ネットワークビジネスに必要な心構えと起こりえるリスク

mamoru

ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)は、誰でも参加できるビジネスです。店舗もなく、注文や在庫、配達、集金、入金などの雑務は、主宰会社と呼ばれるネットワークビジネスを運営している会社が行ってくれます。

そのため、消費者でもありビジネスメンバーでもあるあなたは、愛用している商品の良さを広めることに集中できます。そしてそのような活動の結果、製品が売れたりメンバーが増えたりすると、仲介者であるあなたに報酬が入ります。つまり、あなたは商品を愛用しながらその良さを周りに伝えていくだけでビジネスが行えます。

このような理由から、ネットワークビジネスは老若男女に限らず誰でも参加できるビジネスだといえます。しかし、ネットワークビジネスはこのように自由性が高いビジネスですが、そのことゆえに参加する上で心がけるべきことがあります。

また、ネットワークビジネスで起こりえるリスクもあります。そして、そのことを意識しているかどうかで、ネットワークビジネスが成功するかどうかが決まります。

そこで今回は、ネットワークビジネスを行う際に必要な心構えと起こりえるリスクについて述べます。

ネットワークビジネスで必要な心構え

ネットワークビジネスを行っていく上では、持っておくべき心構えがあります。以下に、ネットワークビジネスで必要な心構えについて記します。

スポンサーとディストリビューター

ネットワークビジネス(MLM:マルチレベルマーケティング)に参加する際、まず始めにビジネスを運営している主宰会社に登録をします。

このときは、基本的には主宰会社に直接連絡するではなく、「スポンサー」と呼ばれる仲介者を介して登録します。スポンサーとは、ネットワークビジネスで扱っている商品の良さを広げているメンバーであり、登録後はあなたと同じグループの仲間になります。

そして主宰会社に登録すると、あなたは「ディストリビューター」と呼ばれる独立自営業者になります。ディストリビューターとは、物品流通の中間にいる人や会社を指します。「販売代理店」や「卸売業者」といったものが代表的な例です。

つまり、ディストリビューターとは他で開発した製品を「売る」役割を持っている販売仲介業者です。ネットワークビジネスでは、主宰会社が作った製品の良さを広める人をディストリビューターといいます。

そしてディストリビューターであるあなたが、他の人に商品を紹介すると、今度はスポンサーという立場になります。

このようにネットワークビジネスは、ディストリビューターとして登録することから始まります。そしてその後、スポンサーとしての役割を果たすことで報酬が入ることになります。

ディストリビューターとしての心構え

ディストリビューターになると、あなたは会社に雇われているわけではなく、個人的な責任でビジネスを行うことになります。そのため、もし法律などに違反してしまうと、主宰会社ではなくあなた個人が罰せられることになります。

ネットワークビジネスは、個人の裁量で行うことができる自由さがあるゆえに、個々人での責任は重くなります。まずはそのことを理解しておく必要があります。

そのため、ディストリビューターになった後は個人レベルで主宰会社が定める規約や法律、モラルなどを守っていく必要があります。

主宰会社との関係は、あくまで会社に「登録」するだけであって「雇用関係」ではありません。また所属も商品を紹介してくれたスポンサーが属しているグループであり、主宰会社ではありません。そしてそのグループを介して商品の説明や会社の規約、法律、モラル、マナーなどを学びます。

ディストリビューターとして独立自営業者になったあなたには、このような知識を学ぶ義務と責任があります。

あなたは雇用者ではなく、会社を代表している立場ということをしっかり認識しておく必要があります。あなたが法律を犯したり、マナーを守らなかったりするとあなた個人が責任を問われることはもちろんのこと、会社の評判を下げることにもなります。

このようにディストリビューターになった場合は、主宰会社や所属しているグループの顔だということを意識して行動することが大切です。

ネットワークビジネスを始めることで起こりえるリスク

ネットワークビジネスは老若男女に関係なく始めることができるものですが、リスクが全くないわけではありません。いくら参入障壁が低いといっても、いくつか注意しなければいけないことはあります。

そのため、ネットワークビジネスを始める際は、「参加することで起こる可能性があるリスク」について理解しておくことが大切です。

そこで以下に、ネットワークビジネスを始めることで生じるリスクについて解説します。

会社選びに失敗するリスク

ネットワークビジネスを始める際は、必ずビジネスを運営している主宰会社に登録しなければいけません。そして会社と契約を結んだ後に、その組織が販売している商品やビジネスの良さを周囲の人に伝えていくことになります。その結果、製品が売れたりメンバーが増えたりすると報酬が発生します。

つまり、登録する主宰会社はあなたの「ビジネスパートナー」だといえます。そのため、ネットワークビジネスを行う上では、会社選びはとても大切になります。

最初にネットワークビジネスへ参加するときには、知人からの勧誘で始める人が多いです。もちろん、そのような知り合いから誘われる場合は、会社の良い点しか話しません。また、インターネットに載っている口コミもあてになりません。

多くの人は、そのような知人やインターネットの情報を元に主宰会社を選択します。ただ、そのような人は登録後に後悔することになる可能性が高いです。

会社選びに間違うと、商品の質やビジネスシステムが悪いために、製品が売れなかったりメンバーを増やすことができなかったりします。その結果、あなたはネットワークビジネスで失敗することになります。

