ネットワークビジネス（MLM：マルチレベルマーケティング）は、自分のチームを作っていくことで大きな成果が出せるようになります。そのため、チーム生の教育は非常に重要です。
ただ、チーム生の教育で失敗する人は少なくありません。そうならないためにも、チーム生の教育で失敗する理由となりやすい原因を理解しておくことは大切です。
そこで今回は、「ネットワークビジネスの教育で失敗する3つの理由」について解説します。
もくじ
トップセールスマンであった
ネットワークビジネスは「口コミによって商品を世の中に広げていく」という方法によってビジネスを展開していきます。
そのため、ネットワークビジネスを始める人の中には「ネットワークビジネスで成功するためには、営業の知識や経験が必要になるのか？」「チーム生には、商品の売り方だけ教えればいいのか？」と思う人もいます。
もし、このように「営業の知識が必要で、チーム生に売り方だけを教えていけば良い」のであれば、トップセールスマンとして活躍してきた人たちは、ネットワークビジネスで間違いなく成功します。しかし実際には、トップセールスマンの考え方でネットワークビジネスを行うと失敗することになります。
そこで以下に、「ネットワークビジネスでトップセールスマンが失敗する理由」について解説します。
ネットワークビジネスで大切なこと
ネットワークビジネスでは、主催会社が販売する商品を売ったり、ビジネスの仕方を教えてネットワークビジネスへの登録を勧誘したりすることで、そのことに対する対価として報酬が支払われます。そして、後者のようにネットワークビジネスへの参加を促すことを「スポンサーする」といいます。
ネットワークビジネスで成功するためには、あなたがスポンサーをして形成されるグループを大きくしていく必要があります。そのため、「あなたがスポンサーした人が、また別の人をスポンサーする」という流れをどんどん作っていくことが大切になります。
そうなると、あなたがスポンサーする人は、商品の販売に長けた「トップセールスマン」であった方が、ビジネスが成功しそうな気がします。
さらにトップセールスマンであれば、今まで培ってきた商品を販売する能力を生かして、グループの売上を上げてくれるように思えます。
確かに、トップセールスマンは多くの商品を売ってくれるかもしれません。しかし、ネットワークビジネスで大切なことは商品を売ることではありません。ネットワークビジネスで成功するために重要なことは、「売る」のではなく「教える」ことになります。
トップセールスマンが失敗する理由
ネットワークビジネスを行って得られる報酬には、「商品販売によって得られる報酬」と「グループが出した成果に対するボーナス」の2つがあります。そして、ネットワークビジネスで成功している人は、商品販売ではなくボーナスから収入の9割を得ています。
つまり、ネットワークビジネスで成功するためには、グループを大きくすることがとても重要になるといえます。トップセールスマンが失敗する理由はここにあります。
トップセールスマンは、商品を販売したり、製品の売り方を教えたりすることはできます。しかし、それではグループは大きく成長しません。ネットワークビジネスでグループを大きくするために必要なことは、商品の売り方ではなく「スポンサーの仕方とその教え方」を伝えることです。
商品の販売方法を教えた場合、スポンサーした人は多くの商品を売ってくれるようになるかもしれません。しかし、そこからグループの輪が大きく広がることはありません。
一方で、あなたがスポンサーをした人に対して「他の人をスポンサーする方法」、さらに「スポンサーの仕方を教える方法」を伝えていくとします。そうなると、すぐにはグループ内での商品の販売は起こらないかもしれませんが、グループの輪はどんどん広がっていきます。
その結果、最終的にはグループが大きな成果を上げることで、多くのボーナス報酬を得ることができるようになります。
このように、ネットワークビジネスで成功するためには、商品の売り方ではなく、「スポンサーの仕方とその教え方」を伝えることが大切です。トップセールスマンの人は、自身の経験から製品の販売方法を教えようとするため、ネットワークビジネスで失敗する可能性が高いといえます。
スポンサーに問題が生じた
ネットワークビジネスでは、あなたにビジネスを紹介した人のことを「スポンサー」といいます。それに対して、ビジネスを紹介されたあなたは「ディストリビューター」と呼ばれます。
ネットワークビジネスを行っていく上で、ディストリビューターはスポンサーから指導やアドバイスを受けることで、ビジネスを展開していきます。そのため、スポンサーとディストリビューターの関係性はとても大切だといえます。
