が可能な食品」を提供する加工食品の企業は、ビタミンとミネラルを減らして人々の健康を悪くしようとしたのではありません。味を良くするために脂肪を加えて、さらに加熱して長期保存ができるようにしただけなのです。
このように、経済の流れの中から便利さと引き換えに、食事から栄養を摂ることが難しくなりました。これは深刻な問題ではありますが、この課題は新しいビジネスの機会を生み出します。
ネットワークビジネスとサプリメント
多くの人は、こういった背景があることを知らないために、サプリメントの重要性に気付かない方も多いです。
またネットワークビシネスは、知的流通を起こすものでもあります。そして、正しい知識、必要な知識を流通させていくのが仕事になります。そのため、ネットワークビジネスが今後もっと広がっていけば、先ほどのような「大切だけど知られていないもの」について、たくさんの方が知るきっかけになっていくのです。
予防とネットワークビジネス
海外での、予防に貢献する仕事として、イギリスでは「ハーバーリスト」というものがあります。ハーバーリストは「病気を治す」「症状を押さえ込む」のではなく、「本来人間が持つ自己治癒力の向上と心身共の病状に影響している要因を見つけ、その改善を目指し病にかかりにくい身体作りをお手伝いする」治療をしていきます。
西洋医学の医者に対して、東洋医学の医者がハーバーリストになります。
ハーバーリストという社会的地位の高い職業
ハーバーリストは、薬草の知識と伝統医学を学び、規定の近代医学トレーニングを受け「診断・治療・処方」に必要となる知識を習得します。そして、得た知識を基に、個々の症状・体質に合わせた薬草(ハーブ)を処方し病気や体調不良に悩まれる方々の回復のお手伝いをしてくれます。
医者と同じく、6年間の大学での授業があり、国家試験に合格して、ハーバーリストになります。またハーバーリストは、予防に貢献するため、イギリスではとても社会的地位の高い職業の一つです。
予防が大切とされる理由には、高齢化、医療費増大問題などの社会的背景があります。例えば、もし国民すべてが、「正しい予防」を心がけた場合、医療費は10分の1になるという試算があるため、予防は重要です。
このようなことから、予防は今まで以上に求められていく時代でもあります。そんな中、新しい予防の製品を出していくという、ネットワークマーケティングの役割があります。
新しいサプリメントを提案
ネットワークマーケティングの会社は、予防のサプリメントを通じて、社会に役立ってきた歴史があります。
例えば、世の中に先駆けて、人気のあるサプリメントが、ネットワークマーケティングの会社を通じて販売されてきました。
古くは、1934年に世界ではじめて、栄養補助のためのマルチ・ビタミン・ミネラルのサプリメントが製造・販売されました。その会社名は「カリフォルニア・ビタミンズ」いう名前で、現在の「アムウェイ」です。
また1990年代に、エキナセア(風邪予防)、ピクノジェノール(抗酸化作用)などは、人気となったサプリメントです。これらは、世の中で店頭販売される以前から、ネットワークマーケティングの口コミを通じて販売されていました。
こうした影響もありネットワークマーケティングは、アメリカにおいて1995年から2000年の5年間で、50%の成長をしました。
このようにネットワークマーケティングの会社は、予防の新しい製品を提案しています。2010年以降の日本では水素のサプリメント、遺伝子のテクノロジーを使った製品などがこれにあたります。
バズマーケティングが知的流通に向いている
新しい製品を広げられる理由として、ネットワークマーケティングは、「バズマーケティング(口コミ)」により伝えていくというのがあります。
通常の10秒ほどのCMと違い、「バズマーケティング(口コミ)」は、時間をかけて繰り返し説明することが可能です。そのため世の中にまだ知られていない製品を、広めるのに適しているのです。つまり知的流通に適した流通形態なのです。
まとめますと、イギリスでは、薬草の知識と伝統医学を学び、予防に貢献する「ハーバリスト」という職業があります。
予防が求められる中、世の中に先駆けてネットワークマーケティングの会社は、さまざまな予防の製品を、世の中に送り込んでいます。ネットワークマーケティングは、世の中に必要な、まだ知られていない製品を広めるのに適した流通形態なのです。
今回述べたように、「マクガバン・レポートでビタミンやミネラルの重要性が報告されたにも関わらず、通常の食事からは十分なビタミンとミネラルが摂れない」という理由から、アメリカではサプリメントを摂取することの重要性が認識されるようになりました。
ただ、中にはこうしたことを知らないために、サプリメントの重要性に気づいていない人もいます。
ネットワークビジネスは、そうした人たちにもサプリメントの大切さを知ってもらえるように、正しく必要な知識を広げていくビジネスになります。つまり、人々の病気の予防に関わることができるビジネスだといえます。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。
所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。
そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。