そのため、ネットワークビジネスを始める際には、登録する会社選びには十分注意するようにしてください。

ビジネスが上手くいかないリスク

先ほど述べたように、ネットワークビジネスでは登録する会社選びがとても重要になります。しかし、たとえ良い主宰会社を選択したとしても、必ずビジネスで成功できるわけではありません。

ネットワークビジネスは誰でも参加できますし、学歴やビジネス経験に関係なく成功できる可能性があります。ただそうはいっても、ネットワークビジネスを行っている人全てが上手くいっているわけではありません。

どのようなビジネスでもそうですが、扱っている商品やビジネスシステムが優れていても、ビジネスのやり方を間違うと失敗する可能性はあります

例えばネットワークビジネスでは、口コミで製品の良さを伝えることで愛用者を増やしていきます。このとき、説明が不十分だったり、勧誘方法が強引であったりすると、商品を買ってもらうことができません。

つまり、どれだけ良い会社に登録したとしても、「あなたがやり方を間違うとビジネスに失敗する可能性が高い」というリスクがあります。

これはネットワークビジネスに限ったことではありませんが、特にネットワークビジネスでは起こりやすいことです。このようなリスクを避けるためにも、正しいやり方を学んで、諦めずに取り組むことが大切です。

ネットワークビジネスを行う上では、以上のようなリスクがあることを理解しておく必要があります。ビジネスを始める前に起こりえるリスクを把握した上で対策を立てて、可能な限り事前にリスクを低くすることが重要です。

また、何事にもいえることですが、「何もしない」ということもリスクの一つになります。ネットワークビジネスを始める際にも、「登録だけして全く動かない」ということもリスクだということを頭に入れておいてください。

親しい人に割引してはいけない理由

ネットワークビジネスを行なっている人の多くが持つ悩みに「家族などの親しい人にも定価で販売しなければいけないのか?」ということがあります。

確かに、「良い商品を安く親しい人に紹介したい」と思う気持ちは誰にでも起こるものです。しかし、ネットワークビジネスをビジネスとして行う場合、いくら親しい関係にある人であっても安易な割引は避けるべきです。

そこで以下に、「ネットワークビジネスで親しい知人に割引をしてはいけない理由」について解説します。

ネットワークビジネスはボランティアではない

もし、あなたがネットワークビジネスをボランティアとして行うのであれば、親しい人に割引価格で商品を販売することは問題ありません。そのような場合は、もう一度あなたがネットワークビジネスを始めたときのことを思い出すようにしてください。

あなたには、「仕事に追われずに家族との時間を取れるようになりたい」「お金や時間を気にせずに世界のいろいろなところに旅行に行けるようになりたい」というような目的があってネットワークビジネスに参加したはずです。そしてそのためには、ネットワークビジネスを「仕事」として捉えて収入を得なければいけません。

また、そのようにボランティア精神で行っていると、収益どころから損失となる可能性があります

商品を販売するためには、あなたが製品を注文して受け取りに行き、さらに相手のところへ渡しに行く必要があります。注文には電話代やFAX代がかかりますし、全ての行動であなたの時間がロスされることになります。

このような損失は、1回ではそこまで大きなものには感じないかもしれません。しかし、このことが積み重なると、あなたには大きな負担となります。

さらに、あなたが割引価格で商品を販売した親しい知人が、「ネットワークビジネスを行いたい」と思い、実際に始めたとします。そうなると、その知人もあなたと同じように割引して製品を売るようになります。つまり、あなたの間違った行動が模倣されて広がっていきます

そのため、あなたはいくら親しい知人であっても割引価格で商品を販売すべきではありません。

商品の市場価値が低下する

ビジネスでは、商品が定価で販売されて流通することで、その製品の市場価値が生まれます。そしてその結果、ビジネスとしての仕組みが成立します。

例えば、あなたが商品を割引価格で親しい知人に販売したとします。そして、その友人もネットワークビジネスに参加して同じことを行ってしまうと、商品の市場価値は低下してしまいビジネスとして成り立たなくなってしまいます

その結果、商品の流通が止まり、あなたが愛用していた製品を多くの人が利用できなくなります。

このように、ネットワークビジネスに参加していない人に対して割引価格で商品を販売することは、製品の市場価値を下げ、そのビジネス自体の存続を妨げることにつながります。

以上のような理由からも、あなたは卸値で商品を販売すべきではないといえます。

今回述べたように、ネットワークビジネスは、ビジネス内容は個人の裁量に任されているため自由に誰でも行えるものです。しかしそれゆえに、個人的な責任が重くなるということを理解しておいてください。

ネットワークビジネスを行う場合は、まずはあなたが主宰会社の代表であるということを意識することが大切です。そして、法律や会社の規約、社会人としてのモラルなどをしっかり学んだ上で、ビジネスを行うようにしてください。

また、ネットワークビジネスを始めることで起こりえるリスクについても理解しておくことが大切です。

さらに、ネットワークビジネスを行う場合は、いくら親しい知人で会っても卸値で商品を販売すべきではありません。あなたがそのような行為を行うと、その製品を販売しているネットワーク全てに影響が及びます。

そのため、「卸値で販売して」と頼まれた場合は、その人にも主宰会社に登録してネットワークビジネスに参加することを促すようにしてください。

なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか

自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。

アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。

所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。

そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。