もし、あなたがスポンサーと良い関係を築けていなかったら、あなたが困った際に相談する人がいなくなります。また、あなたのスポンサーがネットワークビジネスを辞めてしまった場合も、同じようにあなたが頼れる人がいなくなります。このような事態になると、ネットワークビジネスで失敗することになりかねません。
そこで以下に、「ネットワークビジネスでスポンサーに問題が生じるケース」とその対処法について解説します。
スポンサーがネットワークビジネスを辞めた
あなたをネットワークビジネスに紹介してくれた人は、あなたのスポンサーでありビジネスの先輩である「アップライン」になります。そのため、始めにビジネスを教えてくれるのも、困ったときに真っ先に頼りにするのもスポンサーなどのアップラインになります。
しかし、いくらスポンサーといっても、事情によってはネットワークビジネスを辞めてしまう場合もあります。
そうなると、あなたは直接のアップラインとなるスポンサーを失うことになります。そして、あなたが今まで頼っていた人が急にいなくなるため、困ったときに相談する人がいなくなります。
そのような場合は、あなたのスポンサーよりさらに上の人にサポートを求めれば問題ありません。ネットワークビジネスでは、直接関係のある人以外であっても困った人を助けてくれることがほとんどです。
ただ、このようなときのためにも、普段からセミナーやミーティングに参加して、多くの段階の人たちと面識を持つようにしておくことが大切です。そして、いつでも電話できるような関係を作っておくべきです。そうすれば、困ったときにも気軽にアップラインの人にも相談することができます。
そして重要なことは、「将来的にあなたが中心となって作ったグループにおいて、下のレベルの人にも同じような自体が起こる可能性がある」ということです。
その際には、その人に対してあなたの方からできるだけ早く声をかけてあげることが大切です。そうすることで、あなたと相手の信頼関係はさらに高まります。
このようにネットワークビジネスでは、直接関係する人がビジネスを辞めてしまっても、他の人たちがサポートしてくれるため心配する必要はありません。これもネットワークビジネスの特徴といえます。
スポンサーがサポートしてくれない
ネットワークビジネスでは、主にスポンサーがあなたのビジネスをサポートしてくれます。ただ場合によっては、スポンサーが協力してくれないようなこともあります。
その際には、「スポンサーを変える」という選択枝もあります。しかし、このような行動は最終手段にすべきです。
スポンサーの変更には、かなりの手間がかかります。企業によって規定は異なりますが、多くの会社は「現在の登録を抹消して、その後数ヶ月間の空白期間を経た後に再登録をする」という手順を踏む必要があります。
そうなると、その数ヶ月間の空白期間に、今まであなたが築いてきたネットワークが崩れてしまう可能性があります。
そのため、「スポンサーを変える」という選択枝よりも、「スポンサーよりも上のアップラインにサポートを求める」ということを行う方が良いでしょう。そうすることで、あなたが今まで築いてきたダウンラインを失うことはありません。
どうしても、「スポンサーも含めて今までのアップラインの下ではビジネスを行いたくない」という場合には、登録を抹消することも1つの手段です。
ただ、ネットワークビジネスにおいてスポンサーの変更を行うということは、非常に重大なことです。もし、アップラインを変える場合には、ダウンラインを失うリスクを理解した上で行動するようにしてください。
誤ったセールストレーニングを受けている
ネットワークビジネスでは、多くの会社でメンバーになった後に「セールストレーニング」を受けることになります。
ネットワークビジネスを行う人の中には、「ネットワークビジネスはセールスではない」という人もいます。しかし、会社として運営していく上で、「商品の販売」や製品の良さを伝えてメンバーを増やしていくような「勧誘行動」は欠かせません。これは、ネットワークビジネス会社でも同様です。
また、実際にメンバーになった後にセールストレーニングを受けることになるのですが、全てのネットワークビジネス会社が適切なセールストレーニングを行っているわけではありません。
そして、そうした誤った指導によって、多くの人がネットワークビジネスで失敗します。その結果、ネットワークビジネスに対するネガティブなイメージが広がることになります。
そのため、「どのようなセールストレーニングが行われており、何が間違っているのか？」ということを理解しておくことは大切です。
そこで以下に、「ネットワークビジネスの誤ったセールストレーニング」について解説します。
セールストレーニングの実際
ネットワークビジネス会社の多くでは、メンバーとなった後にセールストレーニングが実施されます。
そして、セールストレーニングで最初に行わなければいけないことは、「コンタクトリスト」と呼ばれる見込み客の名簿を作成することです。具体的には、親兄弟や親戚、知人など、名前と電話番号、住所をリストアップします。
こうして作られたリストは、親兄弟や親戚、知人といったような身近な人たちである「ウォームマーケット」と、面識や交流のない人たちである「コールドマーケット」の2つに分けられます。そして、多くの場合は、最初にウォームマーケットにアプローチすることを指導されます。
初めにウォームマーケットへのアプローチを促される理由は、義理で商品を買ってもらったり、メンバーになってもらったりできる可能性が高いからです。
あなたがセールスの経験や知識、技術を持っている人であれば、コールドマーケットの人に対して商品を販売できるかもしれません。しかし、ネットワークビジネスに参加する人の多くは、セールスに関して素人です。
そのため、ほとんどの場合はコールドマーケットの人に対してセールスを行っても上手くいきません。
中には、ネットワークビジネスを行っていることを親族や友人に知られたくないために、「コールドマーケットへのセールスの方が簡単なのでは？」と考える人もいます。しかし実際には、コールドマーケットへのセールスは想像している以上に難しいです。
こうした理由から、ネットワークビジネスでは、最初にウォームマーケットへのセールスを行うことを勧められます。そして、ウォームマーケットで成果が上がらなかった場合に、コールドマーケットへのセールスに移るように指導されます。
誤ったセールストレーニング
ネットワークビジネスでは、メンバーになった後に商品を販売したり、勧誘活動をしたりするためのセールストレーニングが行われます。そして、セールストレーニングでは、最初に見込み客リストを作って、ウォームマーケットへのセールスを行うことが指導されます。
ここまでは、多くのネットワークビジネス会社で共通して行われていることです。ただネットワークビジネス会社によっては、その後のセールストレーニングにおいて誤った指導が行われているところもあります。
それは、「とにかくネットワークビジネスに参加する可能性のある人（コンタクトリストの人）全てに対して、いきなりセールスを行わせる」ということです。
ネットワークビジネスを行う上で、セールスが重要なことは間違いありません。しかし、ネットワークビジネスは「マルチレベルマーケティング」といわれるように、マーケティングのビジネスです。
正しいマーケティングを行わずにセールスを行うことは、ただの「強引な勧誘」です。こうした誤ったセールストレーニングが模倣されて広がっていくことで、多くのヒトがネットワークビジネスに対してネガティブなイメージを持つようになります。
こうした話をすると、「ほとんどの会社では、コンタクトリストを作るというマーケティングを行っているのでは？」と思う人もいると思います。しかし、実際にセールストレーニングで作る見込み客リスト（コンタクトリスト）は、あなたが「勝手に見込み客と思い込んでいるリスト」でしかありません。
ネットワークビジネス初心者でセールスの知識がない人たちは、思い込みリストに対して強引な勧誘を行います。その結果、商品の販売やメンバーへの参加を断られ続けます。
このようにネットワークビジネスでは、誤ったマーケティングを指導されるために、多くの人が失敗することになります。
今回述べたように、ネットワークビジネスでは、商品の販売数を増やすことではなく、大きなグループを形成することに力を入れた方が成功します。そのため、製品の販売方法よりも「スポンサーの仕方とその教え方」をチーム生に指導することが、ネットワークビジネスで成功する近道だといえます。
また、スポンサーに問題が生じたり、誤ったセールストレーニングを受けてたりしていることも、チーム生の教育を妨げる大きな要因となります。
もしネットワークビジネスが上手くいっていない場合には、これら3つの原因について考えるようにしましょう。
なぜ、アカデミーチームで成功者が続出するのか
自分の金儲けのために人を勧誘したり、商品を売ったりするのがネットワークビジネスではありません。自信をもって紹介できる製品を口コミによって広げ、困っている人を高品質の商品によって助けるのが本来のネットワークビジネスです。
アカデミーチームでは、こうしたビジネスでの原則はもちろんのこと、成功までの手順やチーム生の募集を含めてすべてのサポートを行っています。その結果、成功者が続出しています。
所属するチームが悪ければ、どれだけ頑張っても成功することはありません。あなたがネットワークビジネスで成果がでないのは、言葉は悪いですが教わっている人が悪いといえます。
そこでアカデミーチームでは、強引な勧誘はせず、社会貢献までを考えられる人だけチーム生として募集しています。感謝されるビジネスだけを行いたい人だけ、以下から申込みを行うようにしてください。
